海外旅行に行くのにスマホのネット環境をどうするか。
今回はそれについて。
大きく分けて次の4つの方法になります。
①キャリアのパケット定額プランを利用する
②海外simカードを購入する
③公衆の無料WIFIで乗り切る
それでは順に説明をしていきますね。
■980円/24時間(docomo)■
我が家はdocomoを利用していますので、docomoの紹介をします。
他のキャリアも、ほぼ同じようなプランがあるはずです。
公式サイト
WIFIではなく、海外の通信業者に接続してデータ通信(インターネット、LINEなど)をします。
docomoのパケットパック海外オプションは、開始ボタンを押してから24時間の利用で980円。
国内で契約しているデータ量がそのまま使えます。
ただ、利用を開始すると時間をとめることはできないので、使っていなくても24時間後には自動的にストップしてしまいます。
<通話>
国際ローミングサービスで使えますが、料金は高いです。
アメリカで125円/1分。
着信でもお金がかかりますので、電話を受けるのも気をつけた方がいいですね。
特に仕事をするということでなければ、電話は使わないと決めた方が無難です。
<準備>→現地で国内と同じように使うだけ
・パケットパック海外オプションを申し込む
・データローミングはオンにする
・機内モードはオフにする
<注意点>
国内と同じように使えるために、メールや通話も受信します。
iphoneの場合、通話は出なければ着信料金はかかりませんが、Androidの場合は機種によっては通知メモをオフにしておかないと、着信を受けたことになってしまい、料金がかかります。
②海外simカードを購入する
格安スマホを使っている方、海外に何度も行っている方、長く滞在する方などにはこのsimカードの購入がいいですね。
①の場合と同じく、現地の通信業者に接続してデータ通信(インターネット、LINEなど)をします。
あらかじめ、simフリーのスマホを購入するか、スマホのsimロックを解除するかといった方法で、simフリーのスマホを用意する必要があります。
そのスマホに海外用のsimカードを購入してセットすることで現地の通信に接続してスマホが利用できるという仕組みです。
海外事業者のsimカードを自分で購入する方法と日本の格安通信事業者の海外用simカードのプランを購入する方法を紹介します。
■現地の海外事業者のsimカードを購入・・1000円前後~■
現地事業者のsimカードは日本でアマゾン等で購入して行くか、現地で購入するかになります。
金額は圧倒的に安いですし、容量も多く、通信も使えるなど多くのメリットがありますが、購入の際のやり取りや設定方法など初心者にはハードルが高いかもしれません。
無制限の通信です。
レビューを見ると、使えなかったという方もいますね。
通信方式(3Gや4Gなど)が自分のスマホとsimカードが合っていない、周波数が合ってない、APN(アクセスポイント名)の設定をしていないなどの場合が考えられると思います。
■格安sim会社のsimカードプランを購入・・3000円+3850円前後~■
格安simの会社からも海外用simカードが販売されています。
これを機会に格安simに乗り換えて、海外simを購入するというのもいいかもしれません。
おすすめは楽天モバイルです。
ただ、格安sim会社の海外simカードプランは、初期費用(3000円)の他にプラン料金がかかり、結構割高ですね。
アマゾンや現地で海外事業者のsimカードを購入する方が断然安いですが、日本国内で設定ができ、日本語でのサポートもあるので、初心者には安心です。
<通話>
自分で購入の場合、通話付のカードを購入すると無料です。
格安sim会社のプランの場合は、割高ですが通話付のプランがあります。
渡航先から日本へ電話するという場合はその中に含まれませんので、別に海外通信業者の設定料金(国際電話料金)がかかります。
<準備>
・simカードに関しては使えるものかどうか(通信方式、周波数など)をきちんと下調べしておく。
<注意点>
・現地事業者のsimカードを購入した場合、日本国内で使っている電話番号が使えず、現地の電話番号になります。
③公衆の無料WIFIを利用
海外では、空港やホテルやショッピングモールなど、公共の場所でフリーのWIFIが使えます。
スマホが勝手にキャッチしてくれ、それを選択するとその場所ではWIFIで通信(インターネット、LINEなど)ができます。
パスワードが必要な場合もあります。
普段家で使うWIFIは、パスワードを知る家族でしか使えませんが、こういうフリーWIFIは多くの人が使うためにセキュリティに問題があるのではないかという不安があります。
そして多くの人が使うからなのか電波が弱く、非常に使いづらいです。
海外はフリーWIFIが多いから大丈夫なんてよく聞きますが、私はかなり不自由でした。
率直な感想を言えば、あまり頼りにならないと思ったほうがいいですね。
<通話(電話)>
・フリーWIFIの届く場所で、LINEやスカイプで通話ができます。
<準備>→WIFIのみで過ごす環境にする
・データローミングをオフにする
これをオンのままにしておくと、無料アプリを利用したはずが、知らないうちに現地の回線が利用されてしまい、高額な料金を支払うことになるといったケースもあります。
これで一切の通信を遮断でき、WIFIのみをオンにすることで、WIFIを利用しての通信のみができる安全な状態になります。
※国際ローミングのオフ、機内モードのオンは設定画面から簡単に操作できますが、どうしてもわからない場合は空港のそれぞれのキャリアのブースでもやってもらえます。
<注意点>
海外ではフリーWIFI がかなり普及していますから、これのみで通信を済ませることも可能です。
ただ、とても弱い場合も多く、日本国内にいるような環境を望むのであれば、他の何らかの方法(③以外)を併用するというパターンをお勧めします。
■約1270円前後/1日から~
我が家はWDWとハワイの両方でこの方法を利用しました。
費用は若干高めですが、簡単に使えるのがいいですね。
利用したのはこちらのグローバルWIFI 。
1回目に会員登録をしてメールマガジンを受け取っていると、メルマガ会員価格でレンタルできます。
これがめちゃくちゃ安く、半額以下になります。
ちなみに今回、アメリカ4G LTE大容量を1日184円で借りることができました。
モバイルバッテリー付のライトプラン(500円×11日)を加えて、11日間で合計7670円!
3人がほぼ同じ行動をするということで、1台でシェアしました。
クルーズの洋上においてはWIFIが使えないこと、寄港地はアメリカではなかったことを考えずに11日間レンタルをしてしまい、ちょっぴり失敗でした。
動画なども見たこともあり、容量はギリギリで過ごしました。
空港で借りて、空港の返却ポストに返しました。
<通話>
③と同様。
ですが!
とてもいいものを発見しました。
LINE Out !
今回はこれを利用するつもりで、出発前から準備をしていきました。
アメリカでUberを利用するのに電話が必要になるかと思い、 データローミングをオフにしての状態で不特定の人と通話ができる何らかの方法を探していました。
これを知ったことは本当によかったです。
次の記事で、これをもう1度紹介したいと思います。
<準備>
③に同じ
<注意点>
バッテリーの消耗は早いです。
特にシェアをすると減りが早く、モバイルバッテリーはレンタルした方がいいと思います。
紹介したグローバルWIFIの他にもたくさんの事業者がありますので、旅行内容に最適なプランを選んでください。
私なりのまとめ
今回は海外でスマホをネットに接続する4つの方法を紹介してみました。
長い日数でなければ、手っ取り早いのはWIFIルーターのレンタルかなと思います。
2週間以上になるなら、海外simカードを購入することに挑戦するのがいいかもしれません。
どの方法をとってもマイナス点があるのが気になりました。
今後もこの記事については、会社別や方法別でより詳しく調べて書いていこうと思っています。