只今、大学3年生息子。
噂の就活地獄で現在奮闘中です。
3月1日にプレエントリーがはじまりました。
プレエントリーの頃はまだ暇な部類でしたね。
今の息子は超絶に忙しいです。
毎晩夜中までESを書きまくっています。
予定では30社ほどになると思われます。
まあ結構、有名企業を狙っているので、まずはESが通過するだけでも大喜びとなりますが、残念なことにすでに3社からお祈りメールが来ています。
お祈りメールとは・・
「残念ながら」で始まる不採用通知のメールで、「今後の活躍をお祈りいたします」と結ばれているので、就活生の間では恐怖のメール名として知れわたっています。
3社目のお祈りメールは行きたい業界のひとつで、ほぼ大丈夫だろうと高をくくっていた企業。
集団面接で落とされました
しかもこの面接、就活生向け情報サイトの仲介で受けた企業で、なんと面接の診断のおまけが付いていました。
不採用の場合、不採用にした理由を教えてもらえるというのです。
息子の方も、それをひとつの目安にしたいと考え、この企業の面接に臨みました。
3日後、不採用の理由が息子のもとに届き、結構納得できるマイナスポイントが指摘されていました。
業界そのものも不向きであるようなストレートな意見も綴られており、息子はかなり落ち込んでいました。
う~ん、方向が違うんだろうか・・
親も気がかりで、こんなサイトも見つけて勧めてみました。
これで診断してみると、やはり息子、やりたいこととはマッチングしています。
ただ、細かい部分を見て見ると、少し合っていないかな~、合わせる努力も必要かな~と思われる個所もあり・・
なかなか20歳そこそこで、100%マッチングの仕事を見つけるというのは難しいですよね。
私なんて、若い頃に合っていたと思われた職業は、今は無理です。
でも思いもしなかった職業が、実は今ピッタリだな~と思えたりしています。
適職って難しいし、年を重ねて変わっていくものであるかもしれません。
さて息子、やはりこのまま決めていた3つの業界を目指し、毎日せっせとESを書いています。
夜中まで起きていて、まるで受験勉強さながらです。
写真を使ったり、動画を作ったり、グラフを書いたり・・
企業側もあの手この手の駆け引きを提示してきます。
なにしろこのESが通らなければその次に進めないので、より注目される内容にしたいところですが、我が息子、なんら取り柄がないものですから。
勉強はできる方なので、早いうちにTOEICをたくさん受けて、せめて800点くらいにしておきたかったんですがねえ。
600点台。
他になんの自慢材料無し。
これで、戦えるのかしらね。
そのうえ、手書きのESもあり、彼の字の汚さは誰もが頷けるほどのもので、もはや日本語の域を脱しているレベル。
はあ・・
内定、もらえるのかしら。
夏の旅行、行けるのかしら。
ESでやはりダントツで多い質問は、「志望動機」です。
これを書くのも難しいものですね。
だって「行きたいから」、「やりたいから」、「夢だったから」のその言葉以外見当たらない。
それを膨らませていかなくてはなりません。
あとは「学生時代に頑張ったこと」という質問。
頑張った経験のある人はいいですね、すぐに書けます。
だけど、なんとなく楽しく過ごしてきた息子のようなタイプ。
何もなくて困っちゃいます。
そして結構多いのが「挫折・失敗した経験」談。
これといってそれが見当たらないという息子。
頭を抱えています。
こうしてESを書くという作業で、息子がいかに平坦な人生をこれまで歩んできたのかがよくわかりますね。
そしてそれにかかわってきた母の私も、平坦な子育てをしてきたということなんでしょうか。
子どもの就活で子育てを振り返ることもできます・・