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母親が見た・・大学生のザ・就活!集大成版 ~企業を選ぶ②~

我が家の息子の大学は、メガバンクに太いパイプがあるようで、メガバンク行きの話はよく聞くそうです。

下の子の大学の場合は、ある航空会社に強いようで、そこでの短期インターンも毎年募集しています。

大学によってさまざまな強みもあるようなので、大学の就職支援の情報も取り入れながらの活動はするべきだと思います。

この時期は耳をダンボ(死語?)にすることです。

情報に敏感になることなんですけどね、本人が。

それなのに、本人より親の方が敏感だった我が家の就活でした・・

 

さて、昨今の学生の一番人気の業界はというと、銀行でもなく、証券会社でもなく、なんとあの商社さえも抑えて、コンサル!ということです。

https://www.onecareer.jp/articles/1907

簡単にコンサルについて説明します。

コンサルタントとは、コンサルティングを行う会社や個人のことで、コンサルティングとは専門的に企業の発展のために相談にのる仕事を指します。

超有名処として、マッキンゼーやアクセンチュアなどの外資系企業があり、なにしろ高給であることが知られています。

コンサルの中でも業界が分かれていて、企業戦略系であったり、IT系であったり、シンクタンク系であったり。

それぞれ外資系のビッグ企業から中小の日本企業まで、多くのコンサル企業が存在しています。

そもそも、なぜ企業は道を探すためにコンサルの力を必要とするようになったのか。

自分たちの力でなんとかすればいいじゃん!と思うのですが、急速に世界が情報で繋がれていく中で、内側にいる人だけではそれに追いつけないと考えた偉い人たちが多かったのでしょうね。

今や個人でもコンサルは必要です。

こうしてブログを書いたり見たりも、誰かに指南を頼っているからと考えられます。

保険の相談とかお金の相談とか、個人でもプランナーに頼る人も多く見られますものね。

今はそういう時代だということで、コンサルは儲かるし、それに惹かれる学生も多いということなんですね。

日本のコンサル企業の中には、インターンを海外でやります!というような企業もあり、学生には人気があるようです。

数年前までは、コンサルは難関大学の学生の就職先というイメージでしたが、コンサル業界も裾野を広げてきていて、難関大学でなくても人気の業界になりました。

学生の主なコンサル志望理由ということである記事から抜粋してみました。

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https://style.nikkei.com/

「とりあえず銀行」だった時代が、今は「とりあえずコンサル」と言えるかもしれません。

 

一方で、堅実な学生像がしっかりと感じ取れる記事もあります。

大学1・2年生に聞いた希望の就職先ランキングです。

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https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/29/news089.html

ただ時代の波を感じ取れるのは、今の生活に欠かせないグーグルやLINEなどのIT企業がしっかり上位にあることです。

 

 

企業を選ぶポイントは、1にも2にも自分に合っているかどうかだと思います。

高給であっても有名であっても、初めから自身に合わないかもしれないという業界では、長く仕事を続けることは難しいと思います。

今は「とりあえず内定」、「とりあえず就職」の風潮もわずかながら感じられます。

息子のまわりでも、証券会社や銀行でどうしても合わないと言って数か月で会社を辞めたという先輩の話も聞きます。

同期でも、日本トップの商社やコンサルの内定を蹴って、就活浪人をするという友達もいるそうです。

今の時代は、転職はもちろんアリの就職ではあるようですが、それにしても転職にはまたエネルギーが必要になるので、なるべく長く勤めてもらいたいと親としては考えますよね。

 

短い期間で自分の将来を決めるのは至難の業と思えます。

仕事とは一体なんだろうと、息子の就活を通して、人生経験の長い親でさえしばし考え込むこともありました。

受験も就活も、すべてをひっくるめて経験であり、糧であり、これが人生というものなんだなと思いました。

 

 

最後に就活での一喜一憂を感じ取れるサイトをご紹介しておきます。

楽天の「みん就」です。

就活生の掲示板で、彼らの生の声を見ることができます。

この就活生たちの悲喜こもごもを目の当たりにすると、自分の子のみならず、心からすべての就活生を応援したくなります。

親の知らないところで、子どもも頑張っているんですね。

 

 

今回の「ザ・就活!」は、ちょっと長いシリーズになりましたので、このあたりでいちど小休止させていただきます。

まだまだ我が家の就活は続きますので、次の機会にまた記事を書いてみたいと思います。