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息子と娘とアメリカ旅行!~2日目 Route66の世界~

2日目のルートになります。

Googleマップでは231マイルとあるので、約370Kmを走るということですね。

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途中のキングマンとセリグマンのあたりでRoute66に降りて、寄りたい場所があります。

そしてそのあと、一気にグランドキャニオンを目指します。

 

まずはキングマンのMr D'z Route66 Dinerという、Route66では有名なオールドアメリカンチックなレストランです。

ミスターD'zルート66ダイナー(ルート66グルメスポット、カフェ・レストラン)

https://www2.jhc.jp/contents/others/car/across_usa/route66/gourmet.php

ここに入る前に、向かい側にこんな建物を見つけて、思わず立ち寄りました。 

https://www.gokingman.com/attraction-Historic-Powerhouse

博物館のようですが、ギフトショップでもあります。

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ワクワクの展示物と、66のロゴ入りのピンバッジやプレート、トレーナーなどたくさんのお土産がありました。

有料で奥まったところにある博物館に入れるようなのですが、時間がないのでやめておきました。

 

向かい側に徒歩で渡って、こんな素敵なロケーションが。

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かつてあった、大きな鉄道会社サンタフェ鉄道の車両が展示されていました。

 

そしてそのすぐ横に、目的のMr D'z Route66 Diner。

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素敵な車がゲストをお出迎えです。

店内はこんな感じ。

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お腹は空いてなかったので、フライドポテトと飲み物をオーダーしましたが、ポテトの美味しさは素晴らしかった!

50年生きてきて、こんなにおいしいポテトを食べたのははじめてというくらいでした。

店内をぐるっと見させていただき、最初の目的地を名残惜しく後にしました。

 

次なる場所はHackberry General Store。

キングマンからセリグマンへ向かう途中にある、ギフトショップというよりお土産屋さん。

なんとも表現しにくい雰囲気のお店です。

好きな人にはノスタルジックな、そうでもない人には汚らしいお店という感じでしょうか。

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写真の老婆のマネキンの横には、砂地のちょっとした丘が広がっていて、古い車の倉庫があり、同じようにマネキンが立っていたりします。

老婆の正面はフォトジェニックスポット。

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店内の奥にはバーのカウンターらしきものがあり、同じくマネキンに囲まれます。

Route66ではこういったマネキンたちがあちこちに見られます。

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店内は狭いスペースにお土産がどっさりあり、ここに来たぞ~という証に、店の壁には訪れたゲストの名刺とか写真とかはがきとかがびっしり貼り付けてあります。

私がアメリカ行に用意した数枚の団扇のうちの1枚を飾りたいと店主に言うと、片言の日本語で応対してくれました。

団扇には3人の名前。

「また来るよ~」と添えて。

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次なる目的地はAngel Delgadillo's Barberというやはりこれもお土産屋さん。

Barberなので、もとはエンジェルさんという方の床屋さんです。

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このエンジェルさんは、マザーロードの保存のために力を尽くした方です。

世界中のRoute66ファンはこの店に立ち寄ります。

残念ながら写真は実物ではなくパネルで、彼は不在だったようです。

日本から来たと話すと、最近では中村雅俊さんや多部未華子さんも訪れていると女性スタッフが話してくれました。

こちらのレジの近くにも団扇を飾ってもらい、記念写真です。

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そしていよいよ、息子が楽しみにしていたセリグマンへ向かいます。

ここはディズニー映画「カーズ」のモデルとされている町です。

カーズは当初「ルート66」というタイトルが予定されていたほど、作品中には常にこのマザーロードとアリゾナ州の風景があるようです。

でも残念ながら息子以外、観ていませんけどね。

語る資格がないですね・・

https://www.disney.co.jp/studio/animation/0731.html

まさしくこの写真の景観の中を、私たちも疾走しましたよ。

 

セリグマンの町は残念ながら人がほとんどいませんでした。

エンジェルさんの尽力も空しく、このまま廃れていてしまうのかなあという気持ちになりました。

町と呼ぶより一角といった感じの小さなゾーンにギフトショップやレストランが建ち並び、カーズたちのような車があちこちに展示されています。

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こんなふうにゲストを迎えていますが、やはりちょっとした寂しさは感じました。

インターステートハイウェイができた後は、このRoute66の役割は無くなり、人が来なくなった町はどんどん廃れていきます。

このセリグマンに限らず、このさびれ具合に郷愁を抱くのがファンでもあるのですが、Route66全体がいつまで維持できていくのか、それは大きな不安でもあります。

 

ハンバーガーショップで腹ごしらえ。

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やっぱり、壁一面の66のロゴを見ると心が躍ります。

 

 

しばし休んで、いよいよグランドキャニオンに向けて出発です。

私の長年の夢であったRoute66とも、これでお別れになります。

寂しい気持ちですこし涙が出ました。

私の歳からして、ここにまた来れることがあるだろうか・・

誰かの協力なしでは辿り着けないのはわかっていますから。

でもでも、また来るよ・・

団扇に書いたもんね♪