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息子と娘とアメリカ旅行!~2日目 グランドキャニオン~

1日目で懲りたので、2日目の最終目的地であるグランドキャニオンには早目に着きたいと思っていました。

グランドキャニオンでのプランはこんな感じです。

・夕日を観ること

・ダイニングで3人で浴衣を着ること

・朝日を観ること

・乗馬をすること

夕日・朝日鑑賞は、ここを宿泊で訪れるゲストにとっては必須プランです。

浴衣を着るというのは、以前カリブ海のクルーズ船のダイニングで、同じテーブルになった日本人家族が浴衣を着ていて、今回旅行前に娘とその話をしたのがきっかけになりました。

クルーズ船のその浴衣の家族がとても素敵だったので、いつか自分たちもという思いがずっとありました。

荷物は多くなるし、短時間で身に付けられるかという技量の問題もあり、躊躇もありましたが、でも今回は何もかもがチャレンジの旅行です。

悩んでないでやっちゃえ!という心意気で、3人そろってばっちりと用意をして行きました。

ちなみに、アメリカの歴代大統領や昭和天皇も宿泊したホテルのダイニングなのですが、ドレスコードは短パン・Tシャツ以外ならOKのカジュアルコード。

日本での浴衣の定義は別として、海外ではとても関心を集める装いなので、正式なドレスコードでなければいいというのなら、浴衣は胸を張って広められる日本の文化だと私的には思っています。

乗馬については娘が希望。

私は以前カナダで2時間ほどのコースの経験がありましたが、子どもたちは動物園で係員の人に引かれたロバに乗ったことがあるくらいで、本格的な乗馬は初めてになります。

こちらは現地で申し込めるということだったので、予約はせずに直接出かけてみようとということになっていました。

 

さて、Route66と別れグランドキャニオンに向かいます。

サンタモニカの街中では恐怖の連続だった運転も、荒野の中ではまったくへっちゃらです。

人も歩いていないし、路肩を気にしないですみますしね。

グランドキャニオンのホテルは、国立公園内のEL TVAR HOTEL(エルトバホテル)です。

グランドキャニオンでどのホテルに泊まるか。

どの旅行でもホテル選びは大事ですが、夕日と朝日が見たいとなれば、国立公園内のホテルにするべきだと思います。

公園内のホテルは6つありますが、その中でEL TVAR HOTELは格式の高いホテルとなっています。

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山小屋風の素敵なロッジです。

著名人も多く宿泊されていて、とくにダイニングは有名のようです。

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https://www.grandcanyonlodges.com/dine/el-tovar-dining-room-and-lounge/

 

素敵なホテルですが駐車場が狭く、早目に着かないと停められないという情報が多かったので、プラン満載のためだけではなく、駐車場事情でもなるべく早く着きたいところ。

16時ごろ、ようやくグランドキャニオン国立公園の入口に辿り着き、入場パスを購入。

このパスは7日間有効で、私たち観光客の一般車は$35です。

我が家は公園内のホテルでしたから、実際このパスを使ったのは翌日に乗馬コースを見つけるために出入りした時のみでした。

ホテルの駐車場に無事到着。

口コミにあったように、すでに満車状態でしたが、駐車場を2周3周とするうちにちらほらと空きが出てきました。

子どもたちはすでにチェックインの手続きを終えて、私を待っていました。

ホテルの内外を散策する時間の余裕もなく、部屋に入り、荷解きと浴衣の準備をして、夕日鑑賞のために公園内を循環するバスの停留所に向かいます。

グランドキャニオンでの夕日鑑賞ポイントは「ホピポイント」(赤丸)、朝日鑑賞は「マーサポイント」(黄色丸)が有名ということです。f:id:route66ram:20191230072003p:plain

赤丸のEL TVAR HOTELからバスに乗ってホピポイントに向かいます。

グランドキャニオンの公園内はバスが循環しているので便利ですが、夕日の時間帯で人気ポイント行きはやはり混みます。

乗客が詰め込まれたバスに乗り、ホピポイントに到着。

夕日に間に合いました。

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息子は今回の旅でこの景色が一番感動したということでした。

グランドキャニオンで私が感じたのは、なにより「音」でした。

人が落ちないように柵があるのですが、その柵のこちらとあちらでは、世界が全く違い、柵の向こうは全くの「無音」でした。

静と動、無と有。

この柵ひとつで、地球と宇宙に分けられている気がしました。

柵の向こう側は、何ひとつ「生」の気配を感じることがないという不思議な空間でした。

私にとってグランドキャニオンは、壮大な景色の美しさよりも、かつて自分が味わったことのない体感が非常に心に残った場所でした。

 

夕日が沈むのを見届けたら、すぐにバスに乗り込み、ホテルに戻ります。

この日の日の入りは18:59。

ダイニングの予約は20:30。

浴衣をきちんと着られる余裕があるかしら・・。

 

結局ホテルに帰るバスの乗り場を間違えて、やっとホテルの部屋に辿り着いたのはダイニング予約時間の20分前。

10分ちょっとで浴衣に着替えることになりました。

こんなことにもなるだろうということで、帯も兵児帯にしていて正解。

3人ともが必死で、お互いのチェックを入れることもできず、慌ててダイニングに滑り込みました。

3階の部屋から1階のダイニングまで階段で降りていくと、皆が私たちを見ます。

わずかに時間に遅れましたが、快く席に通されホッと一息。

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本当に適当な着付になってしまい、堂々としていられないのがちょっぴり残念。

でも、食事をオーダーしてしばらくすると、近くの席にいた欧米人の女性が私たちのテーブルに来てくれました。

彼女は日本でしばらく暮らしていたということで、着物を懐かしいと言っていました。

美しいと何度も褒められ、とても満足。

こんな場面も想定して、数枚の団扇を日本から持ってきたのに、バタバタとダイニングに来たので、お部屋に置いてきちゃいました・・残念。

彼女に渡したかった~

 

食事自体はまあまあ、こんな感じかなというところ。

相変わらずボリュームだけはあり、2人分のオーダーで充分でした。

ダイニングを出て、ホテルの入り口で記念撮影。

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まあこんな姿ですが、日本のみなさま、許してください。

浴衣が着られたということで、めちゃくちゃいい想い出になりました♪

 

さて、翌朝です。

日の出は5:58とのこと。

5時に起きて、車でマーサポイントまで向かいます。

ほとんど誰もいない道に、鹿が歩いています。

間違えて少し遠い駐車場に停めてしまい、トボトボと歩きました。

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ポイントに着くと、朝日を観る人たちがすでに結構いて、写真を撮る場所を物色しながら日の出を待ちます。

私と息子は人を避けて、柵を乗り越えて、崖の方で待機。

野生のリスがちょこちょこと動き回っています。

そして、絶好の場所で日の出を迎えました。

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幸せですね。

生きていてよかった、この場所に居られてよかったと感じました。

息子とふたり、何も言葉を出さずにしばらくの時を過ごしました。

 

違う場所で写真を撮っていた娘と合流して、ホテルに戻ります。

ホテルの駐車場でも鹿がゆっくりと散策していました。

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わざわざポイントに行かなくても、ホテルの庭からもこんなふうにグランドキャニオンの雄大な景色は見ることはできます。

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EL TVAR HOTELのロビーです。

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奥の左手に階段があり、ミシミシと音を立てながらそれをのぼって行きます。

エレベーターは無く、チェックイン時は大きく重い荷物を屈強な男性スタッフがすべて運んでくれたそうです。

部屋は小奇麗で、山小屋に泊まっている感じで風情がありおしゃれでしたが、非常に狭く、使い勝手はいいとは言えません。

特に洗面台などは小さく、物も置けず不便でした。

大荷物で、家族でということだと、ゆったりとできるお部屋ではないですね。

ちなみに国立公園内のホテルは、スイートルーム以外はどこもみなこんな感じで狭いという口コミが多かったです。

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公式サイトより

部屋にもどり、朝日を観るために着ていった上着を脱いで、昨晩のダイニングで朝食です。

2人分の朝食が宿泊料金にパッケージで付いています。

量が多いので、3人でシェアしました。

 

しばらく散歩して、ホテルの外の景色を眺めたあと、チェックアウトをして娘の楽しみにしていた乗馬へと向かいます。

目指す厩舎はGRAND CANYON APACHE STABLES。

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http://www.apachestables.com/index.html

予約無しで1~2時間のコースという口コミを読んでいたので、それを信じて林の中へと進みます。

こんなところにあるの?というくらい細い道を砂煙をたてて走っていくと、ほったて小屋のような受付場所に到着。

車が2台ほど停まっています。

強面のカウボーイ風のおじさんが受付に座っていたので申し込もうとすると、たった今パーティーがスタートしていったばかりで、次の回は15時からだということ。

ガ~ン!

いくらなんでも15時まで待ったら次の予定であるモニュメントバレーまで行けなくなっちゃう・・

「やっぱり予約するべきだったんだよ!」と娘に文句を言われながら、公園内で別の乗馬の受付をしているところを電話で探します。

とりあえず来てくださいと言われ、受付のホテルへ向かいましたが、当日申し込みは無理だと言われ、ショボンとした娘は次第に泣きべそ状態に。

それでももうこれ以上時間を費やすことはできず、やむなくグランドキャニオンをあとにします。

 

それから1時間近く、怒ったり泣いたりを繰り返す娘に手を焼きながら、私が今回一番感動した場所モニュメントバレーへと車は走ります。