東京ディズニーリゾート2泊3日。
昨年の東北旅行に続いて、3人の原点回帰の場所を巡る旅となり、おそらく締めの旅です。
本当は、何度も泊まったミラコスタやらランドホテルやらで締めくくりたかったのですが、緊急事態宣言が発令されているため、2月7日までディズニーブランドホテルは新規予約ができず、周辺のホテルを選ぶしかありませんでした。
まあ、仕方ない。
そのうえ、宣言発令中ということで、ホテルレストランも20時まで。
なかにはディナー時間帯は営業していないというところも多く、これはもう、お出かけはしないでねと完全に言われているということ。
パーク自体も、朝も1時間遅い10時開園の日もあり、夜は20時閉園。
1日の入園者数を5000人と制限しています。
そして今回は、これが目的でもあります。
パークがガラガラで、アトラクションは乗りたい放題という情報もあり、長い待ち時間の果て、ようやくいくつかのアトラクションに乗ることのできるいつものパークに比べれば、ゲストがガラガラの今は天国のようなもので、この機会を逃す手はありません。
ただ、とても残念なのはパレードやショーがないこと。
ディズニーと言えば、これです。
子どもたちが小さな頃は、キャッスルショーがあり、先着で鑑賞券がもらえたので、朝早くからゲートで開園待ちをしていました。
完成度が高く、大人でさえ心が躍るショーやパレード。
それがない今のパークは、正直魅力が半減なのですが、今回はアトラクション三昧という滅多にないチャンスでもあるので、満足感は必ず得られるはずです。
というわけで、話を戻して。
ホテル選びです。
ショーを見るためのミラコスタハーバービューは今は不要であり、閉園も早いのでパークから距離のあるホテルでも大丈夫。
3人で過ごせる最後の旅行と位置付けているので、それなりのホテルにはしたいなあ・・
例えば、閉園も早いので東京駅まで戻り、シャングリラに泊まるとか。
でもやはり、都内のどこのホテルもディナーの時間や休業に難ありで。
そんななか、ひとつだけ見つかったのです。
それが舞浜のシェラトンでした。
他のホテル同様、複数のレストランがほぼ休業しているのですが、ビュッフェだけ夜10時まで営業しているのです。
これなら20時閉園後、ゆっくりしっかり食べることができます。
しかもシェラトンは夕食付きの格安プランも出していました。
我が家は1日目はミラコスタのレストランでディナーの予約をしているので、この格安プランは利用することはなかったのですが、連日でビュッフェで構わないというのならめちゃくちゃお得なプランだと思います。
というわけで、これまた原点回帰となりました。
我が家がお泊りディズニーで、最初に利用したのがシェラトン。
最後もここで締めくくりとなります。
初日の朝、5時出発。
首都高の渋滞を避けるために、早めに出ます。
パークには6時半には着いてしまいますが、ホテルに荷物を預け、ディズニーホテルのレストランで朝食をゆっくりいただくというのが、我が家のおきまりのパターンです。
予定通り6時半にはシェラトンに着き、チェックインも済ませ、予約をしているミラコスタのオチェーアノに向かいます。
3日間用のリゾートラインの切符を買い、ガラガラの先頭車両に乗り込みました。
車両貸し切りというのはあり得ないことで、こんな経験はもう2度とないでしょうね。
一番前の席でリゾートの景色を堪能し、童心に帰りながら、ディズニーシーに着きました。
ホテルミラコスタに向かいます。
ロビーも人影がまばらです。
オチェーアノのビュッフェはコロナ禍ということで、チョイスしたものをスタッフがお皿に載せてくれるというスタイルでした。
料金は変わりませんが、種類は以前に比べたら少なくなっている気がしました。
まあ、仕方がないですね。
さて、本日はディズニーシー。9時開園です。
15分ほど前に開園待ちの列に並びました。
きちんとフィジカルディスタンスをとっているし、なにしろやはりゲストは少ないですね。
開園して、まずはソアリンのスタンバイパスをとります。
11時にとれたので、その前にまずは大好きなトイマニへ。
並ぶこともなく、そのままウッディの中に入っていけます。
ピクサーやディズニー作品の中で、私がまともにきちんと観ているのはおそらくこのトイストーリーだけ。
あ、でも「4」は見ていませんが。
おととし、ロサンゼルスに向かう飛行機の中で「3」を観て、涙が溢れました。
大学生になるアンディがウッディたちと別れるシーンは、自分の息子と重なり合い、胸にずっしりときました。
アンディの成長を見守り支えてきたウッディは、おもちゃでありながらも母に通ずるものがあるんですね。
トストーリーマニアは、WDWでもアナハイムでも乗りましたが、どこもみなアンディのお部屋の世界が再現されていて、楽しませてくれます。
点数アップには何度も挑戦はしているのですが、やはり20万点には手が届きません。
随分とコツはつかんだはずなのに・・泣
続けてもう一度チャレンジしたあと、ソアリンヘ向かいます。
ソアリンはアメリカでは数回乗っていますが、日本では初めてです。
新しいということで、映像もきれいだと聞いています。
人は少ないのですが、距離をとりながらなので、ちょこちょこと止まり、それでもスイスイと建物の中へ入っていきます。
今回は3度乗り、1列目、2列目、3列目とすべての列を体験しました。
まあ、やはり前の人の足が見えない1列目がいちばん良かったかな。
でもどの座席でも、壮大な景色は十分に楽しめます。
世界の美しい場所を空から楽しむというアトラクションですが、あの中で東京以外で私が行ったことがあるのが、モニュメントバレーです。
ソアリンの中では気球が飛んでいますが、実際は気球が飛ぶことはなく、壮大な宇宙を感じる場所です。
ソアリンに乗ると、心から海を渡っていきたくなります。
コロナでいつまで足止めを食うのか。
私が元気でいられる残された時間を考えると、本当に焦りすら感じてしまうんですよね・・
その後はシンドバット、マジックランプシアター、インディージョーンズとたて続けに乗り、ランチの予約をしていたミラコスタ内のベッラヴィスタ・ラウンジへ。
私はここでの朝食が大好きです。
ミラコスタ宿泊で、ちょっとランク上のお部屋に泊まると、このラウンジの朝食がついてくるので、それが目的でお部屋をチョイスしていました。
朝食メニューは、シャングリラのような一流ホテルにはまったくもって敵いませんが、ここがいちばんだという理由はこの景色にあります。
窓際の席に通されれば、一面の窓にこの景色が広がり、それを見ながら優雅に食事ができるのです。
これほど素敵なことはありません。
ここでの朝食をとるためにミラコスタに泊まっていたほどです。
ミラコスタは1月時点では新規の宿泊予約受付をしておらず、以前に宿泊予約をしていて今泊まれているゲストたちも、ベッラの朝食利用はできないようです。
我が家も、今回初めてのランチ利用です。
朝食はビュッフェですが、ランチはコースです。
景色がトッピングとなって気分は上々ですが、やはりお味の方は・・まあこんなもんでしょう的なレベルですね。
食事中にミッキーたちの和服姿でのご挨拶が、ハーバーで始まりました。
やっぱり、ミッキーたちがこうして手を振ってくれるだけで、心が躍ります。
あなたたちのこと、必要な人たち、たくさんいるのよ~!
ゲストは、心の中でみな、そう叫んでいます・・
ゆっくりとベッラで過ごし、ミッキーたちも見れて、お腹も満腹になり、さて午後のスタートです。