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変わらないなあ・・私のコロナ論

ゴールデンウィークが終わりました。

今年は並びがいいので、7連休という人もいたのではないでしょうか。

7連休もあれば、ちょこっと海外へ行ったりできる十分な日数。

なのに。

旅行好きな人には心から残念な今のこの状況です。

私自身は、緊急事態宣言が出てようが、交通手段があって、宿泊施設も空いているのなら、全然平気で出かけて行けます。

どこに居ても、他人と接触しないわけにはいかないし、密と言ったら、スーパーも通勤電車も一緒のことで。

旅行と仕事と学校と、何が違うのかさっぱりわかりませんから。

ず~っと1年前から私は、ウイルス共存派であることに変わりありません。

ウイルスは人間よりもはるか昔から地球上に生存しているわけで。

そんな年季の入った生き物(細胞がないので、生物とはいえないとも言われているようです)に簡単に勝てるわけないし、勝つのではなく、負けない努力をすればいいことで。

どうしても勝ちたい、どうしても怖い人に、それは違うとは言えませんが、他に負けたくないものや怖くて仕方ないものはたくさん存在していることにもきちんと気がついているとしたら、それはもうその人たちのストレスは計り知れないなあと気の毒に思います。

嫌なこともつらいことも、いくつもの引き出しを持って収納し続けることは、とてもすごくて、とてもしんどいこと。

私はそのいくつかの引き出しがいつも未来志向で埋まってしまうため、特に嫌な過去の引き出し自体の存在はわずかなようです。

だから過去の話はとても苦手。

きちんと覚えていないから。

このブログに記すのも、一生懸命記憶を絞り出しながらの作業になっています。

 

このゴールデンウィーク期間、上高地へ出かけてきました。

緊急事態宣言中ですが、旅と日常生活でウイルスになんの変わりがあるのかが不明であるという持論のもとで。

決して自粛生活に疲れが出たからではなく、もともと共存派だからです。

じゃあ、医療機関が大変なことになっているのはどうするの?という話ですが、それは医師会のお仕事。

国民に自粛をお願いをするだけじゃなく、間口を広げる努力をしてほしいと思います。

医療機関はボランティアではなくプロの集団であり、病気と闘うのが使命なのです。

医療従事者はそれを理解して日々仕事に励んでいるのでしょうから、それを必要以上に称えるのはかえって失礼な話で。

もちろん、誰もが皆病気には罹りたくないので、それなりの自己防衛をしているのが前提であり、今はこのコロナ禍において、個々でその意識は非常に高いと感じています。

私はこれだけ自粛しているのに、あなたはこれしかしていないと、自分以外の人を攻撃することはナンセンスな話で。

誰もが医療機関に好きでかかる人はいないわけですから、個々の努力の比較や否定はするべきではないと思います。

医療従事者だけでなく、警察官や消防士にしても、プロとして危険に立ち向かう仕事だと理解しているはずです。

そして、称えるのではなく、それなりの対価で日ごろの感謝を表すのが筋だと常日頃から私は考えています。

まあ、そんなことを言っては、スーパーのレジ担当の人なんて、これもまた毎日大変だなと感じます。

ほぼ無防備で、不特定多数の人と直接やり取りをしているわけですからね。

 

というわけで、これがまた記憶に残る旅となったのですが、上高地の話はまたのちほど。

 

ゴールデンウィーク中、今は夫がひとり住む家にも、娘とでかけてきました。

プライベートでゴルフに行っていた夫は夕方に家に戻りましたが、今日のメンバーに結核で入院していた人が居たそうです。

結核・・

コロナウイルスも嫌だけど、結核菌は空気感染するということで、ちょっとビビりました。

正直、夫と一緒にウナギを食べる予定を変更して、帰ろうかと考えたくらいです。

まあ、結核菌をきちんと理解すれば、やはり発症するかどうかはその人の免疫次第だということで。

コロナウイルスと大差はなく、あまり知らなかった私にとって未知のものだったことから、大きく拒否反応が出てしまいましたが。

そう、未知のもの。

人がそれを恐れるのは当然のことなんですよね。

でも、時間をかけて、それにきちんと向き合っていかなくてはいけないし、正しく理解して用心することが、人としての知恵になると思います。

 

そう、人は毎日毎日を前進しなくてはいけません。

怖かったら身を守りながら、これまでも生きてきたわけですから。

先日3.5メートルのペットのニシキヘビが、飼い主のもとから逃げ出して、逃走中とのこと。

これに遭遇するのを想像したら恐怖です。

怖いことはたくさん転がっています。

コロナ以前の普通の感覚を持つことも、忘れてはいけないと思います。