家族で温泉旅行に行ってきました。
家族で‥です。
そうなんです。夫も一緒に‥なんです。
どのくらいぶりでしょうか。
家族4人で泊まりで出かけたのは。
アルバムを開いてみると、7年前に河口湖へ、その3年前に那須へ行っているようです。
娘が中学生の時以来ということになります。
その間に母子3人では、ディズニーにもユニバにも東北にも海外にも、もうかなり多くの旅行に行っています。
10年以上前に、解放してくれと夫に言われたあの日から、文字通り夫を解放してきました。
夫から誘われる以外、こちらから声をかけたことは一度もありません。
7年前の河口湖も、仕方なく夫に付き合ったのですが、今回も同様、夫からどうしてもどこかへ行きたいという強い要望があり、私が計画をたてました。
皆の休みがなかなか合わず、1泊しか日程が取れそうもないので、近場で軽く温泉だけ、観光などは無しにしようということに。
それなら電車の旅がいいということになり、踊り子号で伊豆稲取温泉へ行くことになりました。
夫は以前から、1泊で温泉へは行きたいということは言っていました。
なので、これまで河口湖と那須へは夫に付き合いました。
それ以降もリクエストはありましたが、面倒でずっと聞き流してきたわけです。
そもそも、夫は子どもたちや私に合わせようというサービス精神はほぼありません。
こちらはそれを知らずに夫を付きあわせていたので、行った先々で夫の機嫌は悪くなり、怒鳴られることも結構ありました。
なんとか機嫌を取りながらということも疲れてしまい、夫自身もつまらない旅ばかりだったようで、解放宣言の後、気の合う母子3人で出かけるようになってからは本当に心から楽しめました。
それ以降、夫がいるというだけで気が重くなるので、夫のリクエストは私も子どもも重要視せずにきたのですが。
今回、やはり息子の病気が夫の中でドスンと重石になったのでしょう。
何度も4人で出かけたいと言うようになりました。
私たちも普段は夫と離れて生活しているので、今までのように邪険にすることなく、素直に夫の希望を叶えてあげようという気になりました。
それでも旅行日が近づくと、嫌な思い出ばかりがフラッシュバックされて、何事もなく気分良く終われるかなあ、大丈夫かなあと特に子どもたちが心配したりしていました。
まあ、結果的に無事に終わったのですが、結局子どもたちより私の方が気疲れしたようで、翌日は疲れがどっと出て、1日体調が戻りませんでした。
さて、それでは伊豆稲取温泉の1泊2日の旅です。
電車の旅は、昨年の東北以来。
今回は優雅に、「サフィール踊り子」に乗車することになりました。
座席の種類は、プレミアムグリーン、個室、グリーンの3種。
検討した結果、往きはプレミアムグリーンで。
帰りはグリーン個室で。
贅沢ですね~。
まずは電車ですから、行き先を決めなくてはいけません。
伊豆には多くの温泉宿がありますが、せっかくのサフィール踊り子号なので、できるだけ長い時間乗りたいと思い、終点の下田から宿をピックアップしていきます。
4人で泊まれて、十分な広さがあり、夕食はできれば部屋食で。
今回は贅沢をしようという夫の要望で、1泊20万円弱を目安にしました。
悩みに悩んで決めたのが稲取温泉の銀水荘です。
旅館自体は古いですが、お部屋がとても気にいったので、まずは公式サイトで部屋指定で予約を入れようとしました。
ところが、この気に入ったお部屋は満室なのか、予約が取れません。
いろいろと試しているうちに、JTBるるぶで部屋を指定しての予約ができることが判明。
すぐにそちらで予約。
公式サイトの違いは2万円弱くらいで、るるぶの方が安く、あとで旅館に確認すると料理の内容などが少し違うようです。
まあ、お部屋が気にいっているので、これで決まり。
まずはお宿が決定しました。
そして切符の購入。
1か月前の同日からの発売になります。
往きのプレミアムグリーンの1番前の座席は、かなり人気があるということで、10時ぴったりに、えきねっとにログインできるように、3人で気合を入れてパソコンの前にスタンバイ。
往きは、東京駅からの1号と新宿駅からの5号の2本だけです。
私と娘は1号の1列目と2列目を、息子が5号の1列目と2列目をゲットする準備。
どちらかがひっかかってくれればいいのですが。
そして、10時ちょうど。
私と娘は出遅れてしまい、画面が変わったときにはすでに売り切れでした。
うわ~っと思った瞬間、なんと息子が5号の1~2列目をゲット!!
やったー!素晴らしい!!
というわけで、これでめでたく、先頭の開けた景色を見ながら伊豆へ行くことができます。
そして、翌日には帰りのグリーン個室の購入です。
なぜか個室の場合は、えきねっとではできず、みどりの窓口での購入と限られていて、1か月前の同日、10時少し前に窓口へ行きました。
10時。窓口の職員さんがポチっと。
これを10時打ちというそうで、職員の方は手慣れていて、腕時計を見ながら素早くゲットしてくれました。
これで全て予定通りに、事が運びました。
準備が整い、いよいよ旅へ。
久しぶりの家族全員旅行です・・