3日目は長崎の観光です。
レンタカーを借りて、息子が楽しみにしていた軍艦島へ。
というはずだったのですが、前日に悲しいお知らせが・・
強風が予想されるために、軍艦島へのフェリーは明日は出航しないという内容。
息子は半ば怒るように落胆していました。
というわけで。
気持ちを切り替えて、とりあえず予定していた大浦天主堂やグラバー邸の観光に向かうために、ホテルヨーロッパを出発。
バスに乗り込む前に、ホテル前で記念に撮影しました。
なんだかんだと文句をつけましたが、クリスマスを愉しめたと思っています。
そして繰り返しますが、ここのスタッフの接客とクリスマスのデコレーションは最高だでした。
ホテルの前に停まるバスに乗り、ハウステンボスの入り口ゲートまで行き、トヨタレンタカーで車を借り、長崎の街へと出発です。
まずは私の行きたかった大浦天主堂。
ハウステンボスからは1時間ちょっとで着き、近くの駐車場に車を停めました。
普通に日本史を学んだだけでしたが、長崎へ行ったらここには行きたいなあという気持ちが以前からありました。
だから全く詳しいわけではないのですが、この時代にキリスト教を信仰して、歴史の扉を開いたり、頁を綴ったりした人々の息吹を、なぜだか感じてみたいという漠然とした思いがあって。
私も子どもたちも、こうして生きた証を何らかの形で残すことができるんだろうか。
形があることが幸せだとは限らないかもしれないけれど。
そのあと、そのまま歩いてグラバー園へ。
グラバー園にはいくつかの邸宅が立っていて、やはりその中で一番きれいなこのグラバー邸は有名ですね。
途中、空腹に耐えきれず、すべての邸宅をじっくりまわることなく、お昼ご飯を求めて坂を降りて行きます。
娘がスマホで、「四海樓」というちゃんぽん発祥の中華料理店を発見。
坂を下りてすぐの立派な建物でした。
空港で食べたちゃんぽんと果たして同じものかどうか。
興味深々で出てきたちゃんぽん。
もうね、めちゃくちゃ美味しかったです。
チェーン店のリンガーハットの味に慣れていますが、この四海樓のちゃんぽんはまさしく本物で、これには及ぶものはないと思いました。
空港でおしまいにしなくてよかった~
食事の後は、これまた近くにある軍艦島デジタルミュージアムに立ち寄り、息子の無念を少しだけ晴らします。
デジタル技術を使って、軍艦島を体験できる施設です。
私と娘は早々に飽きてしまい、息子を出口付近で待って、残されたわずかな時間を使って、出島へと車で移動。
飛行機に乗り遅れないように、ここで費やせる時間は30分。
本当に、走りぬけるような感覚で見学を終えました。
空港のトヨタレンタカーで車を返却後、空港内の寿司店で夕食。
飛行機は1時間遅れで離陸。
カードラウンジが利用できたので、そこでゆっくりお茶を飲んで過ごしました。
帰りの便はラッキーなことに国際線の機材で、ゆったりとした心地のいいシートでした。
夜遅くに自宅に戻り、今年のクリスマス旅行を終えました。
本当ならフランスで過ごすはずでした。
そう思うから、我が家は国内旅行がみな色褪せて見えてしまうんだろうなあ・・と。
国内旅行を楽しんでいる人たちは、純粋にそれが目的なので十分楽しめているんですよね。
どちらも「代わり」になるものではなく、やはり自分の心のおもむくままに、行きたいところに行くというのが本来の旅なんだなとつくづく感じた旅でした。
可愛いオランダ生まれのミッフィーちゃんが我が家にやってきました。
次はオランダもいいなあ・・なんてね(笑)