以前から家族3人で行きたいと話していた、千葉県にあるカフェに行ってきました。
Route66をモチーフにした古民家カフェで、以前Facebookで知り合いの方が投稿されていたのを見て、暖かくなったら行ってみようと考えていました。
昨年MINIを購入してから、ドライブらしいドライブにも行っていなかったし。
カフェは千葉県のいすみ市にあり、木更津市にもマザーロードグッズのカフェ&ショップがあるということで、2軒をはしごすることにしました。
朝は7時半ごろに出発。
7時前には出る予定だったのに。
いつもいつも遅いのは娘のせいであり。
途中で軽く朝食をとり、アクアラインの海ほたるで休憩。
久しぶりに見る海です。
スタバでほうじ茶ラテを飲んだ後、木更津市に入って、横断してまずはいすみ市のカフェTOTTOTTOへ。
狭い入り口で、見逃すところでしたが、無事に車を停められました。
大きな古民家です。
ワクワクのエントランス。
こちらは本物のRoute66での写真ですよ。
カフェの中に入るとこんな感じ。
奥には楽器があり、ライブができるようになっていました。
私はドリア、息子はカジキマグロ、娘はチキンソテーをオーダーしました。
お味の方は・・まあ可もなく不可もなくと言ったところです。
雰囲気がいいので、そこはあまり関係ないということで(笑)
土曜日だし、天気も良くて、お客さんも途切れなく入ってきていました。
駐車場にはバイクがたくさん並んでいました。
この辺は、本場アメリカでも同じでしたね。
のんびりゆっくり食事をして、来た道ををそのまま戻り、お次は木更津市にある雑貨&カフェDouble Roxerへ。
雑貨屋さんということで、Route66グッズを買うのも楽しみです。
木更津アウトレットのすぐそばにありました。
スパイダーマン好きの息子が喜んでいました。
お店の中はとても狭かったですが、そんな中にグッズがところ狭しと並べられていて、これはこれでワクワクしました。
軽い食事ができるようになっていましたが、まだお腹が空いていないこともあり、飲み物とフライドポテトをオーダーして、3人ともに買いたいものを吟味していました。
食事と飲み物が運ばれてきました。
オーナーとRoute66やグランドキャニオンの話をして、好きなグッズを買い込み、お店を出ました。
家に帰るまでかなりの渋滞に巻き込まれ、往きは1時間半で千葉県に入ったのに、帰りは4時間近くかかって家にたどり着きました。
ちょっとしたドライブをすることも最近はなかったので、その醍醐味を忘れてしまったのか、なんだか実感のない、つかみどころがない1日になりました。
もしかしたら、どこへ行ってもこんな感じなのかしらと思うと、空恐ろしいこと。
コロナ禍は、私の五感をも奪ってしまったのでしょうか・・
そして。
家に帰り、携帯のニュースを見ると、ウクライナのこと。
気分はどんどんと沈みます。
その後、娘とケンカ腰になって話しました。
逃げるべきか戦うべきか。
命あってのこと。
有事になれば、何がなんでも逃げる派だった私でしたが、守る、戦うと言ったウクライナ人たちのまっすぐな目を見て、この気持ちはどこから来るのかを考えるようになりました。
昨日まで普通に夕食をとっていた家が、奪われてしまう理不尽さ。
なぜなの?
ここは私の家であり、私のすべてであるはずなのに、何の権利があって、それを奪うのか。
渡すつもりはないから。
追い出される筋合いはないから。
そういう思いが、私の中にも大いにあることがわかりました。
行くのも地獄、留まるのも地獄。
ならば、ここで守りたいという気持ちが芽生えることを否定できない自分がいます。
それを話すと娘がとんでもないと怒り出しました。
お母さんの命は、自分だけのものじゃないんだよ。
抗うことの方が死の確率は高いのだから、生きる確率が高い、まずは逃げるという方法を賢く選ぶべき。
理不尽を訴えることは、後回しにするべきだよ。
娘の言い分はもっともだとわかってはいるのですが、なぜだかウクライナの人のまっすぐな目を忘れることができずにいる自分がいます。
渋滞に巻き込まれ、疲れていたのか。
楽しいはずの1日だったのに、なにか心に響かないのはなぜなのか。
コロナには大きく怯えることのなかった私ですが、ウクライナのことは、ずっとずっと胸がざわついていて、どうにもできない気持ちがあるのです・・