参院選、始まりましたね。
私は、若かりし頃、政治には全く興味なく、誰がどんな政策を進めていようが、何の関心もありませんでした。
知らなくてよかったし、それより自身の楽しくて、大変な毎日だけで手いっぱいだった気がします。
税金のこととか、外交のこととか、そんなの考えもしなかったですね。
自分に夢中だった若い頃が過ぎたのちは、今度は子育てで必死。
子どもが成長すれば、子どもの悩みも多くなり、受験の時なんて我が家においては戦争のようだったし。
そしてようやく今になって、本当にここ数年の間に、やっと日本の政治について考えるようになったところです。
組織票とか大きな力が、今の政権を支えているんだということも知りました。
そして、今の自民党の政治に満足しているとか、うま味があるような人もたくさんいるということ。
逆に、私のこれまでのように、自分の生活に振り回されていて、政策なんてどうでもよいという人も大勢いること。
両極に見えるけど、こういう人たちは、どちらも選挙に行かなくてもいいと思っている人たちなんだろうなあと思います。
現状維持が良かったり、政治なんかより明日の我が家のことの方が大事だったりするわけで。
だから国民の半分は選挙には行かないと、もう数字に出ているんですね。
我が家なんかは、夫が行かないと思われる派です。
彼は今の政治に満足しているひとりです。
以前、民主党が政権を取ったときに、えらい目にあったと言っていました。
徹底的に無駄を省くという方針だった民主党のせいで、開発や工事が見合わされ、結果的に夫の仕事にも少なからず影響があったようです。
なので、政権が戻ったのちは、夫は不満はそれほどないようです。
じゃあ私はというと、不満も不安もあります。
この国は自分さえよければいいという人たちによって支配されていると感じます。
そして、そういう力に誰も歯向かうことができずにいる。
若い世代だけでなく、中高年になっても懸命に余裕もなく日々を生きている人たちも多く、そういう人たちは声を上げている暇なんてないわけなんです。
現状維持でいいと考えている豊かだと思われる人たちと、政治よりも自分のことで手いっぱいという人たち。
この2極の層が、今の自民党政治を支えているのかもしれないなあと、一主婦目線で考えているのです。
不安に思っていることは、日本の行く末です。
ここ数日の暑さは尋常ではなく、それゆえ電気の供給量が足りないということ。
東日本大震災以降、原発が停止となり、世界的に脱炭素社会を目指すことも叫ばれ、太陽光や風力などの再生可能エネルギーへの移行が急がれてきたこの10年。
政府はどのくらいの勢いで、それを目指してきたのでしょうか?
びっくりしたのは、数日前の都庁で、照明を消して真っ暗の中業務を行っていたあの映像。
わかりやすい節電ですが、先進国と呼ばれるこの日本で、令和になった今の世の中、真っ暗闇で都庁の職員がパソコンの前に座っている絵は、他の国には見てもらいたくないなあというのが正直な感想でした。
この電力危機は、いつまで続くのか。
国民のそういう不安に、なんのアナウンスもないんですね。
終わりを告げてくれること、予想でもいいから、こういう構想でいくということ。
予想と違うと叩かれるから、言葉にしないのかしら。
マスクのこともそう。
この40度に近い気温の中、ほとんどの人がとりつかれたようにマスクをして歩いている姿は、これもまた他の国の人には見てもらいたくない絵です。
冷静になって考えてもらいたいものです。
尋常じゃないということを。
ここまでコロナを恐れているのか。
人の目を恐れているのか。
お友達としゃべりたいからマスクして下校している子ども達を見て、不憫と思うのは私だけ?
厚生省が小さくアナウンスしていますが。
屋外では会話が少なければ・・屋内でも人との距離が2メートルあれば・・
ああ、まだまだこんな前置きが必要なのか。
腹立たしく思っているときに、こんな政党を見つけました。
私は、党員になっているわけではないですが、日本の未来を危惧する気持ちは同じだと感じています。
もうね、票数を気にしながらの政権が、人の目ばかりを気にしながらの国民を作り上げいるということ、それが嫌なんですね。
従順で、真面目な国民性をいいことに。
外敵の居なかった、長い平和な時代をいいことに。
なんのアナウンスが無くても、しっかり整列できる日本人のトップは、科学的に日本の未来を構築できる人でなくてはいけないんです。
勿体ないなあって思います。
こんな素敵な国民性なのにね・・