ここ最近のニュースやらワイドショーやらには、なんだかとっても疲れてしまって、昨日なんかはお気に入りの洋楽をずっと聴いていたし、夜は娘と夕ご飯を食べながら、古畑任三郎を観ていました。
安倍元総理の事件のこと、コロナ感染者の増加のこと。
もうお腹いっぱいの話題ばかりで。
しかしながら、安部さんを撃った容疑者は、犯行自体は最低のことですが、こうなる経緯を見聞きしていると、非常に同情をしてしまいます。
父親が亡くなり、母親が宗教にのめり込んで、多くのお金をつぎ込み、食べるお金にも困る生活をしていたということ。
容疑者の兄はその中で自殺をしていて、それでも家庭に心を戻さない母親よりも、それを奪った宗教団体を恨み、その広告塔になっていると思った安倍さんを最終ターゲットにしたということ。
こうなるまでに、容疑者の心の中にはいろんな思いが、葛藤があったことでしょう。
そうして、彼なりの本望を成し遂げた今、彼の心は穏やかになったのでしょうか。
それでも戻らないだろう母親の愛情を、本当はいちばん求めていることでしょう。
母親が彼に謝り、抱きしめることで、彼は真の懺悔を知ることになるはずです。
夫が亡くなって、悲しみのあまり宗教にのめり込む女性の気持ちは、私には到底理解できません。
でも、大きな悲しみや苦しみの感情をどこにぶつけて、どう処理すればいいかということは、大事な運命の分かれ道。
自分の苦しみを何かを利用して浄化させるか、はたまたその苦しみを誰かに利用されてしまうか。
大好きな中島みゆきの「誕生」という歌詞の一部。
♪ すがりたい誰かを失うたびに 誰かを守りたい私になるの ♪
ここ、めちゃわかります。
本当はすがりたかった。
けど、すがれるものが無くなったとき、誰かを守ることで自分を保つんですね。
世の中の女性が、何かを利用する側に立って、何かを守りたい自分を確立できれば、宗教にハマることも、ホストにハマることもなく、苦しみを乗り越えていけるはずです。
それが強さとか、賢さとかいうものなのか。
分かれ道のどちらを選ぶかは、本人が決めることですが、そこに子どもたちの運命がかかわるのであれば、やはり母としての選択をしてほしかったなとも思います。
これは今回、安倍さんの奥様である、昭恵夫人にも危惧されること。
とても仲の良いご夫婦だったということなので、その悲しみはかなり大きいものでしょう。
財産も地位もある彼女のその心の隙間を、ずる賢く利用しようとする力が働きかけてくることもあるかもしれません。
きっとこれまでずっと元総理である夫に守られてきた彼女が、どう自分を守っていくのか。
まあ、お子さんがいないし、年齢も年齢なので、私が心配することではないですし、もとより大きなお世話ですがね(笑)
そんな心配より、自分の心配です!
コロナ感染者が急激に増えて、また行動制限がかけられたり、水際対策が強化されるようなことがあっては大変なこと。
もうね、変えられないですから、渡航の予定。
息子は夏休みを取っちゃったし、キャンセル不可のショーのチケット、アメリカで乗る国内線の搭乗券。
あとは、帰国前のPCR検査の義務が無くなるだけだと期待していたのですが、この感染者増で、どうなることやら。
もうさ、ウイルスとは共存なんだから、あがいても仕方ないんだから、そう宣言はできないものですかね。
皆さん、前に進みましょうと。
世の中を、この日本を、前に進めましょうと。
選挙で圧勝したんだから、高らかに発して、国力を上げていきましょうよ!
お願いしますよ、岸田さん!
<追記>
山上容疑者の母親は、ご主人が亡くなって宗教に傾倒したわけではなく、それより以前から入信していたという情報もあるようです。
ご主人が亡くなった悲しみからの入信だったのかは、まだ不明のようですので、今回の私の記事は、憶測ということになりましたこと、ここに追記しておきます。