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今どきニュース・旅行記・大学生&社会人の子ども情報など、50代女子のよろずブログ。

自分が信じるもの

コロナもようやく、感覚的に終わりが見えてきた気がします。

喉元の奥の方にある黄色い痰が出てくるようになりました。

これが風邪の最終形態だという認識でいますが、やっぱり普通の風邪と違うなあと思ったのは、この痰が妙に粘っこい気がするんです。

少し汚い話ですが、同じ色のついた痰でも、これまでの風邪はもう少しさらっとしていた気がするんですが、痰を出す時に、口の中にアメーバのように薄くくっつくんです。

これがコロナの正体かなあなんて、自分なりにうなずいていたりしますが。

高熱が出た夫も、抗原検査だけで診断が出たようで、医療逼迫だと騒がれているのなら、心配な人はこれが迷惑がかからない、いい方法だと思います。

診断名があった方がいいという人はね。

会社や団体に属していて、否応なしに検査しろと言われてしまう状況でないのなら、診断って要らないんじゃないかと私は考えています。

なぜなら、診断されたところで、何も変わらないから。

確実な治療薬がある、対処しなければ死亡率が高いというのなら別。

診断されても、常備薬と同じものを出され、ただ安静にしているだけというのなら、まったくもって無意味なものという考えです。

そう、私のこの思考は、過去の経験に基づいています。

 

息子が1歳半の頃、なんと知的障害があると健診で言われました。

経過観察ということで、母子健康センターで開催されている、障碍児のサークルのようなものにも参加するように言われました。

2歳になって、確実だと言われ、専門家にも見てもらいましたが、重度だということ。

確かに、一切笑わず、目も合わせず、発語は無し。

やっと授かったかわいい子の未来に、2歳にしてレッテルを貼られて、地獄のような日々を送りました。

抵抗する、受け容れる。

毎日がその繰り返しでした。

この子は本当に知的障害なのか。

発達障害なのか。

一生このままなのか。

昨日はこれができた。

でも、今日はできない。

やっぱり普通の子じゃないんだ・・

そうやって半年ほどその辛い日々が続いた後、さっと雲が無くなったように自分で結論を出したんです。

悩んでも仕方ない。

このままを受け容れようって。

この子がどんな子だって、私の一番愛する子であり、それはどんな障害だろうと病気だろうと、何も変わらない。

目の前にいる我が子を、自分が支えていくことに、何も変わらない。

障碍児だろうと、健常児だろうと、この子の足りないものを自分が補い、いつも先に立って、手を差し伸べていけばいい。

診断名も、療法も、何もいらない。

私がこの子だけのプロになろうと、心に決めました。

時を経て、知的障碍者でないことが明らかになり、あの苦しみや悩みは過去のものとなりました。

まあ、難がない子かと言えば違うかもしれませんが、それは私も同じであり、社会生活がまともに送れていれば、良しということでいいと思います。

相当苦しみ、自律神経もやられた気がしますが、あの経験は私の子育てや生き方の原点になりました。

目の前のものをしっかりと観察して、徹底的に調べて、対処していく。

必要なものにはすがり、不要なものは排除する。

その基準はあくまでも自分の感覚。

他人に迷惑をかけていないか、自分や息子が苦しくないか。

そこだけが基準です。

それ以外のものは雑音であり、惑わされるだけの雑念になってしまうので。

でも、他人の意見にはきちんと耳を傾けてきました。

為になるアドバイスはしっかり拾って。

そうすることで、きちんと社会の片隅には居られることもできるので。

 

医学というものは、頼るべきではありますが、傾倒してはいけないものだとも思っています。

私は数年前に、難病と診断されました。

結論から言うと、おそらく更年期のうえ、自律神経が相当乱れていただけであり、ぶっちゃけ誤診だったと考えています。

この難病は、検査で診断される場合と、症状だけで診断される場合があり、私は後者とされ、1か月入院して、恐ろしいほど大量のステロイドを投入されました。

その後、いくつかの合併症が出現して、一番厄介だったのが歩けなくなったこと。

体重はなんとか支えられますが、ものにつかまらないと歩けません。

退院してからは、カメのように歩き、階段も手を使って四つん這いでゆっくり登ります。

信号は、誰かがいないと渡り切ることができず、ひとりで外出はできませんでした。

この状態が、病気から来るものなのか、飲み続けている大量のステロイドから来るものなのか。

がむしゃらに調べました。

そして、ある大学教授の話からヒントを得て、ステロイドを抜いていくことに自分で舵を切りました。

これには家族も主治医も大反対でしたが、私は自分が難病ではないという自信があったんです。

ならば、ステロイドを抜いて、この足が使えるようになれば、私は病気ではないんだと結論を出すことができる。

ステロイドを急激に体から抜くことはとても危険なことでしたが、あえてそれをやり続けた結果、私は歩けるようになり、今に至ります。

かなり無謀ではありましたが、調べて、相談して、結果的に回復となり、あの時に舵を切って本当に良かったと思っています。

あのまま主治医に従っていたら、私は今も病人だったでしょう。

 

いろんなことがあり、今の私の生き方があります。

多くの人が、それぞれいろんな体験をしてきたことでしょう。

それらを活かして、自分の人生を悔いのない、いい人生だったということにしたいですね。

あ、別に逆らっているばかりじゃないんですよ。

息子の今回の病気については、治療をしなければ死に至ることも、数値を見れば明らかなのできちんと受け容れています。

メリハリをつけて、自分の体と心を信じて。

 

喜ばしいことに、味覚と臭覚が戻ってきました。

早く焼肉を食べに行きたいですね~

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