オーランド3日目。
そう、この日は大晦日。
2022年の最後の日をアメリカで迎えるという、人生初の経験です。
娘の希望であり、私もこれには非常に前向きで。
結論から言うと、やっぱりアメリカはすごい!
そう感じたカウントダウンであり、WDWでした。
3日目のスケジュールです。
この日のメインイベントは、なんと言ってもシンデレラ城でのカウントダウンショーです。
このカウントダウンについては、何時間前から場所取りをするのか、防寒は必要かなど、日本にいるときから結構調べてきていました。
気温については、私たちが滞在中は結構高めの日が多く、昼間は半そでに羽織もの、朝晩は結構冷えるので、パンツは厚手のものにして、しっかり目のパーカーをもう一枚用意するといった感じです。
カウントダウンでは長時間居座るので、我が家は捨てるはずのベッドパットを1枚持っていき、それを座布団代わりにしました。
寒いと感じたことはなかったので、ひざ掛けなどの防寒グッズは不要でした。
日本で集めておいた情報によると、カウントダウン当日はめちゃ込みで、午前中には入場制限がかかってしまうので、他のパークへの移動はやめた方がいいということ。
荷物が多い人(座布団やひざ掛けなどの荷物)は、朝一でロッカーを確保しないとすぐに埋まってしまうということ。
それらを忠実に守って行動した我が家でしたが、結果的にはそんなこともありませんでしたね。
午後になって一旦パークを出ても、再入場はできましたし、ロッカーも夕方に空きはきちんとありました。
それらは日本人による情報なので、当たり前ですがコロナ前のものであり、やはりアメリカディズニーと言えどもコロナ後は、めちゃ込みという実感は無く、入場者数は減っているんじゃないかあと感じました。
さて、やはりアーリーを利用するために8時にはエントランスで並びます。
最初に向かうのは、忠実にコインロッカー。
この機械で大中小の3パターンからロッカーを選び、料金を支払い、指定された番号のロッカーを利用するという仕組みです。
中サイズで12ドルだったかな。
荷物を預けて身軽になった私たち、お城に向かって歩きます。
この日の天気予報は、曇り時々雨。
特にカウントダウンの時間帯に結構雨が降るらしく、少し心配していましたが、結果的には大丈夫でした。
朝もこんな感じで、軽く霧雨が降っていました。
この日の目的はカウントダウンだけで、特にお目当てのアトラクションはありません。
マジックキングダムは、東京のディズニーランドのアトラクションとほぼ同じなので、アバターのように必死になって長時間並んでまで絶対に!という乗り物はありません。
でもせっかくアーリーで入場しているので、これを使わないのはもったいないということで、今月後半に閉鎖されるスプラッシュマウンテンに向かうことにしました。
スプラッシュマウンテンの閉鎖問題については、日本人にはわからない奥深い黒人差別が存在しています。
簡単に言うと、黒人は奴隷として差別を受けてきたはずなのに、このアトラクションのモチーフとなっているディズニー映画「南部の唄」では、白人と同等に生活しているような表現になっている。
それに対して抗議が起こり、映画は公開されなくなったが、それをもとに作られたスプラッシュマウンテンが、そのまま存在していることはおかしいという新たな抗議活動が起こり、閉鎖が決まった。
こういう流れです。
来年には、ディズニー映画「プリンセスと魔法のキス」がモチーフのアトラクションに変わります。
こちらの映画、我が家が今回オーランドの次に向かうニューオリンズが舞台になっているんです。
そして我が家、ニューオリンズの2日目には、黒人が働かされていたプランテーションという農場にも足を運びます。
今回の旅とリンクしているこのスプラッシュマウンテン、私自身は東京ではそれほど多く乗ってはいませんが、ここでは最後に乗っておこうと思いました。
この可愛いオブジェともお別れですね。
このあとお城の方に戻ると、ミッキーたちのキャッスルショーがあり、そのあとパレードが始まるというので、お城の前に座って待っていました。
クリスマスのパレードです。
やっぱり、ミッキー!ミニーちゃ~ん!!って叫んじゃいますね(笑)
やはり大晦日とあって、アトラクションの待ち時間も長く、それでもビックサンダーマウンテンやホーンテッドマンションなど4つほどに乗り、食事も済ませて、お城の前にスタンバイします。
はじめは、お城の横に陣取りましたが、そこはダメだとどかされてしまい、追い出されるようにお城の前に進まされ、なんとほぼ最前列のような場所に流れ着きました。
すばらしい!
19時頃から5時間という長い時間を、ここで過ごすことになります。
でもね、アメリカは飽きさせないです。
常に余興が途切れません。
ゲストもノリノリで。
もちろん私たちも踊りまくりです。
ミッキーのクリスマスショーもあり。
そしてまた、踊りまくり。
そんなふうにテンションを上げながら、やがてクライマックスを迎えます。
さて、とうとう12時少し前になりました。
まずはラストに向けての始まり、ファンタジー・イン・ザ・スカイという花火です。
長いので最初の部分だけをどうぞ。
そしていよいよ1年の最後を、このまま迎えます。
長い花火のショーの最後、カウントダウンが始まったところからの動画です。
この場所のそのままの雰囲気は伝わらないと思いますが、あまりに華やかで、楽しくて、思わず涙が出ました。
なんて言うんでしょう。
日本で年を迎えるときは、1年が終わったなあ、新しい年なんだなあと厳かにその時を迎えます。
でも、今回は真に新しい年明けを祝ったという体験でした。
年を迎えられて、ありがとうと叫びたい気持ちでしたね。
それにしても、前座からの流れをずっと見てきて、やっぱりアメリカは違います。
スケールの大きさ、楽しもうという精神。
日本が悪いとか、アメリカが素晴らしいとかじゃなく、ひとことで言えば、このアメリカ人たちの圧倒的なパワーには勝てないなと感じました。
それは、彼らが優れているからというわけではなく、ただひとえに、臆することなく主張できる状況にあるということ。
この土台が大きいんですね。
感動のカウントダウンショーを終えて、3人で「Happy new Year!!」と叫んで抱き合いました。
今までにない年明けを迎えました。
この新しい1年。
何が待っているんでしょうか。
でもでも、絶対にいい年にしたい。
いや、してやるぞ!!