2023年を迎えました。
なんかね、これまでの人生でこんなふうにお祭り気分で新年を迎えることが無かったので、実感がなくてね。
やっぱり日本人は、あのゴーンという除夜の鐘を聞かないとダメなんでしょうか。
いいか悪いかとか。
自分に合っているか、そうではないかとか。
体験をしてみて、はじめて判断できることであり、それが仮にそれほどのものではないと感じたとしても、それを知ったという経験が私の中に残ります。
いつかは老いて、そして消えてしまうというのなら、今のうちに多くの知らなかったことを知っておきたいですね。
ここ数年で、この歳になって、はじめてそういうふうに静かにチャレンジをしているなあと実感しています。
さあ、新年。
元旦であるこの日のスケジュールです。
日本に居たら、ゆっくり起きてきて、お雑煮をつくっていただろうこの日。
まずは朝からお引越し。
と言っても、荷物をまとめて依頼をすれば、次のホテルへ運んでくれます。
このホテル、コロナドスプリングスともお別れです。
朝から晩までパークに居るので、寝るためだけの部屋でしたが、使い勝手はよかったです。
敷地が広くて、バス停まで4~5分ほど歩きますが、どのホテルでもこんなものですから。
次なるホテルは、トップランクの直営ホテルで、バルコニーからアフリカのサバンナのような景色が見えるという魅力あるホテルです。
私たちはこの日、荷物をまとめたらそのままパークへ行ってしまうので、次のホテルの部屋に入るのは夜になります。
本日の目玉は、なんと言ってもファンタズミック。
まあ、私は正直そんなにテンションが上がることもないのですが、子どもはふたりともこのショーが大好きで。
過去2回のWDWでも、アナハイムでも、なんなら東京のリゾートでも、数多く見てきたこのショーですが、確かにWDWは一番大きな会場で、ゲストも一体化して楽しむという点で、ここWDWが最高のファンタズミックだとは思います。
思いますがね・・
このショーの席をとるために、3万円を楽に超えるレストランでの食事が必要なんですよね。
予定表に書かれているブラウンダービーというレストランでは、ファンタズミックの席が確保できるダイニングパッケージというのが売り出されていて、この予約がとんでもなく大変で。
60日前から予約ができるのですが、これがまったくもって全然無理。
それからは毎日のように空きをチェックし続け、それでもだめだったので、あきらめていたところ、SNSで教えてもらったのが「MouseDining」というシステム。
これに登録しておくと、無料のサービスで、空きが出るとメールで教えてくれるのです。
無料プランだと、最大で6件まで人気のレストランやパッケージを登録できます。
これはすごいと、我が家もいくつかのレストランを登録しておきましたが、確かにメールは来るのですが、大概は寝ている時間なんです。
いくつかのチャンスは逃してきたのですが、とうとうまだ起きている時間にアラームが来て、このファンタズミックのダイニングパッケージをゲットすることができました。
ブラウンダービーで食事をすると、ダイニングパッケージ客用のエリアのバウチャー券がもらえます。
それを持って会場に行くと、スタッフが案内してくれるというわけです。
ブラウンダービーの他にも、いくつかのレストランでこのダイニングパッケージを売り出しているのですが、ブラウンダービーは比較的金額が高いからなのか、ここでもらう入場バウチャーは会場の中央エリアなんです。
当然娘はここを希望して、今回結果的に一番前のど真ん中。
最高の席でショーを観ることができました。
ブラウンダービーでの食事は、11時15分の予約。
この日は引越しもあったので、結構ゆっくり目でパークにイン。
すぐにランチの時間になりました。
案内してくれたイケメンおじさんの説明によるとー
なんとパッケージ用の食事のパターンがきちんと用意されていて、2人分をシェアしようね~という軽いオーダーではバウチャーはゲットできないことがわかりました。
レストラン側もきちんと付けこんできますね~
前菜から2品とか、メインから2品とか、デザートから2品とか、そんなような条件を付けられ、食べきれないだろうけれど仕方なく条件に合わせてオーダーしました。
そういえば、以前もこのレストランで、吐きそうなほど頑張って食べたけど、かなり残した記憶があります。
今回はなんとか3分の2くらいは食べることができました。
たらふく食べて、念願のバウチャーをゲットし、私の大好きなトイマニへ。
点数はいつも低いのですが、結構好きなアトラクションです。
そのあと、前回工事中だったトイストーリーランドへ。
新しいアトラクションに乗りたかったのですが、120分待ちなのでパス。
これまた新しいアトラクション「ミッキー&ミニーのランナウェイ・レールウェイ」なら待ち時間が多少短かったので、そちらへ移動。
これがかわいくて、結構スリルもあって、何気に楽しかったですね。
そしてそして、息子の一押しのアトラクションです。
めちゃくちゃ人気なので、例の有料システムを使って入場です。
スターウォーズファンにはたまらないアトラクション「スターウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」。
最初の入り口から、すでに3~4回乗っているというのに興奮気味の息子。
すごいんだから、すごいんだからと。
出てくるキャラたちの名前もわからない私と娘は、ふんふんとうなずきながら進みます。
そんな私たちにも、圧巻だったのがこれ。
思わず、おおっと声が出ましたね。
迫力ありすぎです。
どうやら私たちゲストは、捕虜の身となって、敵の宇宙船の中をさまよいながら脱出するというストーリーのようで、この後結構スリルのあるライドに乗車します。
とても長い時間のアトラクションで、ファンでなくても充分に楽しめました。
アバターをしのぐ人気があるというのもうなずけますね。
そしてこの後は、ぶらぶらとしながら、ファンタズミックの会場へ。
バウチャーを提示して、中央エリアに案内されて、私たちはど真ん中の最前列をゲット。
正確に言えば、1列目の前にちょっと短めの長椅子があり、そこにはすでに日本人の女性がふたり陣取っていましたが、私たちの目の前にはその椅子がないので、実質的には最前列でした。
席を確保したら、代わる代わるトイレへ行き軽食も買ってきて、ショーを待ちます。
待っている間に、なんと息子の大学の先輩がやってきました。
声をかけられ、息子もびっくり。
実は息子の同級生も来ていて、LINEでやりとりはしていたようですが、先輩たちがそれとは別に来ているというのは知らなかったようで。
空港でもパリ行きの同級生に会い、オーランドでも遭遇するなんて、なんと行動パターンが似通った仲間なのか。
息子が大学をこよなく愛していた理由がわかります。
そんなこんな、ショーを待つ時間、アメリカ人たちは決して飽きさせません。
誰かの声掛けで、まずはスタンドでウェーブが始まります。
10周くらいしたでしょうか。
その後は今度はこんなふうにスマホのライトをつけ始めます。
以前は、ファンタズミックの前に前座があり、それで退屈させないようにしていたはずですが、コロナ以降、それが消えてしまったようですね。
でもそこは、さすがアメリカ人。
自分たちでとっとと楽しみ始めます。
今回はそういう場面を何度か見掛け、アメリカ人にはやっぱり勝てないなあと感じましたね。
そしていよいよ、ファンタズミック開始です。
最初の部分だけ動画をどうぞ。
とは言っても、この後10分ほどしたら寝落ちしてしまい、結局最後まで動画を撮ってはいません(笑)
いやいや、もう何度もこのショーは見ているので、私自身は最初だけおおっ!となりますが、それ以降はただただ眠気との戦いであり、終わったときには自分にそっと、頑張ったねと声をかける次第で(笑)
子どもたちは相変わらず興奮してしゃべってましたが。
まあ、それで私はいいんですけどね。
その後は息子は何かのアトラクションに乗りに行き、私と娘はブラブラとしました。
そして少し早めに、引っ越し後のホテルに帰ります・・