とうとうこの旅も、最終日を迎えました。
あっという間でしたね。
最後まで早起きの、本日のスケジュールです。
朝4時にベッドから起き上がり、眠い目でスマホをチェックします。
そこに飛び込んできたこのメール。
しょぼしょぼとした目が、カッと見開きました。
夜中にきていたようです。
ちょ、ちょっと待てよ・・
これは完全に、アウトってやつでは?
次の乗り継ぎであるダラスから日本への便に間に合わないじゃない!
ベッドから飛び起きました。
私の声でふたりも目覚めます。
「どうした?」
「いやいやいや、飛行機が・・」
次に来ていたメールで愕然としました。
待て待て。
そうなると、我が家がずっと以前から予約を入れていた、プレエコ最前列という場所ではなくなるということ。
そしてそして、最後は成田だと?
羽田じゃない・・
ということは、預けていたダウンコートが受け取れない!
一応、上着はあるけど、ダウンじゃないと成田から家まで、寒いだろうなあ・・
とりあえずアメリカン航空に電話をしてみました。
席がどうなるかを聞いてみたところ、この便はプレエコ設定がないため、エコノミーの席になるということ。
プレエコはあくまでもエコノミーグレードなので、こういうケースではエコノミー席になるらしいです。
なにっ!!!
しかも、現時点で空いている席がエコノミーの真ん中あたりの席だと。
それは困る!!!
アメリカン航空にもJALにも電話で、この際有料でもアップグレードしてもらいたいと言ってみたのですが、全くダメで。
トホホ・・です。
エコノミー席で帰ることになるのか。
しかも、真ん中あたりの場所の。
とりあえず、カウンターで交渉しようということで、Uberで空港へ。
早めに着いたので、プライオリティパスでラウンジへ。
軽食を食べて、ソファ席でしばしゆっくり。
その間に、飛行機の出発はどんどん遅れて、最後はさらに30分ほどの遅れでダラスに着きました。
さて、ダラスのJALカウンター。
アメリカン航空が遅れて、結局この便になってしまったこと。
私が足が悪いので、プレエコの最前列をとってあったのに、エコノミー席の真ん中あたりになってしまったこと。
なんとか有料で構わないので、ビジネス席に変えてもらえないかということ。
しつこくしつこく繰り返しましたが、それはカウンターではできないということでした。
ただ私たちがあまりにしつこかったので、エコノミー席の一番前の席に変更してもらえたこと。
これはラッキーでした。
しかしながら、プレエコとエコノミーの差額は返金されないと言われ、またもや、めちゃ不服の私たち。
それを見ていたJALスタッフに、アメリカン航空のラウンジに入れるチケットが渡されましたが、差額が返金されないというのはほんとに納得がいかない。
とりあえず、帰国してJALに交渉しようということになりましたが、カウンターのJALスタッフが言うのには、単に天候の理由ということなら返金はされないでしょうとのこと。
それもなんで?ですが、とりあえず、そのときのためになぜアメリカン航空が遅れたのかをアメリカン航空のカウンターに行って確認しておいてくれと言われました。
というわけで、渋々とそちらへ。
事情を話すと、でかい身体なのにかわいい声のおねーさんが、パソコンをカタカタと打って、遅延理由を調べてくれて。
話してくれたその理由に、驚愕でした。
スタッフがひとり遅れたことが原因だと!
はっ?
そんなことで?
ありえない!!
しかも、悪びれた様子もなく、このおねーさんはその事実を普通に私たちに伝えている。
ここ、アメリカン航空のカウンターですよね?
まずは「すみません」でしょ!
いちおう、この画面をスクショしていってと言われ、ていよく帰されましたが、なんだかもやもやです。
これがアメリカか。
いや、私たちが日本人の旅行者だからの扱いなのか。
まあ、すみませんとか言われたからといって、何も状況は変わらないんですがね。
そんなこんなで、やっと日本へ帰る飛行機に搭乗。
エコノミー席の最前列で、真ん中の4席のうちの3席。
プレエコよりもシートが狭いし、フットレストがないこと、スリッパがないことが不満ですが、前が広いので、当初の席とそうは変わらないかなあと感じました。
ただ、フットレストやレッグレストがないのは、やっぱり私の足には辛くて。
数時間後には足がかなりだるくなり、つりそうな気配になったので、足をさすっていたところ、カウンターでゴネた私たちの情報が引き継がれていたのか、ボストンバックのような足枕を持ってきてくれました。
これでかなり楽になりました。
ありがたいことでしたが、やはり私の足は、エコノミーの普通席ではもたないということがわかりました。
お高い足になってしまったのね・・
こうして、最後はガックリしたり、怒ったり苦しんだりしながら、日本へ戻ってきました。
羽田空港で預けておいたダウンは自宅へ送ってもらい、寒くないように服を重ね着して、成田から電車を乗り継いで自宅へと戻りました。
出発前に羽田まで車で行くことも検討していましたが、今となってはモノレールで行って正解ということになりましたね。
結局、翌日にJALに電話をしてプレエコを利用できなかったことを話すと、すぐに差額返金ということで対応してくれました。
まあ、これは当たり前と言えば当たり前のこと。
その前に差額返金は無いと、アメリカン航空でもダラスのJALカウンターでも言われてきていたから、ずっとイラついていたわけで。
お金が返れば、ま、いっか。
それでもず~っと口をとがらせていたのが、我が娘で。
私の卒業旅行なのに~!!
そうだよね、ちょっと終わりが悪かったよね・・
帰国して私と娘の会話。
この旅行、どうだった?
もうディズニーはいいかなあ。
これは娘と私、同じ感想。
本当にお腹いっぱいになりました。
私的には、WDWだけでおしまいにせず、ニューオリンズに行けてよかったでしたね。
娘はやっぱりイタリアにしておけばよかったと、ちょっぴり後悔しているとのこと。
もう、大人だから、大人の旅をしたいと。
それがわかった旅だったと。
私自身はやはり、昨年夏のサンフランシスコ&ラスベガスに続いて、なんだか惰性で行ったなあという感覚がどうしても残ってしまった気がします。
それはなぜなのか。
コロナで意欲が薄れたのか、陰性証明の心配があるからなのか、お腹いっぱいのWDWという場所だったからなのか、年末年始の忙しさで渡航したからなのか、自分の望んでいる場所ではなかったからなのか。
この答え、次のフランスで出ることでしょう。
最後に、大好きな娘に。
コロナのせいで1年遅れだけど、卒業おめでとう。
まだまだ一緒に旅をしようね・・
ちなみに。
帰国後、娘の体重が4㎏痩せていたというのは間違いでした。
同じ体重計に私が乗ったら、なんと8kg痩せていて(笑)
体重計の電池切れだったことが判明。
オチがついたところで、我が家の今回の旅行記、〆とさせていただきます(完。