昨日はなんだか1日バタバタとしました。
朝、娘が出勤で家を出る少し前に、実母から電話が。
忙しい中、何かと思ったら、次の土曜日に実家へ姉とふたりで行くはずだったのに、遠回しに「来るな」という話でした。
理由は、私が昨年末にたぶん罹ったであろうコロナを恐れて。
「もうコロナは大丈夫なのかなあ~っと思って・・」
はあ?
はいはい、心配なわけね~、じゃあ行きませんから。
渡りに船とはこのこと。
ほんとはね、行きたくはなかったんです。
遠いし、面倒だし、実母好きじゃないし。
姉から誘われて、まあたまにはいいかなと思って、あまり気乗りはしないけど重い腰を上げたわけで。
そこを、あちらから結構だと言われました。
「そうだよね~、やっぱりテレビでも言ってるしね。高齢者に会う時は気をつけてってね~」
と、話を合わせたら、喜んでまた今度にしようと言われました。
心から解放されたと感じ、これはラッキーだと思って、ほくそ笑んでいた私ですが。
喜びもつかの間。
今度は息子の様子が、ちょっとおかしい。
娘が出かけた後、少し遅れて息子が出勤するのですが、いつまでもベッドに座り込んでいてなかなか支度をしない。
遅れるよと声をかけると、体調が悪いという返事。
途端に不安になります。
「なんだか、飲んでもいないのに二日酔いみたいに体が重くてだるい」と。
すぐにおでこに手を当てましたが、熱はまるでなくて。
他に風邪らしき症状も何もなく、ただただ脱力感と倦怠感があるらしくて。
コロナやインフルではないとすると―
病気が悪化したのか。
ふたりで顔を見合わせます。
とりあえず、今日は休みをもらい、すぐに主治医に電話をしたところ、熱もなくだるいだけなら、自宅で様子を見てほしいと言われました。
急激な変化があれば、また連絡をくれということ。
まあ、そうだよね。
息子の病気は、薬で抑えている限り、内臓出血以外は慌てることはなく、コテッと死んでしまうようなことも考えにくいので、様子を見ていくしかない。
それはわかっているんですがね。
ただ骨髄生検が、そう頻繁にできるものではないので、今どんな状態なのかは誰もわからず、ちょっとした不調も、もしかしたら、骨髄が固まりだしたのではないかと、どうしても不安になってしまいます。
誰にもわからないことではありますが、やっぱり医師がそう言うのなら、最終的にはこうして様子を見ようねということになります。
家の服に着替えて、ベッドに横になった息子と話をしていると、また私の携帯が鳴って、今度は夫から。
そういえば、ちょっとした用事があり、今日は一緒にランチを食べることになっていたんだ。
事情を話すと、じゃあ、書類だけほしいということになり、マンションの玄関の車寄せに停めているから来てくれと言われ、必要な書類を持っていくと・・
車寄せに立っているポールの付近が水浸しになっていて、そのわきに夫が立っています。
「どうしたの、この水・・」
夫曰く、車がポールにこすってしまい、出てみたら車から水が漏れていると。
ポールも傷ついているし、車のバンパーにもがっつり傷ができているし。
この日は管理人さんが休みなので、報告もできず、今日主人から電話を入れるということになって、車も、どうやらウインドウォッシャー液が漏れているということで、ディーラーでなおすことになりました。
その後は、ディーラーからは何度かこちらに確認の電話があったり。
朝一の実母の件で、今度はいっしょに行くはずだった姉からも電話があったり。
娘が働き始めて最近は、毎日ひとり静かに1日を過ごしていましたが、昨日は本当に体も心もざわざわとした1日になりました。
息子の具合は、今朝にはかなり良くなっていて、万全ではないようですが、出勤していきました。
なんだかね、心配なんです。
息子は本当にこれまで病気知らず、疲れ知らずで、大学生まではパワフルな子だったんです。
どこへ行っても、どんなハードスケジュールでも、翌日には普通に元気にまた飛び回っている子で。
それが、昨年夏のサンフランシスコ&ラスベガスから帰ってきたとたん、息子だけがものすごい扁桃炎になりました。
昨年末のコロナ騒ぎも息子からはじまっています。
年末年始のアメリカ旅行も、帰ってきた翌日、ひとりだけ疲れが出てベッドから起き上がれず。
その後、友達と弾丸で時差のない韓国へ行ったのですが、やはり帰国した翌日疲れがとれず。
私も娘も、そりゃ時差ボケだの、疲れだのもありましたが、普通に動けていたのに、息子だけが毎回体調が悪く、やっぱり以前の息子とは大きく違っていると感じています。
これは病気のせいなのか、ワクチンのせいなのか、加齢のせいなのか。
不安とか恐れとか、これと共存する覚悟が必要なのはわかってはいるんですけどね。
まあ、私なんかより、当の本人はその数倍の葛藤を抱えているはずですから。
というわけで。
フランスへとうとう行くぞ!計画、実行となりそうです。
もうね、いろんな不安を両手にもちながら、自分の体調不良も吹き飛ばしながら、突き進みます。
息子の地方移動は、ラッキーなことに今回は免れました。
まだ、都内での部署移動の懸念は残っていますが、そろそろいろいろ始動していこうと思っています。
8月のパリ行き航空券、すでにHISでおさえている内容でほぼ決定です。
今朝、同じ内容の航空券を航空会社のサイトで見てみたら、ビジネスクラスということもありますが、なんとひとり約16万円のアップ!!
もう手が出せない金額になっていましたよ。
念願であり、ノルマでもあったフランス旅行へ。
息子よ、いざ行かん!