息子の異動もあり、我が家の夏のパリ旅行に暗雲が立ち込めてきたうえに、もっとヤバいことがフランスでは続いていて。
過激なデモとストライキです。
もうすでに1月から、いやもっと前から?続いているようなので、まだまだ長期化しそうな気配。
夏まで続いちゃうかしら・・
今回のデモやストは、年金改革に反対するフランス国民の抗議です。
年金支給年齢が62歳から64歳に引き上げられることへの反発で、日本では考えられないくらい過激な運動です。
デモがいいかどうかはわからないですが、主張したい気持ちはわかります。
フランスやイギリスの国民って、すぐにストライキしますよね。
空港とかも閉鎖されちゃうし、今回はパリ市内でもゴミの収集がストで行われず、パリ市内にはたくさんのゴミの山ができていて、挙句の果てにデモが始まりそれに火をつけたとか。
こういう記事を見ると、日本人はやっぱり大人しいなあと思いますね。
給料が30年上がらなくても、どんどん増税されても、はあ?って思われることに税金を大量投入されても、何も言わない、抗議活動しない。
霞が関や国会議事堂前でも、デモは毎日のようにあるようですが、小規模だし、過激なことは無いので、「ああ、やってるなあ~」という具合で終わります。
他の国のように、100万人規模だったり、逮捕者が出たりというデモには決してならない日本。
ストライキという言葉も、今の日本には無くなりました。
経営者に対して、文句を言わないおとなしい労働者。
だからこそ、賃金が30年上がらない日本になったんですね。
国に対しては、増税するなと声高になりますが、経営者には賃金を上げろと叫ばない。
中小企業なんかのトップは、結構自由にお金を使っているくせに、従業員にはごくわずかな昇給で我慢させている。
上場企業の社員は、辞めさせられたら大変だから、経営者にたてつくこともできない。
労働者がこうして、みんな横並びでいい子になるから、トップも安心して薄給支給を続けるし、企業同士も人材確保はできているので、競争する努力が不要になる。
こうしてきた結果が、低成長国家をつくってきてしまったということなのかなと。
我々は、そういうことに気づかずにきた、ただただ大人しいヤバい国民なんです。
賃金上げろと言えない労働者が、最も恐れているのはなにかと言うと、同調圧力。
人の目が怖くて、自分の意見が言えないこの国民性が、この日本を形成しているんですね。
政治がダメなのか、国民がいけないのか。
この国民性はどこで、どうして出来上がったのか。
そしてこの国は、はたして幸せな国なのか、可哀そうな国民なのか。
真剣に考えなくては、未来がないですね。
賃金を上げろと声高に言うのは岸田さんの仕事じゃなくて、労働者があげるべき声じゃないでしょうか・・
ということで。
フランスのデモやストが夏までにおさまるのか。
そうでなくても、日本に比べて犯罪多発の国なのに、物騒な中、慣れない場所へ行くのはちょっと怖いなあ。
パリは地下鉄でどこにでも移動できるらしいけど、スリが多いし、階段の上り下りが結構大変らしくて。
アメリカではちょこちょこUberを利用していたので、パリでもそうしようか。
そうそう、シャルルドゴール空港とホテルの間の送迎が、エミレーツのビジネスクラスにはついてくるんです。
なんならエミレーツ、羽田や成田までの送迎も、区間が決められてはいたものの、コロナ前にはあったそうで。
今回購入した航空券は、成田発着になります。
羽田の方が断然近くていいのですが、理想通りの発着時間帯にすると、あまりに高額になるので、仕方なく成田です。
出発の日、子どもたちふたりは、会社から成田へそのまま直行してもらい、私ひとりが自宅から成田へ向かいます。
その場合、荷物はどうするの?となりますが、おそらくスーツケース3個のうち2つを先に成田まで送っておくことになると思います。
これは持っているクレジットカードで無料になるサービスがあり、昨年は2回とも利用しています。
2日前に業者が自宅まで引き取りに来ます。
それでも、当日まで使っていたものを最後に詰め込んでいくスーツケースは、どうしても私ひとりで持っていくことになるので、それをよっこらと転がして電車で成田まで行くのはちょっと大変だなあ・・
かと言って、自分で運転して成田までは遠くていやだし。
以前はすぐ近くの駅から空港直行バスが出ていたのですが、コロナ以降、羽田は復活したのに、成田は未だにダメで、行く方法は電車しかない。
そんなふうに悩んでいたところ、見つけてしまったんです。
成田までの送迎を。
正確にいうと、「送」のみですが。
それがこれです。
ラグジュアリーカードというクレジットカードです。
カードは3種類あって、一番年会費の安いチタンカードにしたのですが、なんとこのラグジュアリーカード、空港までの送迎特典があるんです。
ただしこれには条件があります。
一定額以上の航空券を、このカードで決済しなくてはいけないのです。
今回の場合は、100万以上200万円未満に当てはまり、片道無料ということになります。
こりゃいいやと飛びついて入会した後、わかったこと。
これは、このカードのコンシェルジュを通して航空券を買ったときにのみ適用されるということです。
今回はHISで購入しているので、対象外とのこと。
きちんと条件という項目に書かれていました。
でもね、カードに入会するときにね、ちゃんと聞いたんですよ。
このサービスについて教えてくれって。
その時に、コンシェルジュを通して買うことが条件なんて言ってなかったし!
その時に言ってくれたら、申し込みについてはもっと慎重になったのに。
ま、しょうがない。
私はクレカについては結構好きで、20代前半から数枚を所持して使い続けています。
コンシェルジュの利用ができたり、ディズニーに強かったり、そのカードの特色とメリットをしっかり把握して申し込みます。
コンシェルジュやメンバーデスクについては結構利用するのですが、少し前にこれまで使っていたJCBカードのメンバーデスクに、空港への手荷物の発送について問い合わせをしたところ、それはご自身で空港の手荷物カウンターに直接問い合わせをしてくれと言われてしまいました。
電話自体もかなりかかりづらく、ましてや自分で電話してくれなんて言われたことはコロナ前にはありえなかったことなので、高い年会費を払っている価値がないと考え、それに代わるカードを探してはいました。
そこで試してみようと考えたのが、このラグジュアリーカードだったんです。
今後、私にとって使えるカードかどうか、いろいろ試していこうと思います。
出だしとしては、成田までちょっと楽をしようと、焦りすぎた感がありますが。
さて、待ちに待ち続けたフランス旅行。
息子の異動で予定通り行けるのか。
フランスのデモはどうなるのか。
またもや、さあいくぞ!とは一気にはいかない状況ではあるけれど、少しずつ前に進めていきます。