前回に続き、体の不調の話から。
手の親指の話も継続中。
親指の付け根が痛くて、注射を打っても痛みが完全に取れなかったお話。
結局、ピーク時の痛みを100とすると、今も30くらいが残っています。
膝同様、気をつけながら、ごまかしながらという感じですね。
そして新たに昨日、同じ右手の小指の第一関節に痛みが。
ちょっぴり腫れてるし、左と比べると内側に曲がっているし。
診断は受けていないですが、これはもう、へバーデン結節という病気だと思います。
原因不明で、中年の女性に多く、女性ホルモンの変調やストレス、遺伝で発症するということ。
私の母親がおそらくこれで、全部の指の第一関節が曲がっていて、痛い痛いと言っていましたから。
女性にとって、ホルモンとか、自律神経とかって、本当に大事。
これを侮ると、血圧やら血管やら、臓器にまで悪影響が出てきますから。
絶対的にいけないのがストレス。
これを遠ざけることは、健康の第一歩ですよね。
いつも幸せに感じること。
いつも目標を持つこと。
自分を固定観念から解放すること。
やっと夫やコロナから解放された今、それをしっかり感じて、考えて。
毎日を上向きで生きたいですね。
少し前に感じた、左耳の耳閉感。
今はもうありません。
花粉のせいなのか、自律神経のせいなのか。
耳鼻科からは自律神経をコントロールする漢方薬を処方されました。
耳にも鼻にも、特別に異常がなかったからでしょう。
医師には何も言われませんでしたが、暗に、こういう年代なんですよと肩を叩かれた気がします。
そう、自分しか見えなくて、自分だけが正しくて楽しくて、ストレスフリーだった若かりし頃。
私は、他人をあまり気にすることがない、自由な生き方をしてきた方だったので、この年代になって、「自律神経が・・」なんて言うようになるとは想像もつかなかったですね。
先日亡くなった、坂本龍一さんのYMO時代の映像とかを見て、こういう人たちも同じように自分の過去と今を比べたのかなあと、ちらっと考えたりしました。
時代の寵児とされ、後に音楽の才能を世界に認められ、最後は静かに消えていく。
奇抜なファッションに身を包んでいたあの当時に、自分の老いを想像することは無かったでしょう。
名の有る人は、そのギャップが皆に共有されてしまい、それも辛いことだなあと感じます。
最後は、名のない人と同じ終わり方をするということ。
誰も皆ね。
人生を80年として、70歳まで元気に暮らせると仮定したら、あと10回しか夏を迎えられないと60代に突入した人が言っていました。
そうか、あと10回しか夏を楽しめないのか。
腎臓が~とか尿酸値が~とか、小指の関節が曲がってきた~とか言っている自分、めちゃくちゃこれにハッとさせられましたよ。
元気で過ごせるあと10回の夏。
きちんと計画立てないといけないじゃん!
もう確実にゴールがずっと向こうにあるんだということ。
いや、もしかしたらちょっとの距離かもしれないけれど。
限りを知ってしまった今、やっぱりちゃんと生きようと改めて思いました。
私の人生だから。
名の有る人も、名のない人も、自分の人生に自分なりの〆をつくりたい思いは、この年代の共通のものでしょうね。
前回は、体に向き合う。
今回は、人生に向き合う。
若い頃には微塵も考えなかった言葉。
「丁寧に」
丁寧に生きましょう。
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