先日の株価の暴落&高速円高にびっくりしました。
息子などは、30万円近くの損になっているとか。
でも、慌てて売らずに、NISA枠のアメリカ株も含めて、長期で保有すると言っていました。
NISAって、長期視点でがっつり貯めていこうということらしいですからね。
それにしても株は怖い、怖い。
こんな乱高下するなんて、おケチで臆病な私には耐えられません。
以前痛い目に合っていることもあり、自分の性質と株との相性の悪さを知っていて、二度と手を出すことはないんですけどね。
ただ、ちょっとだけ保有しているゴールドの価格がやはり下向きで。
買った金額を割り込んでしまいました。
ドル安に比例するらしくて。
まあ、これこそ長期保有という意味合いで買ったので、このまま波が過ぎるのを待っていますけどね。
為替もすごいことに。
今月イタリア、来月アメリカへ行く我が家にとっては、この円高はドンピシャリのタイミングで、大歓迎ではあるのですが、夫の仕事にはかなりの悪影響。
毎月一定の海外との取引があり、すでに半月も前の為替レートで契約しているために、為替損は百万円単位。
零細企業にはめちゃくちゃ痛い金額です。
ま、夫曰く、これも逆に為替利益のいい時もあったわけで、いってこいだからとあきらめるしかないとのこと。
やっぱりおケチで欲張りな私は、そういう境地にはなれません・・
というわけで、円高の波がやってきました。
数日前のいきなりの円高の前から、すでにその基調が現れていたので、少し前に以前のレートで決済しているローマのホテルとサンタモニカのホテルを、再度とりなおしました。
2件で、35,000円ほど安くなりました。
この2件は5つ星ホテルで、元の金額が高いのでこれほどの差額になりましたが、他のアメリカのホテルはベストウェスタンなどのリーズナブルなホテルなので、現時点で4,000円ほど安くなっているだけ。
この差額で、取り直しをするべきかどうかは、結構迷うところで。
この円高がもっと進んで、差額がもう少し大きくなるようだったら実行しようかなとは考えているところです。
さて、イタリア旅行の計画のお話。
今回の旅行の概要から。
今月下旬に、11日間の日程で行ってきます。
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネツィア、ドロミテをまわり、ベネツィアからの帰国。
ドロミテへは、ベネツィアからレンタカーを借りて行きます。
レンタカーは、アメリカでは数回借りていますが、ヨーロッパでは初めて。
片道3時間未満の行程なので、行ってみようかということになりましたが。
実はイタリア、オートマチック車が少ないらしくて。
そのうえ、今回はベネツィアの駅近くにあるハーツに依頼したのですが、お昼休みで1時間半の休憩、夕方5時には閉まってしまうというなんともおおらかな営業システムで。
私たちは、駅にお昼ごろに着く予定なので、ちょうどその休憩タイムにあたってしまうようです。
この時間のロスがもったいないのですが、そもそもイタリアの列車が予定通りに着くかどうかもわからない。
1時間ほどのタイムラグは常に考えておかないといけませんから、時間通り、思い通りはいかないんだと、諸々諦めておくことも必要なようです。
全般に、余裕をもって行動しないとですね。
お休みを取らないレンタカー営業所も駅構内にはあったのですが、ヨーロッパでのみ展開している会社のようで、ちょっと不安。
時間的にも不便で、あまりクチコミもよくないですが、日本で簡単に予約を入れられるハーツにしておきました。
ちなみにオートマ車は、無事に借りることができましたよ。
今回はじめて利用した旅行会社は、「トラベルスタンダードジャパン」です。
いやいや、旅行の検索をしていると、よく出てくるんです、この会社の広告が。
でもあまりに安いので、なんか不安がありました。
だから、これまではあまり気に留めていなかったのですが、今回二転三転する中、結局最後はここにすがるような形で依頼することになりました。
一旦南イタリアをキャンセルしたあと、エコノミーはやっぱり無理だと思い始め、いろいろ迷ったあげく、まず目にとまったのが、阪急交通社のビジネスクラスツアーでした。
ここがまた安くて。
こりゃいいやと、進めていきましたが、次はホテルで納得がいかず。
まあね、個人旅行ばかりしている我が家は、どうしても選んでしまうんです。
飛行機の座席をビジネスにしたんだから、ツアーのホテルは、ある程度のあきらめが必要だって、ちゃんとわかってはいるんです。
でもでも、潔くなれないのがこの母娘。
そこで目にとまったのが、このトラベルスタンダードジャパンでした。
ビジネスクラスツアーを選んだうえに、ホテルのランクも選べるんです。
当然、上位ランクのホテルにして見積もったのですが、なんとこれまでの2社と何ら変わらない金額。
そのうえ、このホテルにしてほしいとか、この部屋にしてほしいとかのアレンジも受け入れてもらえ、結局、ローマのホテルのみアメックスで予約をすることにして、それ以外のホテルは部屋も指定したうえ、日数も増やして、1等車両の鉄道の予約も加えて、2人で130万円ほどの金額になりました。
これに、アメックスでとったローマのホテルが15万円。
このアメックスも優れモノだと、以前も書きました。
トータルで、1人70万円を超えたし、現地での食事代もあるので、結構な旅行代金になりましたが、まあ納得の内容になりました。
あまりに安いし、アレンジもきくこの超便利な旅行会社ですが、今のところ、航空券もホテルも、それぞれ自分で予約確認をとっているので、イタリアへ行って来れることは間違いないようです。
大手の旅行会社と比べてこれほど金額が安いのは、何か現地でトラブったときに、フォローがない為なのかなと思いました。
たとえば、飛行機が遅れて現地で列車に乗れなかったとしたら、大手なら次の電車を手配するとかのフォローがあるのでしょうが、おそらくこの会社ではそれがない。
安い料金なんだから、現地でのこういったトラブルに関しては自分たちで処理をしてくださいよということなのかなと考えています。
まあ、いつも個人旅行をしているわけですから、安さの秘密がここだけということでしたら、我が家としては大歓迎ではあります。
さてさて、旅行を終えたときの感想がどうなっているか。
そうそう、航空券をキャンセルしたお話も。
今回、JALのサイトで、イタリア往復の航空券を一旦は取ったわけですが、こんなこともあろうかと、キャンセルできる価格で購入していたので、とっても痛いですが、ひとり3万円のキャンセル料を支払って取り消しをしました。
まあ、ここまでは想定済みでしたが。
JALで購入したこの航空券、往きは全行程フィンエア、帰りは一部エールフランスでの運行。
実はフィンエアもエールフランスも、ビジネス席以外では、希望する前方席とかの座席指定は有料なんです。
今回これで、フィンエアは全行程で24,000円ほど、エールフランスは6,000円ほど支払っていましたが、キャンセルに伴い、エールフランスは返金されたのですが、フィンエア戻らず。
フィンエアの場合、たとえばフィンエアサイドの理由で運航便の出発時間の変更があったとして、それでやむを得ずキャンセルしますとなっても、その時間の差が数時間とならない限り、戻すことはないと言われました。
フィンエア、結構渋いです・・
そんなこんなで、イタリア。
なんとか出発できそうです。
昨年のパリよりも、スリが多いと言われているイタリア。
老眼がひどく使い物にならない還暦おばさんと、怖がりの娘の二人旅なので、どんな旅になることやら。
やっぱり息子の存在は大きいなあと、つくづく思っています。
次回は、未だ未完成のアメリカのお話もしなくちゃですね。