アメリカから帰国して、まだまだ時差ボケ中です。
本来ならアメリカのお話をしたいところですが、意外にもしっかり片をつけないと前に進めない几帳面な性分であり、まずはイタリアの続きを仕上げていきますね。
ひと言だけ先に、アメリカの感想を言わせてもらえば、「濃かった~!」
イタリアの後に楽しみながら、じっくり書いていきたいと思います。
それでは、イタリアの続きから。
ミラノに泊まりながら、日帰りでフィレンツェへと向かいます。
ミラノ中央駅から、トレニタリアという高速列車に乗って2時間ほどで、街全体が世界遺産であるというフィレンツェに到着。

イタリアの駅のホームでは、多くの男女がタバコを吸っていて、ちょっと嫌になるくらいでした。
私たちの席は、やはりランク上のプリマクラス。
なんだかんだ、トラブルはできるだけ避けたいので。
こんなふうに向かい合わせに座れて、車両自体もとてもきれいでした。

このトレニタリアで配られるのは、こんなお菓子とジュース。

あまり大きな声では言えませんが、本気でまずかったです・・泣
このイタリア旅行、娘がはじめて一生懸命作りあげた行程なのですが、旅行を終えて断トツで娘が主張したいと言っていたのが、この鉄道のお話。
特にこのトレニタリアの予約の際には、事前にいろんな情報をチェックしていたらしいのですが、ほとんどのブログやYouTubeで発信されているのが、「イタリアの鉄道は当たり前のように1~2時間は遅れる」ということ。
娘はその情報をもとに予定を組んだわけですが、蓋を開けてみると、列車の遅れは全くない。
前日のイタロも同じく、遅れはありませんでした。
どうやらイタリアの高速鉄道が当たり前のように遅れるというのは、過去のお話のようで、我が家が今回体験した遅れは、ベネチアからの各駅停車の列車のみ。
これはたった二駅なのに30分以上かかりましたからね。
現在のイタリアの高速鉄道に関しては、遅れはあまり考慮しなくて大丈夫で、定刻に着くと考えて、予定を組んでいいようです。
遅れを考慮し過ぎた娘、フィレンツェでの予定はひとつしか入れられず、そのうえ、かなり遅い時間に取ったので、結局、帰りの列車の時間に間に合わせるために、予約した内容もがっつりと縮小させる羽目になりました。
娘はこれをかなり不満に感じていて。
今の時代、あっという間に更新されていく情報。
発信も検索も、できるだけ新しいものであるべき!
自身の反省も兼ねて、今回これが我が家の旅の教訓となりました。
フィレンツェでの私の希望は、あの赤茶色の街並みを見ること。
その全体像を見るには、サンタマリアデルフィオーレ大聖堂という建物の脇にある、「ジョットの鐘楼」の414段の階段をのぼらないといけないんです。
苦労の先には、素敵なご褒美がある。
これって、人生そのもので。
だから人は苦しくても頑張って頑張って、先にある宝物を手に入れようとする。
そんなことを思い知らされた、実に恐ろしい階段でした(笑)
ま、その前に。
時系列で書いていきますね。
まず駅に着いてから、そのサンタマリアデルフィオーレ大聖堂へ。

あまりに見事で、何度も声を上げました。
この脇にある細長い鐘楼に、414段の階段があります。
そして、ドーム型のクーポラ。

大聖堂の見学の予約時間がまだまだだということで、それまで他の場所に向かいます。
まずはヴェッキオ宮殿。

この宮殿の中も素晴らしいようですが、今回は中庭まで。

この後娘は、有名な名画が貯蔵されているウフィツィ美術館に入りたかったらしいのですが、なんとこの日は休館日。
娘はここを結構楽しみにしていたのですが、ついうっかりのスケジュールを組んでしまい、心残りができたようです。
そして、ヴェッキオ橋。

この橋は、ディズニーシーのハーバーにかかる橋「ポンテベッキオ」のモデルになっています。(下の黒い線部分)
ディズニーシーで、この橋の上を渡ることはあっても、モデルになっている実際のヴェッキオ橋を渡る人は少ないでしょう。
ディズニーシーのベッキオ橋の上には建物が並んでいますが、これはもともとのモデルであるヴェッキオ橋に、こんなふうに多くのショップが立ち並んでいるからなんですね。

この橋は、フィレンツェ最古の橋で、第二次世界大戦で生き残った唯一の橋だということで、フィレンツェの観光スポットのひとつです。
フィレンツェは金細工が有名らしく、店のほとんどが宝飾店でした。
その後は、娘希望の世界最古の薬屋へ。

このフィレンツェにあるサンタマリアノヴェッラは、およそ800年前に薬草を調合して薬をつくり始め、その薬草から女性を魅了する香りを作り出して香水の販売が始まったそうです。

今は、女子憧れの伝統ある香水ショップ。

娘も大枚をはたいて、ここで初めての香水を購入していました。

私自身は、香水よりも湿布の匂いの方が馴染むお年頃であり、悲しいことに、まったくもって何の興味もわきませんでした(笑)
そしてようやく、この日のメインである、ジョットの鐘楼にのぼる予約の時間に。
本当はその前に、大聖堂の中などの見学をして、その後この鐘楼にのぼるという順番が決まったルートになっているようで、「ここにのぼった後は、他は見学できないのよ!」と、何度もスタッフに念を押されました。
私たちは列車の時間に間に合わないので、諸々を吹っ飛ばしての鐘楼。
しゃーないやん!もう時間がないんだから!他も観たかったけどさ・・
というわけで、のぼりました、414段。

ひたすらひたすらのぼって、たどり着いたのがこの景色です。

いや、これがフィレンツェ!
イタリアに来たんだ~って、実感しましたね。
いろいろと心残りはあるものの、景色を堪能後、弱った膝を撫でながら、駅へと向かいます。
またイタリアに来ることがあるとしたら、今度はじっくりと他の場所を見てみたいと思いました。
そしていよいよ翌日は、私にとってのメインイベントである、コルティナ・ダンペッツォへと向かいます。
