イタリア旅行も終盤となってきました。
ついに、私が一度は行ってみたいと思っていた、北イタリアのドロミテ地方へと向かいます。
とは言っても、たった1泊で行くので、ドロミテ地方を堪能というわけにもいかず、私が今回目指すのは、ブライエス湖。
コルティナ・ダンペッツオという村に泊まり、翌日この湖へと向かいます。
このコルティナ・ダンペッツオ。
実はミラノとともに、2年後の冬季オリンピックの開催地だったんです。
行ってみて、オリンピックの5輪モニュメントを見つけて、はじめてわかったことで。
いや我が家、昨年はオリンピック開催前のパリへ行き、その時もやはりエッフェル塔にあるカウントダウンのモニュメントを見てきたわけで。
そして今回またもや、開催前の現地に訪れて、モニュメントを見ることができたわけで。
そのうえなんとこの後に、今度は2028年開催のロサンゼルスに行くわけで。
3度連続で、オリンピックに先行して現地に出向く我が家。
これ、めっちゃすごくないですか?
娘とそう話して、勝手に鼻高々になった次第です。
あ、実はミラノでも、たぶんガッレリア付近にモニュメントがあったんですが、これは素通りしてしまったんですね。
過去のモニュメントだと思って。
知らないということは、こういうもったいないことをしてしまうということですね。
というわけで。
まずはミラノから高速列車でベネチアへと向かいます。
列車に乗った途端、車掌が回ってきて、次の駅でスリが乗り込んでくる可能性があるので、荷物はきちんとガードしておくようにと言われました。
我が家の荷物は、こんなふうに、ドア付近の荷物置き場に押し込んであります。

仕方がないので、駅に着くたびに、娘がここへ見張りに行き、私は座席の手回り品を守るという行動をとりながらの列車の旅となりました。
まあ、イタリアで数回乗った列車では、いつもこんな感じで、荷物には気を付けていましたけどね。
そして2時間ちょっとで、ベネチアのメストレ駅に到着。
ここで、レンタカーを借ります。
このレンタカーについては、何度か海外でレンタルをしている私が予約を担当。
駅構内にもいくつかのレンタカー会社が入っていたのですが、口コミを見ると、外まで客が並んでいるとか、ネットで予約していったにもかかわらず、手続きにかなり時間がかかったとか、あまりいい評判ではなかったし、日本人の知る会社名も少なかったので、少し駅から歩くHertzを選択。
じゃあ、Hertzが評判が良かったかといえば、そんなことはなく、むしろ駅構内のレンタカー会社の方が断然良かったのですが、遠い地からはるばるやってきた経験値ゼロの日本人であるがゆえに、知名度の高いものを選んでしまうのは仕方のないことで。
まあね、わかってたんですよ。
最初から嫌な予感もあったわけで。
まずは、この車の写真を見てくださいよ。

他にもぶつけた傷が数か所。
これを見たときには意気消沈。
もちろん、自分の車もこんなふうな状態で乗ったことは一度もなく、これまで借りたレンタカーだって、こんなひどいものは見たこともなく。
こんなボコボコの車に乗ること自体が、苦痛でしかありませんでしたね。
ああ、駅前のレンタカー会社にしておけばよかった!
不満は他にも。
私たちは12時にこのメストレ駅に着いたのですが、なんとこのHertz、12時から14時半までお昼休憩で誰もいないっていうんですよ。
2時間半もお昼休憩って、どんなランチ食べるんかい!
駅構内のレンタカーなら、こんな休憩時間はありませんでした。
それにね、翌日の返却時も、17時半で事務所を閉めるので、それ以降の返却の場合、駐車場料金が別途加算されるとか。
まったくね、1日の労働時間、日本人の半分じゃないかしらね。
最終的な料金もめっちゃ高くて、たった2日間での請求額が43000円ほど。
すでに同時進行で手配していたアメリカは、7日間でおよそ90000円なのに。(Hertzではないですが)
そのうえ、これはHertzに限ったことではないのですが、イタリアではオートマ車が少ないので、車種の選択範囲が限られていて。
好きな車を選ぶということは、ほぼできません。
まあ、だからと言って、あんなフルボッコ車を宛がわれるとは思いもしませんでしたがね。
そんなこんなで、いろんな不満がタラタラでしたが、とりあえず14時半まで駅構内のマクドナルドで時間をつぶしたあと、駅から徒歩5分の事務所へ行き、手続きを済ませ、駐車場まで荷物をコロコロ引いて、このフルボッコ車と対面。
一応、私がつけた傷ではないという証拠写真を撮影して、やっと出発となりました。
メストレ駅からコルティナ・ダンペッツオのホテルまでは、約2時間半のドライブ。
アメリカの旅に比べれば、わずかな距離であり、ガソリンも入れることもないだろうしと、なんとも気軽に考えていましたが、一番苦労したのが高速料金の支払い。
何度か経験しているアメリカの高速道路は、フリーウェイのため料金所がないんです。
なので、日本の料金所以外で経験がない私、きちんとどのレーンに入るべきかという予習はしていたのですが、料金所の機械自体の予習はあまりしっかりしていなかったようで。(ま、そもそも情報が少ない)
料金支払いの機械を前にして、文字もわからず、機械が発しているイタリア語のメッセージもよくわからず、後続車もきているし。
助けを求めて助手席の娘を見ましたが、他の場面で頑張っている娘、車に乗っている時だけは魂を抜いていて、私のSOSには一切反応せず。
四面楚歌状態で、気が狂ったように2~3か所に、2~3枚のクレカを差し込んだりタッチしたりしていたら、何が功を奏いたのかわからないけれど、行きも帰りも、なんとか無事に通行バーが上がって、通ることができました。
ミラノで出会った浅草のおばちゃんなんかより、もっとわけのわからないパワーでこうして難を乗り切った私。
まあ、自分の人生そのものといった感じです。
もうひとつ苦労したのが、ラウンドアバウトという道路のシステム。
いつもコメントを下さるカクゾーさんにもアドバイスされていたので、今回通る道にこれがある場所をピックアップして、Googleマップで予習して行ったのですが、見事に間違えてしまいました。
ラウンドアバウトとは、ヨーロッパ発祥の環状交差点。
信号機が無い交差点で、ルールに基づいて車が進行方向を変えるシステムです。
実際はこういう感じ。
この右側に立っている青いぐるぐるの矢印が、ラウンドアバウトの標識です。
この交差点に入る前に停止して、すでに交差点に入っている車が優先なので、これらが通り過ぎるまで待ってから侵入。
自分の行きたい出口に出ていくというシステムです。
このラウンドアバウト、上から見るとこんな感じ。
こうやってね、きちんと予習して、プリントアウトもしていった私。
高速から降りて、3度目くらいからはようやく慣れて、Google先生が「何番目の出口です」と言ってくれる指示の通りにハンドルを切って、間違わずに進むことができましたけどね。
こんなふうに、高速の料金精算機と、このラウンドアバウトにはちょっぴり苦労したし、他にも何度か危ない目にあいながらも、美しいドロミテ地方を目指しました。
こうして走ること2時間半。
現れてきました、アルプスの山。

車窓からの写真ですが、美しく変わっていく景色を見てください。



迫ってくるんです、山が。
運転しながらも、雄たけびを上げ続けましたよ、あまりの美しさと豪快さに。
美しい村コルティナ・ダンペッツオに到着。
娘、イチ押しの可愛らしいホテルです。

お部屋はこんな感じ。

バルコニーにも出られます。

バスルームもまた、かわいい♪

アメニティがなんと、フェラガモでした!
前置きが長かったので、この続きは次回に。


