イタリア最後の観光地、ベネチア本島に向かいます。
朝は毎度、ホテルでの朝食。
その後、はじめて在来線に乗ります。
水の都ベネチアには、100を超える島々があり、その観光の中心がベネチア本島。
我が家が泊まっているホテルは、島ではなく本土にあります。
コルティナ・ダンペッツオへ行くために、我が家はこの本土を拠点としました。
でも、水の都をたっぷりと堪能するのなら、本島に宿泊するのがいいですね。
在来線ということで、はじめて駅で切符を買います。

前日の高速道路の料金精算機同様、よくわかりませんでしたが、なんとか切符を購入。

本島のサンタルチア駅まで、乗車時間は11分です。
サンタルチア駅に着くと、今度は水上バスのチケットを購入。
でもその水上バス、乗り場がめちゃ混みで、いつになっても乗れる気配がなくて。

仕方なく、乗る予定のバスを遠回りのバスに変えて、乗船しました。
予定のバスよりも、倍以上の時間がかかるらしいですが、まったく乗れる気配がない列に並んでいても仕方ないと判断して。
急いでいたのは、ドゥカーレ宮殿の見学の予約をしていたから。
どちらにせよ、ホテルを出たときからすでにギリギリの時間だったようで、水上バスの乗り場の混み具合を見て、もう予約時間に間に合わないことを悟った娘。
水上バスに乗っても、ほぼしゃべりません。
ローマの施設は予約時間にめちゃ厳しかったし、フィレンツェでも施設の見学ルートにはルールがあったりしたし、同じイタリア、きっと遅れたら入れてもらえないだろう・・
この時点で私には覚悟ができていて、なんとしてでも、土下座してでも、入れてもらうつもりでいました。
そんな私たちの心配をよそに、水上バスはすいすいと進んでいきます。

いくつもの停留所を経て、ようやく宮殿のある停留所に到着。
娘はあいかわらず、無言状態。
急ぎ足で宮殿入り口に向かった私たちでしたが・・
なんてことはない。
すんなりと入れてもらえました。
予約時間から1時間近く遅れていたんですけどね。
よかった~!
これは宮殿の中庭。

この宮殿は、ベネチア共和国の政庁として使われていたそうで、議会の間があったり、囚人部屋があったりと、幅広い使命を持っていたようです。



ドゥカーレ宮殿を出てあと、サンマルコ広場へ。

次のサンマルコ寺院の見学まで時間があるので、近くでランチ。
ここのイタリアン、イカのフリッターがおいしいという口コミがあったので、さっそく入店。
これはおいしかったですね。


その後は、広場近くのベネチアングラスのお店に。
息子から、お土産に買ってきてほしいと言われていたので、ほぼ興味がなかったのですが、入ってみてびっくり。
日本語ペラペラの女性スタッフがいたんです。
大学で日本語を習っていたということ。
普通にコミュニケーションが日本語でとれて、親切で、ここに入ってよかったと思いました。
なにしろ、ベネチアングラスについて何も知らなかったので。
今は偽物が多いので、気を付けた方がいいとのこと。
きちんとした工房でつくられているグラスには、証明書がついているそうで。
このお店では、グラスにQRコードが貼られていて、それが証明書代わりになっていました。

ベネチアングラスを売るショップはたくさんあって、どこでも似たようなグラスを見かけましたが、値段がかなり安いショップもありました。
そしてやっぱり、それらの安いグラスには、証明書が付いていませんでした。
何も考えずに入ったお店が、本物を売るショップだったことはラッキーでしたね。
ここで、息子のグラスと私のペンダント、娘のイヤリング、ゴンドラに乗ったスヌーピーの置物を購入しました。

誠実なスタッフの彼女が唯一間違えたのは、税金の還付のための書類の金額。
私の記憶と違っていたので、あれ?と思ったのですが、仕方なく彼女の言うとおりにしたので、やはり少しだけ損をしました。
彼女のミスでしたが、これはもうわずかな金額なので、本物を教えてもらった感謝の方がはるかに大きいものでした。
そして、サンマルコ寺院へ。

ここは、今まで見てきた聖堂とは全くおもむきが違っていて、そういうものに疎い私でさえ、驚きを感じました。

壁も柱も装飾も、イタリアではないような気がしました。
それもそのはず、後で調べてみると、ここは東ローマ帝国の聖堂を模して造られたものだということ。
どおりで。

これはこれで、誠に神妙に、厳かな気持ちになりました。
さてさて、水の都のベネチア。
その名の通り、水の中に街があります。


やっぱり、ゴンドラには乗らないといけませんから。

こんな素敵なレストランも。

ローマは暑さのせいか、もうお腹いっぱいという気分でしたけど、ベネチアはまた来てもいいかなあと思いましたね。
時間に縛られず、あちこちの島を水上バスで巡ってみるのもいいですね、きっと。
水上バスに乗って、サンタルチア駅に戻ります。

これはもう、見慣れたミラコスタの世界。
なんて素敵なんでしょう。
急ぎ足でまわったベネチアを後にして、本土のメストレ駅へ。
高速鉄道は遅れなかったのに、在来線での帰りは、11分で着くはずが40分以上もかかりました。
イタリアの遅延は、しっかり存在してましたね(笑)
メストレ駅付近で、中華のお店を探して、最後の日のディナーはこれ。

いやいや、普通においしかったです。
翌日は、とうとう帰国日となります・・