3日目はマンモスレイクス。
ほぼ予備知識のないまま訪れた場所でしたが、結構素敵な場所で、のんびりと2泊くらいしたいなあと感じました。
まずは予定表から。
この日は、お昼くらいまでこのあたりを観光して、その後はRoute66方面へと向かう予定。
朝は、予定通りサトウのご飯。
今回の旅、朝食付きプラン以外の電子レンジ付きのホテルでは、こうして部屋で朝食を食べました。
散らかり放題のテーブルの朝食です(笑)
これ、経済的にも胃袋にも優しくて、時間短縮にもなって、これからもこのスタイルで行こうと3人で誓ったほど。
今回朝食については、こうして万全に用意したのですが、すっかり忘れてしまったのがスリッパ。
これまでアメリカへ行くときには、ほぼ泊まるホテルの数だけ、しっかり使い捨てスリッパを持っていっていたのに、なぜだか今回は数泊分しか用意していなくて。
仕方なく使い回しもしたのですが、どうしても次のホテルまで持っていくのが嫌になったりもして、とうとうホームセンターへ寄って買い足しました。
やはり旅行の準備って、どこかが抜け落ちてしまうものですね。
満足の朝食のあとは、街を散策してみようということで、ホテルのロビーでホットコーヒーをもらって、ぶらぶらと歩いていきました。
予報では、朝の気温が3℃ということ。
やっぱり寒かったですね。
かなり着込んで、ちょうどよかった感じです。
実はマンモスレイクス、この数日後に雪が降ったそうで、道路が通行止めになって行けなかったというSNSでの書き込みも、あとで見かけたほどで。
我が家、ラッキーでした!
朝なので、あまり人もいなくて、空気もきれいで、とても気持ちのいい散歩になりました。
いろんなショップがあって、はじめは閉まっていましたが、歩いているうちにオープンしたので、お土産を買ったりして過ごしました。
なんだか街並みがイタリアのコルティナ・ダンペッツオに似ているよねと、娘と話しました。
マンモスレイクスは、スキーのリゾート地。
アメリカのオリンピック選手の公式トレーニング場所だというマンモスマウンテンは、ホテルの部屋からも見ることができました。
ゴンドラもあるということで、これに乗って山の上から景色を見たいと思っていましたが、おそらく相当寒いだろうし、時間もないのであきらめました。
チェックアウト後は、近くの湖へと向かいます。
こちらはホテルスタッフおすすめの湖。
名前は忘れてしまいました(笑)
風も強くて、寒かったのですが、水がとてもきれいで、針葉樹とのコントラストが素晴らしかったですね。
びっくりするのは、この寒さの中、湖に入っていく子どもとかカップルとかがいること。
ほとんどの日本人は、それを自殺行為と呼ぶはずで、世界レベルの果てしなさを改めて感じましたね。
こちらはツインレイクスという湖。
やはり針葉樹がきれいに向こう岸に見えて、とても素敵な湖だったのですが、これ以上は寒くて前に進むことができませんでした。
震えながら車に戻り、これもまたホテルのスタッフに教えてもらった中華のお店へと向かいます。
小さなショッピングモールの中にある「Noodle-Ly」。
アメリカでこれまで食べてきたラーメンの中では、最高クラスでした。
しかもここ、味だけじゃなく、お店の清潔感や接客が素晴らしい。
トイレなんて、日本と同じくらいきれいにしていて、スタッフにそれを言うと、とても喜んでくれました。
オーナーがとても努力をしているということで、たくさんの人に知ってもらいたいラーメン店でした。
おいしいランチを終えて、次なる場所バーストーへと向かいます。
Route66への中継地ということで、ここまでは4時間ほどのドライブになります。
左手には、有名なデスバレーがありますが、そのままひたすらバーストーへと走り続けます。
暗くならないうちに・・が毎日の合言葉で、この日もなんとか明るいうちにホテルに到着。
まあ、ビジホのようなホテルですが、部屋は広かったですね。
荷解きをした後は、このホテルの近くで息子が見つけていた「IN-N-OUT BURGER」、通称「イナナウトバーガー」に行きました。
以前大谷選手が、このハンバーガーが好物だと言ったことから、日本人の間でも名前が知れ渡ったようですね。
ただ、日本には限定的に展開があったものの、店舗自体は未上陸だということ。
アメリカでも、主に西海岸でしか食べられないようです。
しかし、夜にハンバーガー?
ザ・日本人の私からすると、なんとなく抵抗があるのですが、ま、仕方ない。
ホテルから歩いて10分ほどの、大きな通り沿いにあるイナナウト。
アメリカは、歩行者がほぼいないので、こんなふうに大きな通りの横断には、歩行者ボタンが設置されています。
これがまた、青信号の時間が短くて。
最後は走らなくては渡り切れません。
ゼーゼー言いながら走った後、どうやらこのあたりは砂漠だから、かなり砂っぽいと娘がしきりに言い出しました。
そうなのかい・・と軽く流していましたが、その翌日から私に異変が起きました。
朝からくしゃみと鼻水が止まらない。
花粉症の薬は持ってきているので、飲んでみたものの、あまり効かず。
この日からは数日、赤い土だらけの場所で過ごすので、毎朝発作のようにくしゃみと鼻水に悩まされました。
砂アレルギーというのがあるのかはわかりませんが、西海岸へ戻った途端これがおさまったので、おそらく砂漠地帯の何かに反応していたのでしょうね。
こちらが、有名なIN-N-OUT BURGER。
お店の中は、いたって普通のハンバーガーショップですね。
私は、日本ではほとんどハンバーガーは食べないのですが、アメリカへ来ると結構食べます。
今回は全部で4回、ハンバーガーを食べる機会がありましたが、そのうちの1回であるこのイナナウト、とってもおいしかったです。
(食べかけでごめんなさい・・)
安くてうまい。
しかも、ドリンクはお替り自由。
息子はこんなレタスバーガーも追加オーダー。
このレタスが、日本では味わえないくらいの驚きのシャキシャキ感でした。
近くには、他にもテイクアウトの店がいくつかあったのですが、なんと、違う店で買ってきた食事を持ち込んで、このイナナウトのドリンクを買って、店内で食べている家族もいました。
片付けで店内を回っているスタッフも、それを見ても何も言いません。
自由な国だなあ。
日本なら、こんなわけにはいきませんね。
ほぼ満足のディナーのあと、再び砂の中を歩いて、ホテルへと帰りました。
翌日はとうとう、この旅最大の目的である、Route66のロードサインに初対面となります。