ヘルシンキで乗り換えて、フランクフルトヘ。
いつだってどこだって、直行便がいいに決まっていますが、できるだけ安い予算でとなると、どうしても乗継便になります。
特典航空券でとれたアメリカ以外は、フランスやイタリアも、すべて乗り継ぎで取っています。
まあ、コロナ以降の爆上がり料金では、仕方のないことですね。
フランクフルトの第2ターミナルに降り立ち、そこからスカイラインに乗って、第1ターミナルに移動し、そこの地下から在来線のSバーンに乗って、中央駅へと移動します。
このSバーンのチケットの自販機がよくわからず、結局窓口を見つけ、そこで切符を購入しました。
ドイツ語を勉強している息子が、率先してやり取りをします。
でも残念ながら、最終的に娘が出てきて、結局英語になるというパターンが繰り返されました。
無事に中央駅に移動。

駅の中はこんな感じで、いかにもヨーロッパですね。

とりあえず、この構内のフードコートで昼食。
最初に座った席が、開けっ放しのドアからの風がもろに当たる場所で、ここから徐々に、私のたくましかったはずの免疫力が退化していったような気がします。
しばらくこの席で震えながら我慢していましたが、限界を感じ、違う席を探して、少しばかりマシな場所に移動しました。
ここで2時間弱を過ごした後、ようやく列車に乗り込みます。
TGVの一等車です。

TGVとは、フランス国鉄の新幹線のようなもので、フランスやドイツ、ベルギーなどを結んで走ります。
フランクフルトはドイツなので、ドイツ鉄道の高速列車であるICEでもよかったのですが、ICEだと乗り換えが1回多くなるので、TGVに決めました。
1等車両は高級感があり、乗客も少なくて、貸し切り状態で、とても優雅な列車移動ができました。

我が家がとった席は、2階建て車両の1階部分。
眺めの良い、2階席のほうが人気があるのですが、希望だった荷物置き場に近いボックス席はすでに売り切れていて、それに、2階に重い荷物を運ぶのも大変だということで、あえて1階席に。
でも、他の乗客も少なく、荷物置き場も貸し切り状態だった1階席のほうが正解でしたね。

もうひとつのスーツケースは、席と席の間にすっぽり入っています。

駅では、チケットもないのに、この1等車に乗り込もうとする輩が高い頻度で現れ、その度に車掌が見張っていて、それを阻止します。
これはイタリアの時もそうでした。
物盗りを防ぐためです。
車掌さんは、乗り込もうとする人の外見や様子を見て、判断するのでしょう。
私なんかも、東洋人でなければお断りされてしまうような恰好をしていると、娘には毎回言われます。
フランスでもイタリアでも、スリの被害にあわずに済んでいるのは、ひとえに私のみすぼらしい様相のおかげだと。
どんな大金を持っていたとしても、お母さんは絶対にそうは見えないと。
褒められていると思って、いつもうんうんと頷いています(笑)
フランクフルトからTGVでストラスブールという駅まで。
2時間ちょっとの優雅な電車の旅を終え、ストラスブールからは、TERという普通列車に乗り換えます。
ヨーロッパの列車には遅れがつきものということで、ストラスブールからの列車はあえて予約はしないでいて、時間通りに着くかどうかを確認できた時点で、ネットで購入しました。
普通列車になったら、こんな感じです。

さっきまでの、優雅な旅は消え失せましたね。
まあ、たった30分の我慢なので、仕方ありません。
イタリアの時もそうでしたが、電車での旅は、ホームから車両の荷物の上げ下ろしが大変です。
ステップが3段くらいあると、もう火事場のバカ力を発揮するしかありません。
ましてや、こんなふうに間口が狭いですからね。

今回は息子がいたので、大助かりでした。
コルマールに到着。
駅からホテルまでの送迎を、ホテルに依頼すると、50ユーロと言われていました。
Uberなら11ユーロでしたが、3人とスーツケース4個では、1台の車では無理です。
仕方なく、2台に分かれてUberを手配。
それでも22ユーロなので、ホテルの送迎よりははるかに安いです。
駅からホテルまでは天気が良くて、荷物がなければ、気持ちよく歩ける15分もかからないほどの距離でした。
コルマールのホテルに到着です。
このホテルに予約を入れるまでが、結構大変でした。
何が大変かと言うと。
コルマール全般で、料金、めちゃくちゃ高いんです!!
コルマールのクリスマスマーケットは、12月29日までやっていて、このシーズン中は、どのホテルもものすごく強気な金額で。
アパートからホテルまで、数はとても多いのですが、ある程度納得できる施設となると、当たり前のように1泊7~8万円台から。
ちょっといいなあと思うと、2泊で30万円は覚悟しなくてはなりません。
ここ2年ほどの間に、フランス、アメリカ、イタリア、そしてまたアメリカと行きましたが、このコルマールのホテル選びがダントツで一番大変でした。
SNSで見かけましたが、同じ時期にコルマールの予約で、かなりブチ切れている人もいましたね。
あまりに高いのに、あまりにお粗末なアパートでびっくりしたとか。
我が家も3人ということもあり、はじめは広くてきれいなアパートを希望していたのですが、高級そうな物件は、デポジットのようなものを到着時に現金で支払うか、振り込みをしてもらうと書かれてあり、どちらも面倒だなあと思っていました。
だからと言って、良さそうなホテルは検索を始めた時期が遅くて、すでにどこも満室。
アパートにするか毎日のように悩みぬいて、良さそうなホテルを朝晩、空き情報をチェックして、ようやく決まったのが11月末。
おったまげる金額ですが、2泊朝食付きで43万円。
そこからアメックスカードのポイント割引が7万円ほどあり、36万円での予約でした。
まあ、トリプルがなく、2部屋だったので仕方ないですけどね。
しかも5つ星で、古い施設の多いこの地域にしては、5~6年前にできた新しいホテルだし。
やっと空きが出た時点で、飛びつくように予約を入れました。
それがここ、レスキスホテル&スパ コルマールMギャラリー。
5つ星だけあって、とっても素敵なホテルでした。
エントランスでは、かわいいトナカイがお出迎え。

中に入ると、かわいいロビーです。

ロビー横のトイレなんて、さすが五つ星です。

でもって、お部屋はこんな感じ。


いたってシンプル。
でも、お気づきでしょうか。
バスルームに扉がありません・・
フランクフルトのフードコートで耐えた寒さの次に、この扉無しのバスルームで、完全に風邪を受け入れてしまった私でした。
お湯をたっぷり浴びても、ただただ寒い・・
扉がないって、どういうことなのか説明が欲しいくらいです。
とりあえず荷物を出して、整理した後は、近くのクリスマスマーケットへ。
歩いて数分の場所に、こんなかわいらしいマーケット。

ここで、ソーセージとポテト、ホットワインを買って、外のテーブルで立ったまま食べました。
ホットワインって初めて飲みましたが、おいしいとかまずいとかよりも、何しろ体があったまるんです。
冷たい飲み物なんて寒くて飲めないので、これを飲むしかなく、ひと口飲んでは、暖かくなるのを感じていました。
この日の夜は、これでホテルへ帰り、当然お腹が空いていたので、日本から持って行った、毎度おなじみの赤いきつねを食べました。
しかしながら、ここで気づいたのは、ヨーロッパの硬水で食べるカップ麺はまずいということ。
やっぱり日本のお水じゃないとだめだということが、はっきりわかりました。
他にもカップ麺とお味噌汁を持ってきていて、お水も念のために2リットル用意してきたので、これ以降は日本のお水でつくることにしました。
翌朝。
ホテルのベランダと、そこからの景色。


コルマールでは、一度も太陽を見ることはありませんでした。
こんなふうに、どんよりと湿った3日間でしたね。
コルマール2日目は、じっくりと街散策&クリスマスマーケット体験です。
