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海外旅行記やお役立ち情報・今どきニュースなど、60代女子のよろずブログ。

ずっとずっと、我慢していたことがあります。

それは、迷惑メール。

もうね、ここ数カ月は特にひどく、1日に50件近く届きます。

以前も、いきなり増えたことがあって、その時は1~2カ月我慢を続けたら、次第に減ってきたので、今回もそうなるのをじっと待っていました。

もちろん、対策はしてはいるのですが、そんなのお構いなしに、どんどんと増えていく。

この数カ月は、新たに迷惑メールボックスに振り分けたり、削除したりの操作をするのが、朝一番の日課になっていました。

クレジットカード、銀行、証券会社、その上、なんかエッチなメールまで。

へたをすると、3分おきくらいに同じようなメールが何通も送られて来たり。

以前のように減るような気配は全くなさそうで、もうイライラもピークとなり、とうとうメールアカウントを変更することにしました。

もう10年以上も前から使っているアドレスを変えるのには抵抗もありましたが、ここまでひどいと、もう仕方ないですね。

原因は、定かじゃないけど、なんとなくこれだと思う節があります。

それは海外とのやり取り。

海外のホテルや企業にメール登録すると、高確率で餌食になる気がします。

つい最近も、夫が仕事上の取引で、海外の業者にメールアドレスを提示したら、しばらくするとこれまでにないほどの数の迷惑メールが来るようになったらしく。

どうしてそうなのかわかりませんがね、今後はそれを踏まえた対策が必要。

私も夫も、そのアドレスは比較的簡単な文字列になっていたので、これもよくないと思われます。

なので、変更後は長い文字列にしてみました。

それと、海外関係については、捨ててもいいようなアドレスに集中させることにしました。

もしも迷惑メールが届き始めたら、簡単に捨てたり変えたりできるように。

その捨てていいメールアドレスのほうも、長い文字数にしてあるので、今のところ、迷惑メールは1通も届いていません。

メールアカウントの変更や削除は、面倒と言えば面倒でしたが、あの不愉快な操作を毎日しなくてもいいので、なんだかとっても気が楽になりました。

しかしながら、こういう迷惑メールを何度も何通も送りつけてくる敵は、それをやり続けることに何も思いはないのでしょうか。

もう、そういうシステムが出来上がっているのでしょうからね。

いちいち、そこに愛はあるのかい?とは問えないですけどね。

 

そんなメール操作がひと段落した、昨日の夜のこと。

最近、平日の夜はぼっち夕食が多いのですが、昨日は、インスタントの冷やし中華を作って、女子バレーボールの中継を見ながら食べていました。

食べ終わって、シンクに残っていた鍋を洗い始めたときのこと。

突如、巨大なゴキブリが目の前に出現!!

ひ~~~っ!!

鍋を放り出して、のけぞりながら2歩くらい下がると、ゴキブリは調理台に置いてあった冷やし中華の空袋の中に入りました。

どうしよう、どうしよう、どうしよう・・

泣きべそをかきながらも、殺虫剤をクローゼットから取り出してきましたが。

これをかけてもすぐに死なないことは知っているし、のたうち回って私のほうに飛んで来たら気絶するし、だいいち、袋に入っているのにどうやって噴射すればいいのか。

あたり一面が殺虫剤まみれになるのも嫌だし。

でも、迷っている場合じゃない。

あいつが袋から出てきたら、私はもう死を覚悟しなくてはいけない・・

ふと、私のすぐそばに、すでに洗ってあったフライパンがあるのが目に留まりました。

もうね、奴に私が殺されるか、私が奴を殺すかの究極の選択を、ここで、今ここでするしかない・・

ラッキーなことに奴は、袋の中に入っているから、その姿が見えているわけじゃない。

今しかない、やるなら今しかない!

ぎゃ~~!なのか、や~~!なのか、わからないけれど、大声で叫びながら、すかさず手に取ったフライパンを、冷やし中華の袋めがけて振り下ろしました。

うへ~~~~っと、数歩後ずさりしたあと、壁に寄りかかってわなわなと震え出した私。

フライパンからは目が離せず、過呼吸になりながらも、夫に電話。

何事かと思った夫、ゴキブリだとわかると、頑張れと言って電話を切られました。

すぐさま、息子と娘にもLINEで連絡。

息子は新橋に、娘は千葉に。

もう、どっちでもいいから早く帰ってきて・・

泣きながら訴えました。

娘のアドバイスで、絶命させたほうがいいと。

フライパンをぐりぐりと何度か押しつけました。

その度に、じゃりじゃりという音がしました。

でもそのあと、どうやっても、このフライパンを持ち上げることができません。

勇気が出ないんです。

全身が汗びっしょりで、まだ手は震えているし。

それでも、見張っていないといけないから、そこにずっと立ち尽くしていました。

どのくらい時間がたったでしょうか。

息子が帰ってきました。

息子も決して得意ではないけれど、わなわな震えている母を見たら、あきらめて処理班になってくれました。

そっと持ち上げたフライパンの下で、死体になっていたゴキブリ。

冷やし中華の袋から飛び出て、つぶれていました。

割りばしでつかむ息子。

袋に放り込んで、ゴミ置き場へ持っていってくれました。

途端に力が抜けて、そこに座り込みました。

ああ、戦いが終わった・・

息子には、一生分の感謝の気持ちを伝えました。

 

今日、あらためて思い返してみると、あれはゴキブリではなかった気がします。

ゴキブリは、見たことはたくさんあるけれど、触角が長いし、平らな印象。

でも昨晩の虫は、触角が長くないし、黒光りしてないし、立体感があった。

じゃあ、何?

出没時、あまりに驚いてパニックになってしまったので、ゴキブリと勝手に思い込んだのですが、考えれば考えるほど違う虫に思えてきました。

まあ、だからといって、怖いのはどのみち同じこと。

なぜにあんなに大きな虫が家の中に居たのか。

何日も前から同居して居たのか。

本当に気分が悪いこと。

でもね。

私は勝手に敵だと思いこんでいるけれど、彼らは彼らで生きようとしているだけなんですけどね。

 

それにしても。

ドラマを見ていると、人を殺すシーンなどではよく、わ~~!と叫びながら突進していきますが、あれ、本当なんだなと実感しました。

叫ばないと、手を出すことができないんです。

叫ぶことで、人は体と心を動かすんですね。

そうしないと、普通の神経では相手の命を奪うことは不可能なんだと、今回のことでよ~くわかりました。

まあ、一生のうちで、相手が人間というシチュエーションは絶対にあってほしくはないことです。

 

参議院選のずっと前から、敵を作ることに長けている政治家の声が大きくなってきたのを感じます。

共通に見える敵を作るというのは、自身の味方を増やすためには、非常に楽な心理操作だなあと感じます。

他の政党を叩くのは、以前からあったことで、これは仕方ないことだとしても、日本で暮らす人々の中に敵を作って賛同を得る手法を、私はどうしても好きにはなれません。

昔から、誰かをやりこめることで、自分を優位に立たせることが大嫌いな私。

敵をしぼり、皆で一斉にそこを叩くことで、連帯感と充実感を得ているのかもしれませんが、その熱狂のあとに残るものは空しさだけ。

例えば、ネットで行き詰った社会保障問題で、高齢者を叩く、外国人を叩く。

じゃあ、外国人がいなければ、高齢者がいなければ、明日からでも皆が裕福に暮らせるのか。

そんなことはありません。

弊害は一部であり、減税も一部であり、自分の生活を豊かにするためには、自分が稼いでお金を生むしかないんです。

人を敵として攻撃するくらいなら、自分の尻を叩くこと。

政治も敵ではなく、打ち出の小槌でもなく、あくまでも生活のサポートであることを、忘れてはいけないと感じます。

ただね、そのサポートが理不尽であったり、不誠実であったりは正してはもらいたい。

これは国民共通の願いです。

 

人間の敵が、人間ではない人生であってほしいもの。

敵と名の付くものが、生涯の中でできるだけ生まれることのない人生であってほしいもの。

 

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