選挙が終わりました。
自分の投票した党はどうだったか。
この結果をどう見るか。
選挙が終わって、立候補者も応援者も、また同じ毎日がはじまりました。
大勢の同じ日々を変えたいと思う人たち。
今回の結果で、果たして日々は変わったでしょうか。
変わっていくんでしょうか。
思えば、自民党政権には私もずっと不満たらたらで、よくこのブログに書いていましたね。
この国はもうダメだと、何度も言ってきた気がします。
でも、それはきっと政権だけのせいじゃない。
国民もしかり。
国がダメだということは、すなわち国民もダメダメなんだと。
国民自体がもっと早くから、もっと気づいて、もっと考えて・・と、そんなふうに偉そうに、これまで書いてきた気がします。
昨日、危惧していた関税に、ひとつの答えが出ました。
選挙が終わったらという約束が交わされていたかのように、速攻で解決に至りました。
25%の関税が15%となり、まあ、以前の関税よりは高い設定になってしまったものの、頑張って15%まで引き下げることができました。
その取り引きのために用意したカードは、巨額の投資だったり、米や自動車の市場開放だったりと。
これは大きな譲歩だとも思えますが、それでも関税率はとりあえず下がり、日本の株価も一気に上昇したようです。
ここまでしても、どうしても日本は、経済の屋台骨である自動車産業を守りたかったということなんでしょう。
大きな輸出企業を守るのには、絶対にそれなりの理由があるはず。
きっとそれは、政治家と大企業のズブズブ関係があるから。
企業献金をガッポリもらいたいから。
これまでの私なら、そんなふうに決めつけて、ぎゃんぎゃんと吠えていたでしょうね。
前回も、企業との癒着、勘繰ってますしね。
でもねそれ、私がかなり幼稚だったんだろうなあと、今回は思えてきたんです。
大企業と政治というのは、切っても切れない中であり、そこに政党ではなく国にとって何らかのメリットがあることが前提で、その関係性が成り立っているんじゃないか。
そこには、私のようなチンケな主婦が想像もできないような仕組みがあるんじゃないか。
かなり漠然とした言い方だけど、なんとなくそんなふうに思えてきたんです。
そう、少し前のUSスチールの買収なんかも、まさにそういうこと。
日鉄が買収するのを、バイデンさんがなぜか阻止してしまった。
その名のごとく、経営難といえどもアメリカの象徴的な大企業だから、渡すわけにはいかんと。
そのあと、トランプさんに代わっても難航していたようだけど、石破さんとの首脳会談がきっかけになって、話が進展した。
そこでも出たのが「投資」。
もうね、ビジネスマンのトランプさんには投資、投資。
これが最大のカードなんでしょう。
結局、今回の関税交渉のカードで、日本は80兆円の投資をすることになりました。
目ん玉が飛び出た!というあなた。
は?財源はどこよ!と、怒ったあなた。
安心してください。
このお金は政府系金融機関から提供されるということ。
そしてその80兆円は、出資、融資、融資保証に使われるということ。
以下は首相官邸のHPからの切り抜きです。
https://www.kantei.go.jp/jp/103/statement/2025/0723bura2.html
融資や融資保証もあるということは、日本やアメリカ(この辺りは定かではないけど)の大きな企業がアメリカに工場を作り、そこで雇用と利益を生み出し、お互いに儲けていこうという投資話を、トランプさんとの間で決めたということ。
その資金は、日本が出しますよということ。
そして、これには儲けを得ることが条件になるはずなので、例えば我が社のような零細企業に融資をするはずがなく、それなりの日本の企業が必要だということ。
そこでそのカードとして使える大きな企業、それを国はやっぱり大事にしなくてはいけないんだろうなあと、私の考えがきちんと行き着くところに行き着きました。
これが正しい解釈かはわかりません。
でも、国のまつりごとには、私のような下々の民が計り知ることのできない、大きく高いステージが存在していて、そこで切られるカードを、下々は信用していくしかないんだろうなあと、今回は謙虚にこの件を受け止めました。
自民党は本当に嫌だったけど、アメリカの関税の件は、これは事故のようなもので、どの国のトップもみな苦労しています。
今回、石破さんだから、うまくいったと思ってもいいんじゃないかと、よく頑張ってくれたと言ってあげたいなと素直に思います。
他の党首でも、同じ答えは出せたかもしれませんが、仕事というものは、できれば交渉を続けてきた人が最後はまとめるべきですから。
石破さんは、関税交渉という貧乏くじを引いたけれど、日本経済をとりあえずは救ってくれたんだと私は思います。
最近の政治に関するSNSは、本当に見るのも嫌になる投稿が多く見られます。
これが私に向けられたとしたら、「じゃあ、お前やってみろや!」と怒鳴りたくなるほど。
選挙期間中も、選挙後も。
私自身も、自民党政治を叩いてきたクチなので、あまり他人のことを悪くは言えないですが、自分の意見は書いても、悪口になるような、もしもその人が見たら悔しいと感じるような言葉はできるだけ書かないように、これからは努めていきたいですね。
他人を攻撃するほど、自分には力も知恵も無く、高いレベルで戦えるような身分でもないので。
それから、下衆の勘繰りはできるだけやめます。
読んでいて、あまり気持ちのいいものじゃないし。
「あなた浮気してるんじゃないの?」と、確証もないのに相手を責めているようで。
証拠もないのに、つつかれるのは勘弁してほしいもの。
想像したり、危惧したりは必要だけど、悪いほうばかりに勘繰って言い切ることは、頑張ってやめていきます。
呉越同舟。
これは、家庭でも職場でも、同じく。
同じ船に乗っているからには、この先々の船頭たちを信じて。
沈まないために。
景色も時には楽しみながら、力を合わせて揺られて行きましょ。
