今週のお題「遠出」
行ってきました、娘と2人で海へ。
これを決めたのは、少し前。
娘が仕事疲れで、心身ともにマイっているとき。
まあ、実際は海へ行く前にかなり回復はしていたので、それなら海へ行くこともなかったかなあとも思いましたが。
ま、宿もとったことだし。
私も海でのんびりしたかったし。
てなわけで、行ってきたのが、埼玉県から近いと言われている大洗海岸。
でも、ここに決めるのにはちょっと時間がかかりました。
海と聞いて、一番に思い付いたのは、5年前に息子と3人で行った鴨川の宿。
3人でここがとっても気に入って、今回もここにしようと思ったのですが、スケジュール的に今回行くことができない息子からクレームが入りました。
俺も行きたいのに、2人で行っちゃうの・・?
子どもかよ!と笑いましたが、私としても、鴨川は結構遠くて、アクアラインはいつも混んでいて、なんとなく気が乗らずにいました。
こちらがその時の宿中屋。

目の前がビーチで、少し遊んだ後、足を洗ってそのまま温泉に入ることができ、この流れるようなストレスフリーの動線がめちゃ気にいっていたし、部屋も食事もよかったんですけどね。
まあ、今回はやめて。
それじゃあどこへ?となり、家から2時間くらいで、海が目の前の宿という条件で探していったところ、ヒットしたのがここ。
里海邸。

いいじゃないすか!
目の前が海で、のんびりと過ごすには絶好のロケーション。
でも予約の時点で、もう2部屋しか空きが無く、かなりお高いお部屋とそれより2ランクダウンくらいのお部屋のみ。
2人だし、それほど高いお部屋じゃなくても・・と思いきや、娘曰く。
「生理、近いんだよね・・」
そうですか~
2ランクダウンのお部屋には部屋風呂が無く、高いお部屋には海が見える檜風呂がついている。
こりゃもう、しゃーない。
部屋にお風呂は必要だよね・・
4人でも十分に泊まれるような広さのお部屋ですが、2人で贅沢に泊まることになりました。
車で2時間で行けるということ、現地では何もしないということ。
なので、普通に息子を仕事に送り出してから、ゆっくりと家を出ました。
途中、高速のパーキングエリアでおそばを食べて、まずは大洗サンビーチへ。
海開き前ということでしたが、車は結構停まっていて、海に入っている人もいました。
でも、駐車場からビーチまでが遠くて、気力と体力のない母娘、途中で引き返してきました。
なんかね、風も強いし、着替える場所もないし、とりあえず宿に行かない?となり、そこから10分ほどで到着。
わずか8室の小さな宿なので、気を付けて見ていないと通り過ぎてしまいそうです。
宿の玄関近くに車を停めて、入っていきました。
それが14時前。
当然ながら、15時チェックインなので、まだ部屋の支度ができていないということで、すぐそばの大洗神社や海辺で時間をつぶすことにしました。
まずは、宿の目の前にある神磯の鳥居。
大洗磯前神社の御祭神が降臨した場所とされています。

絵になるこの場所は、初日の出を見る場所として、とても人気だそうです。
海辺から階段を上がって、今度は大きな鳥居があり、その先には長い階段が。


階段を上って振り返ると、海が見えました。

14時をまわったので、鳥居のすぐ前にある宿に戻りました。


風情があります。
中に入ると、こんなきれいな土間。

上がりかまちというのでしょうか、我が家にはない畳・・

この宿は、スリッパを使用していません。
そのまま足で歩くなんて、なんかとっても新鮮でした。
暖簾の奥には、チェックアウトのカウンター。

そして、畳の廊下。

廊下の正面にエレベータがあり、左サイドには、こんな素敵なラウンジがありました。

ここで、飲み物をいただきながら、ゆっくりとチェックイン。
部屋の支度ができるのを待ちます。
娘とふたり、あまりに美しく整った雰囲気に感動。
もう、入った瞬間からとりこになりました。
もともとは保養所だったそうで、建物自体は古いようですが、数回の改装を経て、こんな素敵な空間がつくられていったようです。
そして、部屋へ。
ラウンジも全8室の部屋も大浴場も、すべてオーシャンフロントなので、まあ、正直最後は飽きるほど海の景色が堪能できたわけですが、部屋の居心地の良さも、完璧な宿でした。
私たちが泊まった部屋は、「袖ヶ浦」。
まずはこの間取り。
2人でこの広さは、バチが当たるレベル。



もうね、どこを切り取っても、素敵~!って感じで、そのうえ落ち着きがあって、この上なく満足できるお部屋でした。
少しゆっくりした後、ふと、今のうちにお風呂に行っちゃおうよということに。
まだチェックインしていない人も多いだろうから、きっと貸し切り状態だぞということで、すぐに大浴場へ。

この先がまた、感動!
誰もいないので写真、たくさん撮りました。



40分ほどの時間、2人で貸し切りで堪能しました。
真っ裸でベランダに出て、風呂につかり、また外に出て。
こんな贅沢をしていいの?という感じ。
風呂上りにもまた、素晴らしい場所が。

ビールや水、ジュース、お菓子が用意されているんです。

ビールを手に取って、テラスへ。

波の音に抱かれるように、ベンチでふたりでビールを飲んで。
天国ですね。
部屋に戻って、しばらくして夕食会場へ。
これまた美しい空間。

夕食のメニューです。

唯一ね、この宿で不満があるとしたら、食事ですね。
味や調理法には文句はありません。
手は割と込んでいるとは思います。
ただ、決してこの料金に見合う食材ではなかったとは感じました。
食事目当てで来た人は、ひょっとしたらがっかりする内容かもしれません。
まず間違いなく、夫なんかは無理でしょうね。
名前のごとく、里と海の料理であり、少し豪勢な田舎料理といった具合でしょうか。


ま、私と娘なんかは、食事はいつも二の次であり、今回は宿の心地よさを十分に感じているので、この食事の内容はマイナスポイントにはなりませんけどね。
うれしいことに、最後のデザートと飲み物は、部屋でもラウンジでもOKですよと言われ、ちょうどバレーボールの試合をテレビで見たいと思っていた母娘、部屋食を希望して席を立ちました。
しばらくして、部屋に運ばれてきたデザートを食べながら、バレーボール観戦。

なんてゆっくり、のんびりできる宿なんでしょう・・
その後は、部屋のお風呂にもう一度入り、就寝。
翌朝。
娘が希望していた、日の出を鑑賞。
老人体質の私は、自然と4時に目が覚め、意気込んでいた娘は起こしても起きず。
結局ひとりで、部屋のベランダから日の出を鑑賞しました。

宿の下には、結構多くの人がカメラを持ってスタンバっていました。
日の出を見たら、またベッドへ。
主婦にとって、何もしなくてもいい、ただ寝転がることができるなんて、最高の贅沢ですね。
娘は変わらず眠り続けていて、なんと夢で花火と日の出を観たらしく。
なんて、幸せな子。
チェックアウトは11時半。
ゆっくりと、指定した8時半に朝食会場へ。
これまた夕食と同じく、ただただ普通の食事でした。

ま、これでもいいんです。
でも、ひとつだけ言いたいことがありました。
白いご飯がちとまずい。
納豆と干物とみそ汁の食事で、私は全然いいんです。
でも、それならば白いご飯がおいしくないと。
最近のお米問題があるのかもしれないですが、この白飯は、この宿の料金と自慢の田舎料理には、見合っていない。
娘はおかわりをしていましたが、私は残したいレベルでした。
唯一、そこだけ。
そこだけが残念でした。
デザートと飲み物は、ラウンジで。
これがとてもおいしかった・・

部屋に戻り、帰り支度を終えて、チェックアウトの時間までゆっくり。
見飽きてはいるけれど、やっぱり海を見ます。

この宿の特徴として、一度も部屋には人が入りません。
必要以上に、客との接触の機会をつくらない配慮をしているようです。
わずらわしさが無く、ゆったりとできるサービスなんでしょう。
料金は、2人で8万円弱。
高いですが、それなりに満足ができた宿でした。
周りには何もなく、ただただ、波の音を聴きながら、海に包まれているような心地にさせてくれる場所でした。
娘も私も、心を洗うことができ、いい1日を過ごせました。
また、疲れたときにはここに来よう・・

