最近ね、なんとなくここに書き込むことを躊躇するようになりました。
私の発する言葉が、一応大きく世界につながっている。
そう考えるとね、楽しいというより、怖さのほうが勝ってきているんです。
私、思いついたこと、何でも書いちゃうでしょ?
これ、今は一番いけないことじゃないかなあって。
自分の思いのたけを存分に書き込めるのがこのブログだって思ってきたけど、独りよがりのお気持ち表明は、なんだかとても恥ずかしい行為だと思えてきました。
ただ60年生きてきただけで、何を偉そうに言ってるんだろうって。
ちょっと調べては、他を非難することもあったり、自分の考えが全うだと息まいたり、それって、若い子ならいいけれど、いいおばさんがやるのはめちゃくちゃかっこ悪いなあって。
今回の改心は、主にこの国の政治や経済や歴史観についてのこと。
そういったことに、専門家でもない私がギャンギャン吠えるのは間違っているなあって。
戦後80年のいろんな特集記事や特番を見聞きしてきて、そう感じました。
実はたくさんの言葉を、この数日間に書いては消してきたんです。
この国が間違った方向へ行かないように、それをただ願って。
でも、投稿するのをやめました。
その消した投稿のなかの一文。
先日、NHKの朝のニュース番組の特集で、RADWIMPSの野田洋次郎さんが、8月6日に広島を訪れ、原爆体験をされた方へのインタビューをしていた映像を見ました。
私は、彼のことをほぼ知らなかったのですが、とても真摯な姿勢で、心のきれいな方なんだなと感じました。
懸命に話を聞き、何かを得ようとしている姿が、通り一遍の仕事をしたよという雰囲気ではなかったように思えました。
その彼が、その後の日記に綴っていた言葉。
「まだ言葉にするな、わかった気になるな、すぐ手の届く答えにすがるな」
ささりました。
説教された気分です。
私はこうして、すぐ言葉にしています。
そしてこれは、世界に向けて発信されます。
私のブログなんて、わずかな人にしか見られていないけれど、それでも窓が開いているわけです。
言葉にする、発信する。
このことがいかに大きなことか。
自分の偏った言葉たちが、どれだけの人を傷つけ、間違った道へ向かわせてしまうか。
間違ったことはしたくない・・
肝に銘じました。
すぐ手の届く答えには間違いがある。
それを修正しながら生きていける優しい世界ならそれをしてもいいけれど、残念ながら、今の時代はあまりにもSNSの勢いがすごくて、スピード感が半端ないですからね。
これは、世界中の流れ。
他の国を旅する私は、ここに結構な危機感を持ちました。
国内への要望や非難めいたことは、世界にも向けられてしまいますからね。
そんなわけで、自分の人生を謳歌する。
そのためのブログに、今はしていこうと考えています。
私は、一介の人生トラベラーですから。