いや~、ワールドシリーズ、終わりましたねえ。
ドジャース&山本投手、おめでとう!
私、なんと7戦全部、見させていただきましたよ。
ま、仕事やら用事やらを済ませながらですけどね。
毎日楽しみにしていましたし、見ていて面白かったです。
昔は日本のプロ野球をよく見ていたし、球場にも何度か行ったことはありましたが、まさかこの歳で、MLBを観戦したり、テレビで見たりする日が来ようとは、想像もできなかったことですね。
こんな私のような日本人は、かなり多いでしょう。
これはひとえに、大谷選手の存在があるからこそ。
ひとりの選手の力がここまでのものだとは。
本当に素晴らしいことです。
7戦全部を見たと書きましたが、なんならポストシーズンに入ってから、ほとんどの試合を見てきました。
暇人と呼んでください。
MLBのポストシーズンを見て、感じたことがいくつかありました。
ま、別に野球をやっていたわけでもないし、日本の野球観戦も大昔のことだし、日本人の選手の名前なんて江川で止まっているし、MLBだって昨年ドジャースタジアムに1回行っただけだし。
そんな私が感じたことを、3つ書いてみます。
1つ目は、観客のマナー。
日本の野球は、鳴り物が多くてうるさいとか、もっと静かに観るべきものとか言う人もいますが、実際のアメリカのスタジアムを見て、MLBのポストシーズンを見て、いやいやアメリカも相当なものだし、なんならマナーって何?というレベル。
鳴り物は無いけれど、球場の音響システムがあまりにすごくて、ドジャースタジアムではオルガンの音?がグイグイと鳴り響いていて、音楽フェスにでもいるような感じ。
さすがにピッチャーが投げるときだけは停止するようですが、その合間にはいつも鳴り響いていて、日本の鳴り物と何が違うんだろうと思うほど。
それに負けないほどの観客の声援やらブーイングも加わり、この人たちは何らかの発散をしに来ているんだと思いました。
ポストシーズンをテレビで見ていても、バックネット裏で、ピッチャーの視覚に入るように、わざとじゃないかと思うほど立ち上がって手を振りまくっている人もいるし。
ピッチャーが投げるときには静かにするとか、そんな配慮は皆無なんですね。
歓声のすごさで言えば、フィリーズとの試合がダントツでした。
フィリーズファンの歓声は、もはや大音響というレベルで、あれでは誰かと会話することも無理。
甲子園球場で阪神の試合を見ているかのような、熱狂的な声援でした。
応援をするという観点からの、球場音響システムと観客のコラボレーションに、小うるさいマナーとやらは存在しないのがMLBなんだと感じました。
2つ目は、役割分担。
最終戦に限らず、山本投手が完投したことがかなり話題になりました。
え?完投って、日本では特別ではないよね?
私の感覚は、江川止まりなので、今の日本野球との比較は正しくはできないですが、完投がこれほどまで、アメリカで驚かれるものだとは知りませんでした。
調べてみると、メジャーではピッチャーが完投するということを推進していないようで、100球をめどに交代するということになっているのだそう。
これにはいくつかの理由があり、ピッチャーの健康管理だったり、お互いのチームの戦略だったり。
なので、完投しない、させないというのが主流の中、山本投手は2戦連続の完投勝利。
これを成せたのは、彼が非常に多彩な武器を持っているからだということ。
9イニングを2回も投げれば、相手チームにも攻略法が見つかるはずなのに、それをさせないのが山本投手。
それに加えて、投げぬくバイタリティ。
これが驚異的だという評価になったということなんですね。
素晴らしい!
でも、やはりメジャーでは役割をしっかり果たすというのが主流。
これはきっと、アメリカ社会全体が、そういうシステムであり、日本人のサービス残業なんてことはもってのほかということにもつながりますよね。
その役割分担の流れからの3つ目。
大谷さんの二刀流について。
役割をしっかり果たすことがメジャーなら、大谷さんの二刀流は、あまり評価されないのかというのを、今回のポストシーズンで感じました。
日本人は、彼のそれを偉業と称賛しているけれど、メジャーではあまり評価されていない物足りなさを感じました。
それどころか、ワールドシリーズ最終戦では、ブルージェイズの監督から、大谷さんが出てくるのが遅すぎるというクレームが審判に入ったようです。
確かに、ピッチャーからバッターへ、そしてその逆にも時間がかかり、選手も観客も待たされて、イライラがあるようで。
解説者も、遅いという主張はわかると言っていました。
そういう観点からも、山本投手の活躍の陰に隠れたというだけでなく、二刀流は歓迎されないのかと、されていなかったのかと、最終戦を見てなんとなく感じました。
まあ、昨日の投球を見ていれば、投げて打ってのきつさを、大谷さん本人もかなり感じていたようだし、年齢的な限界も無いとは言えないので、もしかしたら二刀流はフェードアウトに向かっていくのかなあとも個人的には思いました。
メジャーと日本の感覚の違いもあるし、大谷さんの本望もあるし。
まあ、これだけの選手ですから、私が心配するようなことも無いのでしょうけどね。
こんなことを感じたポストシーズン。
個人的感想はともかく。
ブルージェイズ、ほんとにめっちゃ強かった。
そしてそのチームを、最後は山本投手が「持っていた」という紙一重の力で破って、優勝を決めたドジャースに、心からおめでとう!
そして、楽しませてくれてありがとう!
お疲れ様でした!!