とうとう、アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を始めました。
そもそも、なぜにアメリカが関係しているのか。
簡単に言えば、ずっと仲が悪かったからということ。
1979年にイラン革命がおこり、そこで、親米路線の王政が崩壊して、国王はアメリカへ亡命。
その亡命を受け入れたことに抗議する意味で、テヘランにあるアメリカ大使館にイランの学生らが突入して、アメリカ大使館の外交官らを人質にとり、1年以上も立てこもりをした事件により、アメリカとイランは決定的な断交になったということ。
翌年に起きた、イラン・イラク戦争も、アメリカはイラクを支援しています。
その後、イランに核開発疑惑が浮上し、欧米がそれに制裁を加えて、核開発は縮小され、制裁は解除された。
なのに、再びアメリカがその制裁を独自に始めてしまって、それに反発したイランが核開発の強化を始めた。
こういう流れがあったのですね。
日本でも、核を持とうとする動きがあるようです。
高市首相が、非核三原則を見直す発言をされたことがきっかけで、国民の中にも核を持とうという勇ましい声が聞こえてきています。
そう考える人たちは、今のイランをどう見るのでしょう。
アメリカやイスラエルが、イランを攻撃した理由が核開発だけじゃないとしても、核を持とうとするだけで、攻撃の対象になるこの事実を、どう考えますか?
アメリカとイランの場合は、すでに敵対視している国だったことが致命的でもあります。
人と人の場合もそうですが、友人がすることは許せるけれど、嫌な奴が同じことをすると腹が立つということはいくらでもあります。
結局は、国も人も同じ。
敵をつくらないこと。
どうしても日本が武器や軍隊を持ちたいというのなら、敵をつくったあとでは、それではアメリカとイランの二の舞です。
順番が違うんです。
日本のパスポートがどこの国でも優遇されるのはなぜか?
信頼できる国だからです。
今の平和国家を維持しながら強くなること。
この新たな戦争を目にして、それを強く望みます。
さてさて。
中東の懸念は、実は私の懸念材料でもあります。
実は、この夏のドイツからイタリア行きの航空券、カタール航空で購入しているんです。
この戦争が短期間で終わるのか、長く続くのか、再発するのか。
今の時点ではまったくわからないですが、2年前のイタリア行きもドーハ経由で、やっぱり同じような心配をしていましたからね。
中東の航空機を使うということは、常に心配がつきものだということです。
中東の位置関係。

矢印のあたりに、私の降り立つはずのドーハがあり、その少し右側には、今回攻撃を受けてしまったドバイもあります。
2年前は、空爆地域を避けながら航空機も通常通り飛んでいましたが、今現在、中東関連は全線ストップのようです。
ドバイにもカタールにも攻撃があるというのなら、当然ですよね。
今回、このまま旅の話を続けるつもりでしたが、なんとなく気が進まなくなったので次回にします。
しかしながら、思います。
残念ながら、世界のどこかの国では絶えず戦争があります。
それを憂慮しながらも、こうして旅の話ができる国に生まれたことを、自ら放棄する理由なんて見つかりません。
後ろめたい気持ちがわずかながらもありますが、やっぱり平和なこの国に生まれたことを素直に喜びたいです・・