急激に、見える景色が変わってきていて、なんとも薄暗いカーテンが世界を覆っているような感じです。
ウクライナとロシアでも、なんなら以前から中東でも、ずっと争いは絶えなくて、何の罪もない人の命が奪われているのはこれまでも同じだったんですけどね。
やっぱりアメリカが参戦しているとなると、日本人やその他多くの国への影響は、目に見えて強いものになります。
でも、どんな理由があれ、人が人をあっけなく殺してしまうことは、受け入れ難い行為であるということは、人が持つべき当たり前の道義です。
中東に取り残された日本人も多くいますが、その中には旅行者も含まれています。
その旅行者の中には、中東が目的の人もいるでしょうが、中東経由でヨーロッパへ行くという人も多いんですよね。
我が家も、3年前のパリではドバイ経由、2年前のイタリアではドーハ経由と、中東の航空会社を使って旅行しています。
なぜにヨーロッパへ行くのに、中東経由で行くのか。
即答するとしたら、安いかも・・だからなんですよね。
そりゃ直行便のほうが、飛行時間は短いし、乗り換えが無ければめっちゃ楽ちんではあります。
でも、おしなべて料金が高い。
まあ、ここ数年の間に、中東経由便もガッツリ高くはなりましたけど。
以前も書き込みましたが、コロナ前のパリまでのカタール航空のビジネスクラス、日にもよりますが、往復で30万円台で購入できていたんですよ。
それが今じゃ、当時の2倍以上になり、直行便に追いつくかもという勢いになりました。
それでも、旅行会社を選んだり、ツアーを選んだり、期間を選んだりすると、やっぱり中東経由は安い料金で出ていたりするので、全体に長いフライトにはなったとしても、中東便を選ぶ人も多いわけです。
それにね。
なんてったって、仕様が豪華だということも人気のひとつなんです。
こちらはエミレーツ。
ビジネスクラスには、なんとバーカウンターがあるんですよ。

お酒を飲む人には、もう天国のようですよね。
カウンターの周りにはベンチがあり、そこがサロンのようにもなっていて、知らない人同士でもお酒を飲んで話をしたりしていました。
娘もイケメン男性スタッフと仲良くなって、写真を撮ったりしていました。
そして、こちらはカタール航空。
私の少ないビジネスクラス体験の中でも、ダントツで1番良かったQスイートです。

窓際でない真ん中の2シートが、こうしてダブルベッド仕様になります。
家族やカップルで、安心して寄り添って寝られます。
シート自体も私が乗った5社ほどの中では、一番心地良いクッション性と広さでした。
食事の時もこうして、スタッフがテーブルクロスとテーブルライトをセッティングしてくれるんです。

きちんとしたレストランでお食事をするような感覚です。
空港ラウンジも、両社ともに豪華で広くて、ため息が出るほどです。
中東はお金持ち。
それが実感できます。
こういった理由から、中東経由便でヨーロッパへ行く人は多いんですよね。
ところが今回、こんな状況になってしまって。
現在進行形の人はもちろんのこと、これからカタール航空やエミレーツ航空を利用する予定の人は、悩ましいことになっているはずです。
そして、かくゆう我が家も、実はもれなく。
持っていますよ、カタール航空のチケットを。
1月に購入した、今年の夏のチケット。
今年の夏は、フランクフルトから車でドロミテ地方へ向かい、ベネチアから日本へ帰ります。
その航空券、まずは往路便。
アップグレード目当てで、自ずとマイルを貯めているJAL便になります。

アップグレード料金で購入して、マイルを使ってビジネスにアップグレードしています。
航空会社で航空券を買うときには、運賃ルールが提示されて、料金は数段階に分かれています。
一番安い運賃を選ぶと、チケットの変更もキャンセルも不可、次は変更は可能だけどキャンセルは不可、続いてキャンセルの時は有料で可能、一番高い運賃だと、変更もキャンセルも無料でOKというような具合。
我が家は大概は、有料でキャンセルができる運賃を選びます。
数か月も前に買うので、行けない可能性もありますからね。
今回の場合は、ヨーロッパという長距離で、ビジネスクラスであることで、キャンセル料はひとり5万円になります。
高いですけどね。
でも今のこういうご時世もあり、場合によっては全額を失うこともあるので、5万円で済むというのは保険のようなもの。
この往路便、金額は概算で、22万円+33,000マイル/人。
航路は、北極圏上空を飛ぶルートになります。
ロシア上空も飛ぶことができないので、ウクライナとロシアの戦争が始まってからは、多くの便が遠回りをして行くことになり、フライト時間も長くなりました。
そして復路便。
こちらがカタール航空になります。

最上級のQスイートは、ドーハから成田までの区間のみ。
ベネチアからドーハ間は、Qスイートではない通常のビジネスクラスになります。
まあ、それでもカタールのビジネスクラスは最高ですけどね。
復路便の金額は、概算で41万円/人。
往復ともに、概算と書いたのは、電話で金額を問い合わせをして購入するしか方法が無かったから。
日本航空の場合、片道アップグレード料金&片道ビジネスという組み合わせでは、オンラインで見ることができないんです。
なので、ここに書いた金額は、別々の画面で自分で料金を出した時のものであり、実際電話で聞いた組み合わせ料金とは違っていました。
結局支払った正規の料金は、ひとり65万円ほどでした。
所要時間は、20時間です。
私と娘は以前にカタール航空を体験していますが、息子は未体験です。
先日投稿したとおり、この航空券購入当初は、我が家では息子が婚約かも?という大事件が起きていて、息子とはこれが最後の旅になるかもしれないという思いから、このQスイートを息子へのはなむけにするつもりで購入したんです。
ところが、婚約話は流れるわ、アメリカがイランに攻撃を始めるわで、カタール航空であることの意味がかなり薄まり、結局悩んだ結果、航空券を変更しようということになりました。
当然と言えば当然ですけどね。
しかしながら、この航空券の変更、本当に手間がかかりました。
どうしても、希望の日程と料金が合わず、ここ数週間、航空会社と旅行会社の画面と、常ににらめっこ状態がつづきました。
そして3日前に、ようやくようやく、決着が着きました。
今回は、根気強い(いや、しぶとい)私も、ほとほと疲れました。
その内容については、また後日書き込みます。
でもねえ、私も息子も。
Qスイート、乗りたかったなあ・・
あのQスイートに、再び乗れる日が訪れるのかしら。
体験しておけるときにちゃんと体験しておくことって、今の時代、本当に大事なことになりましたね。