昨晩、珍しく早い時間に帰宅した息子の仕事の愚痴に付き合いました。
これ必要なの?という雑用が多すぎて、上司につい口走ってしまうこともあるとか。
仕方ないよ、仕事なんてそんなもんだよ。
「それが嫌だったら、早く力をつけて、それを排除できる権力を持つことだよ」
以前、「白い巨塔」というドラマの中で、人が最終的に求めるのは権力だというセリフがありました。
お金を求めて、それを手に入れた次に欲しがるのは権力だと。
私も60年生きてきて、それを思うことはあります。
頑張ればお金は稼げますが、社会的地位や権力を手に入れるのはとても難しい。
極論ですが、権力があれば何でも言えるし、何でも動かせるし、古今東西、人の命も自由にできる。
息子にアドバイスしたものの、権力という2文字には恐ろしさを覚える今日この頃です。
日本の権力を集めた高市さんが、大国の権力に挑んだようですが、どうだったでしょうか。
今この時に、アメリカを訪問することが必要だったのかと言えば、そんなことはないはず。
そもそも、この訪米の目的は、高市さんの台湾発言のせいでギクシャクしている日中関係を、トランプさんが訪中する前に、なんとか「よしなに・・」と話しておきたかったというだけのこと。
まあ、それだけでも相応のお土産を用意しなくちゃいけなかったはずですが、今のイラン問題の渦中にとなったら、そんなどころではない、相当な色を付けた手土産が必要になるはず。
そんなことは、私のような一介の主婦でもわかってしまうこと。
ましてや、石油が入らなくなってしまうという、めちゃくちゃ危ない境界線が引かれている。
こんな大変な時期に、どの国のトップが自己防衛のためだけに出かけられるのか。
返す返すも、あの発言をしてしまったせいで、高い代償を国民が負担することになるだろうという予測での不満があります。
息子と同じく、「それ必要なの?」と、権力に物申したいところではあります。
ただね、事故のようなものであるんですよね。
高市さんがトランプさんに計らいをお願いしたときには、イランとの戦争なんて起きてなかったわけですから。
ましてや、その目的である訪中も、つい先日トランプさんは、このイランとの事態を理由に、とっとと延期してしまったし。
これによって、この大変な時に高市さんが訪米する目的がすっかり無くなってしまって、ただただお土産を渡すだけになってしまったような気がします。
挙句の果てに。
アメリカの「国家情報長官室」なる機関が、毎年出している「世界の脅威に関する年次報告書」の中に、高市さんの台湾発言が日本国の重大転換として載せられてしまったとのこと。
そのうえその報告書では、台湾統一のために中国は武力行使には至らないという見方になっているらしく。
それじゃ、高市さんの発言は一体なんなの?ってことになります。
訪中を延期したトランプさんと、この年次報告書。
完全に袖にされたと思えるのは私だけじゃないはず。
高市さん。
本当に国を豊かに強くする方法を、今一度大きく窓を開けて、多くの声を聴いてほしいと、ただただ願います。
国会でおっしゃったとおりの「したたかな外交」を、一介の主婦は望んでやみません。
しかしながら。
我が家においても女性の権力は絶大であり。
2歳年下の妹に説教される息子。
「30歳近くにもなって、いつまで子どもじみたことを言ってんの?仕事なんてね、嫌だろうとおかしかろうと、お金をもらっているからにはやらなきゃいけないものなの!それが社会人ってもんでしょうが!!」
我が家にも、権力者の卵が居りました(笑)