前回の保険についてお話。
もうすぐ、契約に至るところまでになっています。
いやいや、調べれば調べるほど、いろんなことが頭に引っかかり、いろんな知識が増えていきます。
同時に、よくぞここまで何も知らずに能天気に生きてきたと、自分を褒めてあげたい気持ちにもなってきています(笑)
お金が無かったってことは、お金を使うことにも活かすことにも、疎い生活を送ってきたということ。
今さらながら、もうちょっと賢く生きて来れたよねえと、反省しているところであります。
だいたいね。
この歳になるまで、きちんとした保険も、ある程度の貯金も、何も無かったというのが問題アリなんですけどね。
ま、でも。
そうはいうものの、この歳だからこそ、残しておきたいものをしっかり考え始めてみることができ、それは案外いいものでもあるなあとも思えます。
だってね、もう先が見えているんだから、断然シミュレーションがしやすいですからね。
死んだり動けなくなったりが想像できない若い年齢では、現実味がきっと薄かったでしょうから。
というわけで。
もうちょっとで契約になる保険については、また後ほど。
そんなこんなで、忙しい日々だったのですが、実は仕事で失敗をしてしまい、忙しさに輪がかかりました。
夫が経営する零細企業の経理を仕切っている私ですが、3月分の社会保険料を間違えて徴収してしまっていたことに気づきました。
郵送された年金事務所からの書類を、いつものようにファイリングしようとしたときに、あれ?と気になったことがあって。
あわてて、確認したところ、ミスが発覚しました。
間違ったのは、少し前に話題にした「子ども・子育て支援金」。
これは社会保険料の一部として、この春から天引きされるもの。
これについての通知は、毎年送られてくる保険料額表と一緒に会社に届いていて、同時に、3月分から健康保険料が少し安くなるというリーフレットも入っていました。
3月になると、毎年少しずつですが保険額が変わるので、この「子ども・子育て支援金」も同じく、3月分からだと思い込んでいたんですね。
でもよくよく確認のためにこの表を引っ張り出して見てみたら、なんと丸の部分、4月分からの徴収となっているじゃありませんか。

ひいっ~!
3月分のお給料から、子ども子育て支援金、徴収しちゃってたじゃないのよ~
お給料、訂正しなくちゃ!
会計システムの仕訳帳も訂正しなくちゃ!
まったくねえ。
どうせなら3月に統一してくれればよかったのに・・
ミスに気付いたきっかけとなった、年金事務所からの書類というのがこれ。

毎月送られてくるので、いつもはあまり気にせずにいます。
引き落とされた2カ月分の社会保険料の金額が並んで表示されていて、まあたいてい、3月以外は、左右ともいつも同じ金額。
今回は3月で、「子ども・子育て支援金」が加算されているから、3月の金額のほうが2月よりも多くなっているはずと思いきや、なんと左の3月のほうが少なくなっているじゃないですか。
なんで減っているんだ?
これが発覚のきっかけです。
で、調べてみて「子ども・子育て支援金」は4月からの徴収で、減っている原因はリーフレットの通り、健康保険料が3月から減額したためだということがわかりました。
4月分からは「子ども・子育て支援金」が加わるので、おそらく引き落とし額は増額となるはずです。
これがわかるまで、数時間を要しましたよ。
でもね、私が今回言いたかったのは、そんなアホな失敗談なんかじゃないんです。
気づきませんでしたか?
赤い丸の「子ども・子育て拠出金」。
「子ども・子育て支援金」とは違います。
この拠出金という枠があり、金額が記載されているということは、ずっとこの名目で徴収が続けられていたということ。
給料をもらっている人にはあまり馴染みがないでしょうけれど、企業のほうはずっと以前からこれを納めていたんですね。
整理をすると。
「子ども・子育て支援金」・・2026年4月から、企業と従業員の折半で納付。
「子ども・子育て拠出金」・・2015年4月から、企業のみの負担で納付。
拠出金のほうは、2015年以前には、「児童手当拠出金」という名前で、実は約55年前から始まっていた制度なんです。
この拠出金の額、これまでもどんどんと引き上げられてきていて、現在は企業から0.36%で徴収されています。
でも、上限が0.4%と法律で定められていますから、現状もうこれ以上の引き上げができなかったんですね。
そこで、現れた新星「子ども・子育て支援金」。
これを登場させ、今度は、従業員からも取っちゃえ!となったわけです。
企業側なんてね、ダブル徴収ですよ!
こんな感じで、社会保険も税金も、知らないうちにどんどん変わっていきますからね。
たしかにね、少子化改善のためには、国民が身を削る覚悟は必要です。
でも、きちんとこれ、国を良くするために作用しているのか。
最近は特に、違う方向へと動いているような気がしてなりません。
注視していくだけでなく、国民もしっかり意思表示をしていく時代になっていきますね。
そして。
自分個人の保険も、社会的な保険もすべて。
自分が知ることができる範囲は誰もがかなり狭いものでしょうが、こうして情報を分け合って、獲得していくことは大事なことだなあとつくづく感じています。