今のメディアについて。
もっともっと大事なことを、もっともっと時間をかけて報道してほしいのに。
事件も事故も熊の出没も大事だけど。
この国の仕組みがどんどんと変わろうとしている今、これをめいっぱい報道しなくてどうするのよ!ということを、なぜだかあまり報道してくれません。
国家情報局?
国旗損壊罪?
いま、そこですか?
今決めなきゃならない理由を、メディアの皆さん、情報収集して教えてくださいよ。
ワイドショーなんて、石破さんの時なんて何かと取り上げていませんでした?
中道なんて、コテンパンに叩いていましたよね?
今は、高市さんの話題も法案についても、ワイドショーで見聞きすることはほぼありませんから。
なんでだろう。
私のように、こんなふうに不思議に、不満に思っている人って、多いと思うんですけどねえ。
今の動きは、日本を本当に良くするためなんだから、おとなしく従っていればいいんだよって、誰かが私をなだめてくれないと、この国が心配で心配で夜も眠れませんワ(笑)
そんな信用度が低いと思われるメディアを、賑わせてしまう出来事が起こりました。
前巨人軍監督の阿部慎之助さんが、自分の娘に暴力をふるったということで現行犯逮捕されたという事件。
私たち部外者には、しっかりとした事実状況がわからない中、メディアでもSNSでも、勢いよくこの事件についての情報やらコメントやらが飛び交っています。
まあ、ここでこれを書き込んでいる私自身も、そのもれなくの1人なのですがね。
ただこの事件には、私が関わり合いを感じた点もあって、私なりの応援の意味もあり、ちょっとここへ書き込んでみることにしました。
現時点で事実だと思われることは、家庭内において、カッとなった父親が、18歳の娘の襟元を掴み、投げ倒したということ。
その娘にはケガはないものの、親から暴力を受けたということでAIに相談したところ、児童相談所があると言われ、そこへ相談したら、思いがけずに警察沙汰になったうえ、暴力をふるった父親が逮捕されて連行されてしまったということ。
そして、すぐに釈放されたものの、阿部氏本人からの申し出により、即日監督辞任となったこと。
これがこの事件について、時系列通りに日本国中の人が知らされている事実です。
ここで、SNS上で問題視されている点というのがいくつかあります。
まずは、これはあくまでも家庭内のトラブルであり、警察が逮捕に至るまでの案件だったのか。
児童相談所は、なぜ娘が望まない警察への通報という行為に至ったのか。
そして、家庭内のことで辞任までしなければいけなかったのか。
いろんな人が、いろんな立場で、いろんな思いや意見を持って発信しています。
その中にきっと100%の正解は無いし、阿部家の中にも正解がないかもしれない。
今阿部家で起きていること、それだけが事実。
そして、最初から今に至るまで、すべてを阿部家以外の人は知る由もない。
そうなると、我々外野は、何もジャッジはできないし、するのもおかしなこと。
そして、偶然的にこれにかかわってしまった児相や警察や球団関係者に対しても、これも同じく、外野が問題点のジャッジなんてできない。
それでもね、ここに感情とやらが入ってくるとね、どうしてもものが言いたくなるというのが外野の心境。
これ、わかりますよね。
だから私は、感情ではなく、自分の経験を踏まえて、家族のこれまでの在り方も振り返りながら、ちょっと書きこんでみることにします。
警察が、なぜに前監督を現行犯逮捕をしたのか。
これについては、詳細はわからないですが、逮捕しなければいけない状況にあったからとしか言えないですよね。
たとえば、予測できなかった警察官の不意の登場には、家族全員が驚くことであり、そうしてしまった娘や、突然来た警官を阿部氏が怒鳴ってしまったとか。
もしかしたらまだ、言い争いが続いていたかもしれないし。
お酒がかなり入っていたのかもしれないし。
すべて憶測ではありますが、警察官がそのまま、じゃあどうも!と言って帰れなかった、または帰ったらいけないと思える状況だったということ。
だからこそ、逮捕になるんじゃないかと推測ができます。
厳重注意などで終わらずに、逮捕するということには、それなりの重みがあるはずで、これはいずれ、警察や阿部氏の説明があればいいなと、外野的には思います。
そして、児童相談所。
ここを叩く人も多いですが、私の体験談はここにあり、結論から言わせてもらうと、児相はそれなりの仕事をしたと思っています。
それなりと書いたのは、阿部氏の娘さんが電話をしたのが夜間だったため、管轄の児相スタッフではなく、委託業者だった可能性があるから。
でもその業者が、暴行を訴える電話に対して、被害者の命を守る行動に出るのは当然の義務。
だから、業者なりの仕事はきちんとしたと思うんです。
ましてや、娘さんは18歳未満ではなく、成人。
成人同士のトラブルであれば、児相ではなく、当たり前に警察が管轄になりますから。
彼女が後で書いた手紙の中には、過剰な表現をしてしまったとなっていたので、おそらく、電話を受けた業者は、まずは彼女を守るために警察に委ねたと考えられます。
この判断は、おそらく誰でも同じでしょう。
だって、暴力を受けていると言われ、これを誰にも言わないでと頼まれたとしても、誰にもどこにも委ねずに電話を切る勇気はありませんから。
このあとに起こりうる最悪のことを想定するのは、仕事としては当然だと考えます。
警察を望んでいなかった彼女は、児相を恨んでいるかもしれませんが、それは冷たいことを言うようですが、お門違いです。
児相は、虐待を受けて助けてほしいと願う子どもたちの最後の砦ですからね。
彼女が、手紙の最後に、「目前で父が警察に連行されるのを見て、泣き崩れた」とありますが、ここ、私がどうしても納得がいかない、いや、はっきり言ってしまえば、それはないだろうと思える箇所です。
児相は、親が連れていかれて、泣き崩れるような子どものためにあるんじゃないですから。
親が連れていかれて、親から離されて、やっとホッとできる子どもたちのためにある場所なんですから。
言葉が強くなりますが、そこを勝手に間違えて、ましてや逆恨みするようなことはあってはほしくないと思います。
私は以前、ある中学校の支援員をしていたことがあって、そこで児相と警察を巻き込んだ事件を経験しました。
私は教師ではないので、すべてを把握していたわけではありませんが、私が配置されたクラスの女子生徒がネグレクトにあっていて、担任は、女子生徒のことで何度も児相とやり取りしていました。
児相は、基本警察を巻き込むことはなく、担任と一緒に家庭を訪問して、注意勧告をしていました。
ところが、ある時、その件に第3者が加担した犯罪がずっと存在していたことが判明して、そこではじめて、警察を入れての事情聴取が始まり、結果的に、女子生徒は親から離されて養護施設に入り、転校しました。
彼女は支援員である私に、なぜだかとてもなついていて、転校後も学校経由で2度ほど手紙をもらいました。
私が母親だったらよかったとも書かれていて、心が重くなったのを覚えています。
そんな経験もあって、児相に対する見方が他の人よりはどうしても敏感になります。
常に重い責任を問われる児相ですが、こうして、子ども本人だけじゃなく、その周りにいる人たちも頼れる機関であることは間違いなく、その役割は大きいものです。
児相の基本は、子どもの命や生活を守ることです。
これを怠らない。
それがルールになっているために、それを望まないのであれば、今回のようなすれ違いが起きてしまうのは仕方のないことかもしれません。
まあこれもね、警察の対処同様、そのやり取りを知っているのは、本人や家族のみですからね。
本当の事実は、警察も児相も知らないかもしれない。
だからこそ、児相も警察も、基本のルールに沿うことが求められるはずです。
そして、球団側の判断も然り。
暴力行為ゆえの逮捕という事実を突きつけられたからには、辞任を認めざるを得ないでしょう。
これを許したら、暴力行為を認めてしまうことにもなりますから。
まあ、百歩譲って、辞任意向の受理はしたけれど、いろいろとわかるまで保留というのもあったかもしれません。
でもね、ここは阿部氏の面目を優先したのかとも思います。
スポーツ選手たるもの、自分のミスをないものにすることは許せなかったのではないでしょうか。
こうしてみると、すべての機関が、ルールにのっとって、きちんと機能しているように思います。
唯一、私が機能していないと感じるのは、きついことを言ってしまえば、母親と父親。
ここの役割が、以前から、そしてその場においても、きちんと機能していたとしたら、防げたことかもしれません。
まあでもね、こんな親子のトラブルは、子育て中には当たり前にある出来事。
偉そうに言っても、我が家も親の機能が働かなかったこと、多々あります。
子どもの賢さに助けられたと思うこともあるし、自分の浅はかな黒言動はいくらでもあり、大声では言えませんが、阿部氏と同じような危ない穴が、目の前に口を開けて待っていたこともありましたよ。
紙一重の世界。
そうやって我が家も歩んできたなあと。
そしてこれから先は、願わくば紙一重はもう嫌だなあと。
家族だからこそ陥る沼のようなもの、あります。
ここを乗り越えるのが、家族の絆です。
この絆って言葉を、私はとても大事にしてきたけれど、心から実感できたのは、ごく最近のような気がします。
子どもが親を求めて、親がそれに答えて、それをこんこんと続けることで出来上がるのが絆なんでしょうが、成就するのはずっとずっとあと。
だから、阿部家には辛い経験になったけれど、乗り越えられる絆ができていればいいなと思います。
世界中の多くの家族が、長い道のりを歩んだあと、きちんと絆が持てたとしたら、国を憂いて眠れないこともなくなるはず!
そういう世界になってほしい・・と無理やりにつなげてみました(笑)