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結婚記念日

6月を迎えました。

早いものです。

今回は、過ぎてしまった5月の我が家の出来事の話をします。

 

春爛漫の5月ですが、ゴールデンウィークもあり、どうしてもお金がかかる月という印象。

容赦なく自動車の税金の納付書や、固定資産税の納付書も送られてくるのが、この5月。

住民税が変わるのも、この月ですね。

もしかしたら、年末と同じくらいに、いやでも家計に向き合う月ですよね。

そんな我が家の5月ですが。

お祝い事が続くんです。

息子の誕生日、私の誕生日、そしてすでに化石化している結婚記念日。

最近は上高地へ行くのも行事として加わり、まあ、かなり出費がかさむ月となりました。

 

今年で29歳になる、息子の誕生日。

私的には、なんだかこれまでで一番しょぼいものになった感じで、上高地へ行ったときに、その晩のディナーで「おめでとう!」という乾杯で終わりました。

もちろん、家族皆がそれなりにプレゼントを渡していますから、本人はそんなふうに感じてはいないかと思いますけどね。

なぜに私がしょぼく感じたのかと言えば、息子には悪いのですが、今回、他に力の入ったイベントがあったからで。

それが、なんと化石同様だった結婚記念日なんです。

実はね、私たち夫婦、5月で結婚40周年なんです。

今回は、そのお話になります。

 

結婚記念日って、検索すると実は結婚15週年までは、毎年のように○○式という名前で記念日としての名称があるようです。

15年のあとは、5年おきにあり、60周年のダイヤモンド婚が最終表記になっています。

ちなみに結婚10周年は、錫婚式というらしいですが、ちょうど私たちがその10周年だったころ、「スイートテンダイヤモンド」という、宝飾店のコマーシャルのフレーズが流行っていて、10周年には奥さんにダイヤモンドを贈ろうというのがブームになっていました。

私は、現在もですが、まったくもって宝石には興味が無いうえ、強い触覚過敏があり、体に何か付けることがとても苦痛な体質で。

だから夫はラッキーなことに、妻へ宝石を贈ることは、一生考えなくてもよかったわけです。

でも私、ブームにはあやかりたかったので、10周年には、興味がまるでない夫を連れてカナダに行ってきました。

その頃の夫は、まだ私に猫をかぶっていたので、何の衝突もなく楽しく旅行ができました。

その後の結婚記念日は、貧乏のどん底に転がり込んでいったこともあり、お互い存続確認をカウントするのみで、もちろんプレゼントなどは皆無でした。

それでも30周年を迎えたときには、夫のほうから30周年だねと言われて、調べてみると「真珠婚式」。

宝石には興味がないのですが、真珠だけは以前から欲しいと思っていた私。

冠婚葬祭の時などに、触覚過敏だけど、やっぱり真珠のネックレスは付けたいという気持ちがありました。

それで、なんとなく夫に「30周年に真珠がほしい」アピールを、何度かしてみました。

夫も、「そうか」と言ってくれたので、なんとなく期待値が上がり、どこか買いものに出かけたついでに、一緒に売り場をのぞいてみるなんていう、涙ぐましいトライもしてはいたんです。

しかしながら、さすが夫。

見事にスルー。

30周年の夜、結局何も起きませんでした。

ずっと後になって、その話をさらっとしたとき。

「じゃあお前は、何か俺にしてくれようと思ったの?」と返されて、もう二度とこの人に望むことはやめようと心に誓いました。

まあね、夫の言うことも、もっともなことではありますがね。

そういう40年を過ごしてきた私たちですが。

4月に入ってのある晩、毎月恒例の焼き肉ディナーのときに、夫が突然「今度の結婚記念日で、40周年だ」と言い出しました。

「あ、そうかい」と、3人が受け流したのに、「40周年だから、なんか祝おうか」となぜか食い下がってきた夫。

あれ?そういう気、あるんだ。

それならばと、すかさず欲の張った私。

「だったらさ、金の小判を2人で記念で買おうよ」

これに対しては、あまり気乗りしない生返事の夫。

そこで、この話が途切れてしまいました。

まあね、いつもこんなふうに勢いで言ったものの、すぐに言ったことも忘れるのが夫ですから。

でも、それからしばらくして、私のほうから再び、40周年の話を切り出しました。

なんか記念の小判、無性に欲しかったし、買いに行くなら予定を立てたかったということもあって。

「そういえばさ、40周年の小判の話は無くなっちゃったの?」

しかしながら夫、やはり小判には興味がなさそうで。

「じゃあさ、飯でも食いに行くか」と言い出しました。

そうか、やっぱりね。

祝う気ゼロなのに、また前と同じで、なんとなく口にしただけか。

「ご飯なら別に興味が無いし、定期的になにかしら食べに行っているからいいよ」

そう言うと夫、「そうか」で、この話はおしまいになりました。

単に予定を聞きたかっただけだし、毎度の舌先三寸には、私のほうももう慣れっこです。

 

それから1週間ほど経って。

「やっぱり何か買おうか」と言い出してきた夫。

え、まさか本気なのか?

そうか、ならば切り札を出そう。

小判がダメだというのはわかっている。

ならば、私にはあるんだ!

「じゃあさ、真珠のネックレスが欲しんだよね」

そう言うと夫、なぜか喜んだ声で、

「そうかそうか。やっぱり何か買わなきゃかと思って、AIに聞いたらネックレスがいいって言われてさあ・・」

よし!

10年前に飲んだ涙、回収したぞい!

こんなふうに、すっかりあきらめていたものが手に入るなんてことが、人生にはあるものなんですねえ・・

最近は、高市さんがよく真珠のネックレスを付けているのをテレビで見ていて、もちろん、雅子様はじめ皇族の方々もよく付けられているので、以前の真珠への恋しさが再燃していました。

そして何より、息子がもしかしたら来年あたりに婚約するかもしれないという話もあり、その時にはきちんとした服装にネックレスが不可欠だなあと考えていたりもして。

娘とも、そんな話をしていて、「だったら、お父さんに買ってもらいなよ」と言われていました。

「じゃあさ、お前の誕生日もあるから、そのあたりの日曜日に買いに行こう」

こんなふうに話がトントンと進んで、今回の結婚記念日&私の誕生日が、相当豪華なイベントになってしまいました。

そこからは、私なりにいろいろと真珠について調べはじめました。

なので、同じく5月の息子の誕生日が、おろそかになってしまったというわけです。

でもね、おかげで何も知識のなかった真珠について、ちょっとだけ詳しくなりました。

娘と一緒にショップに行ったり、ネットでも欲しいものを何度も検索しました。

そして結局、完全な予算オーバーで購入したのですが、長くなったので、このお話の続きは、また次回にします。

 

 

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