サンフランシスコ空港からラスベガス空港までの国内線は、アラスカ航空を選びました。
理由はもちろん、一番安かったからであり、そのうえワンワールドなので、JALマイルも貯まります。
空港内から撮った写真ですが、アラスカ航空にはこんなおじさんの絵が。
これはおじさんではなく、エスキモーだそうで。
エスキモー?
いま、エスキモーなんて言葉、聞く?
子どものころは、エスキモーってなぜかよく聞いていた気がしたけど、なぜなんだろう。
あとから調べたら、アイスクリームのブランドで、エスキモーアイスというのがあったということ。
だから、よく知っていたんですね・・
12年前にそのブランドは無くなっているので、当然名前を聞くこともなくなったわけで。
エスキモーとは、アラスカやカナダ北部の先住民民族のことなんですね。
体中が痛くなってきた私は、搭乗前のこの写真しか取れませんでしたが、アラスカ航空、機材も新しめで明るく、エコノミーの席も案外広くて、とてもよかったです。
サンフランシスコ空港を17時20分に出発し、19時少し前にラスベガス空港に到着。
ラスベガスもまた、3人ともはじめての街です。
数時間前に、キックボード転倒事故を起こした私の体は、やはりうまく動かそうとする意識が必要になっていました。
そう、工夫して動かさないと、動けないんですね。
やっとの思いで大きな荷物を転がして、1階の出口に着いたら、なんとUberの乗り場は5階だということ。
もとより、荷物が多いのでUberにはちょっと抵抗があり、高いだろうけど仕方なくtaxiで行くことにしました。
taxi乗り場はすぐ目の前で、なんと料金が目的のストリップまで19ドルと書かれています。
Uberでは18ドルらしいので、なんだ、あまり変わりないじゃんと乗り込みましたが、この金額、まったくの嘘で。
結局支払った金額は31ドルでした!(怒)
ストリップとは、ラスベガスの中心地のことです。
日本では、女性が裸になるストリップ劇場をすぐに思い浮かべてしまいますよね(笑)
http://www.link-usa.jp/us-dictionaly/archives/2019/11/01_104822.html
taxiのドライバーはとても陽気で、いろいろとラスベガスについて教えてくれますが、コロナのことを聞くと、もうそんなことは気にしていないということ。
ワクチンも仕方なしに自分は3回打ったが、自分の妻は副反応がひどく、2回しか打っていないよと話していました。
もちろん、ノーマスクです。
taxiがホテルに近づくと、ラスベガスのネオンが近づいてきましたが、街全体が案外小さいなあというのが最初の印象。
なんか何もないところに、いきなり街が現れたという感じでした。
本日から4泊するのは、マリオット・グランド・シャトーというホテル。
ラスベガスには多くのホテルがあり、サンフランシスコに比べたら、一様に料金はかなり安いです。
その中でここを選んだのは、カジノがホテルにないこと、広々としていること、中心地からそうは遠くないこと、フルキッチンが付いていること。
カジノが付いていないホテルを選んだのは、カジノのあるホテルはタバコ臭いという口コミを数件見つけたからです。
タバコが大の苦手である私、これを参考にしました。
お部屋はこんな感じです。
キッチンの写真がないですが、マンションよりも広いフル装備キッチンがあり、洗濯乾燥機も備わっています。
こういった、滞在型ホテルというのは初めてで、滞在している間は、基本的にスタッフは誰も入ってきません。
なので、上の写真のソファーがベッドになるのですが、自分たちでベッドメイクをするようで。
チェックインしたのがすでに夜で、その後、私のケガの消毒液や絆創膏やらを買いながら、夕ご飯を食べに行き、かなり遅い時間になってからこのベッドメイクに四苦八苦することになりました。
私の傷です。
膝のあたりも、かなりむくんでいるというか、腫れているというか。
傷は処置しておけば、数日中には回復するでしょうが、問題は全身の打撲です。
翌朝には、痛みの場所がより詳しくわかることになるでしょう。
しかしながらラッキーなことに、私は日本から、処方で出された湿布を持ってきていたんです。
昨年から整形外科にはかなりお世話になっていたので、自宅には湿布は売るほどありました。
旅行中に、もしも足が痛みだしたらというのが心配だったので、とりあえず2パックだけ持ってきていたのが、こんなことで活かせるとは・・
まあ、多くの打撲箇所があり、最終日にはなくなってしまったのですがね。
翌日は空港まで戻って、レンタカーを借りて、デスバレーまで走る予定でした。
Hertzでレンタカーの予約もしていましたが、夕食を食べながら、娘がスマホでキャンセルをしてくれました。
前日の夜でも、キャンセル料金はかかりませんでした。
私のこの状態では、ドライブはまず無理だろうと判断しました。
そうでなくても、朝9時の予約に間に合わせるには、早起きしなくてはいけないし、ベッドメイクと私のケガでそれぞれが奮闘していた結果、就寝時間がかなり遅くなってしまってもいたので、キャンセルは妥当でしたね。
朝にはサンフランシスコのアルカトラズに居た私たち。
それから事件があり、ドタバタとラスベガスに着き、ようやくベッドに入りました。
ベッドに入って、寝返りを打つのにも、痛くて気を使いながら。
朝目覚めたら、奇跡的にすっかり良くなっていることを願って、目を閉じました。
兎にも角にも、長い長い1日がようやく終わりました・・