一昨日の話です。
いつも利用しているスーパーへ行きました。
毎回ほぼおひとり様なので、最近はマスクを付けずに入店します。
私ね、マスクが嫌いなんですね。
コロナ前も、花粉のときは効果を感じて付けていましたが、それ以外は本当に息苦しくて。
夏なんか最悪です。
息が荒いんでしょうか。
顔に汗かきまくりで。
好きか嫌いかと聞かれたら、大嫌いだと答えるし、もし「マスク解禁でーす」とアナウンスされたら、その場で宙に投げ捨てます。
右を見ても左を見ても、マスクを付けて歩いている人を見てるだけで、最近は気分も悪くなってくるほどです。
そんな私は、屋外ではもちろん、自分のために外していますし、商業施設でも、ひとりで短時間なら外しながら買い物をしています。
そしてその、一昨日の話です。
30分ほどで、2日分の食料品をカゴに詰め込んで、レジへ行きました。
私の住むマンションの周りにはスーパーが徒歩3分ほどの場所に2軒、車で5~6分のところに数軒あり、その中で今回のスーパーが、質がよくて私にとって一番のお気に入りなんです。
そのうえ、従業員の女性たちは愛想が良く、とても元気。
利用頻度は最近とても高かったわけですが。
レジの元気のいい女性が、私にいきなり大きな声で話しかけました。
「マスクは持っていないですか~?」
声が大きいし、唐突だったので、一瞬たじろいだのですが、気を取り直して「持ってません」と答えました。
実はポケットには入っていたんですがね。
そしたらその女性、変わらぬ大声で、「付けたほうがいいですよ~、ご自身の為ですから~」と、こちらを見ることもなく言いました。
なんか、ムッとしたんですよね。
すかさず私は、「あ、そういうの結構ですから」と言い返しました。
するとその女性、「失礼しました~」と言いながら、作業を続けていました。
袋詰めをしながら、なんでこんなことを言われなくちゃいけないのか、腹が立ちました。
私、ひと言もしゃべらず、買い物をしていたんです。
咳払いをするときは腕で口元を覆うだろうし、レジでそんなことを言われなければ、飛沫を飛ばす可能性はゼロだと言えます。
それでも窮屈なマスクを強いられるのか。
しかも気に入らなかったのは、「ご自身の為」だということ。
そのご自身の為に外しているというのに、大きなお世話なんです。
まあ、これが「申し訳ないですが、入店のためのルールで」とか、「他の方のためにお願いします」とかでしたら、素直にポケットからマスクを出しました。
でも、ご自身の為に・・これはどこから目線なのか。
お説教としか思えなかったんですね。
その女性に、そもそも飛沫を飛ばさない客にマスクって意味あるの?と聞いたところで仕方ないことなので、悶々とした気持ちで帰りました。
もしかしたら。
他の客からクレームが来たのかもしれない。
マスクをしていない人がいるので、注意をしてほしいと。
でも、それをそのままダイレクトに私に言えば、客同士のトラブルになるかもしれないので、女性が機転を利かせて「自分の為に」と言い換えたのかもしれない。
そんなふうにも考えました。
まあ、ほとんどのスーパーでは未だに、「マスクを付けて下さい」とアホらしい注意紙が貼ってあったり、オウムのように放送でマスク着用を呼びかけたりはしていますから、そこに入っていくにはルールを守るのが当然と言えば当然。
私がいけないわけです。
しゃべらないからとか、飛沫飛ばさないしとか、そんな私の主張よりも、ルールなんです。
時代を通り越していくことは、勝手なことであり、その時代の中で生きていくには、ルールは守らなくちゃいけない。
わかってはいますが、めちゃくちゃ窮屈なことです。
マスクをし続けることが、体にいいわけがないのにね。
一応、このスーパーの本社には電話をして聞いておきました。
入店の際にマスクは必要かどうか。
そうしたら「マスクをして息苦しい方も多く居らっしゃいますので、マスクをしなければ入店できないというようなことは全くありませんので」という返答でした。
これで安心。
このスーパーは私にとってはお気に入りなので。
願わくば、だったらマスクをしてという貼り紙は、剝がしてほしいなあ。
そんな貼り紙しなくても、みんな抵抗せずにしてますから。
ワールドカップで、世界中の人達がマスクをしていないということに、やっと気づいた未だ鎖国の中にいる日本人。
世界から見た日本人って・・
ちょんまげの後は、マスクですか?