もう、あっという間に10月がやってきます。
すでに年末を見据えて、大掃除の準備を始めた私です。
でもまずは、掃除をする前に整理から。
2年前にこのマンションに引っ越してきましたが、今現在も、そのときのとりあえずの配置のまま、物があふれまくって放置したままという状態。
「なんとかしないと」と思いながらも、やり過ごしてきました。
だから今回は、やります!
人に見せられない部屋ではいけません。
キャビネットと、ワードロープを昨日ネットで買いました。
リビングもそれぞれの部屋も、全部きれいにすっきりさせないと。
費用は30万円ほどかかってしまいますが、もうしかたのないことですね。
そして、3週間ほど前からですが、このマンションに異変が。
なんとスズメバチが、大量に飛び交うようになりました。
昨年までこんなことはありませんでした。
12階建てのマンションで、我が家は最上階なのですが、下の階や地上には1匹も飛んでいないんです。
高層階のみに飛び交っているということ。
これはもう、屋上に巣があるのだろうということで、管理会社に連絡して、業者に来てもらいました。
ところが巣は見当たらず。
その間に、私も管理事務所も、いろいろネットで調べていて、こういう事例がたくさんあるというを知りました。
この9月~10月の時期は、スズメバチの交尾の時期で、そのために高い場所をグルグルと飛びまくるのだそうです。
もともと、高い木の上を飛ぶのが習性らしく、マンションを木だと思い込んでいるようですね。
築3年目にして、蜂たちがこのマンションを認識したということなのでしょう。
なんとも迷惑な話で。
飛んでいる蜂のほとんどがオスで、人を刺すことはないらしいですが、とてもじゃないけれどベランダには出られません。
右から左、左から右へ、多くの蜂がブンブン飛び交い、たまに窓を目がけてくるアホ蜂もいて、体当たりしていきます。
洗濯ものなんて干すこともできず、ストレス溜まりまくりです。
ただ、これが正午近くになると、まったくいなくなるんです。
なので、様子を見て、その時間から洗濯ものを干すことにしました。
毎日のルーティンが崩れてしまうのはちょっと苦痛なのですが、蜂の中を怯えながら、わめきながらも洗濯もの干しをするだけで、いつもの5倍くらいぐったりとすることに気づいたので、今は仕方ないと自分に言い聞かせています。
でも昨日は、かなり蜂の数が少なくなってきたように思いました。
まあ、油断はできないので、用心して11時頃に洗濯物を干しましたが、元の時間に干せる日も近いかなあと少し喜んでいます。
さて、話は変わり、来年の旅行です。
つい先日、ビジネスクラスの航空券をゲットしました!
2人分が特典航空券で、残り1人は、アップグレードができる料金で購入。
マイルについて詳しい方は、昨今の事情はお判りでしょうが、ほんと工夫が必要で、たくさん時間をかけて、我が家なりに一番いい方法を考えました。
なにしろ、限られたマイル数で、できるだけ費用を抑えて、いい航空券が欲しいわけですから。
また後ほど、航空券取得の苦労については書いていきますけどね。
こういう頑張りが、若い頃からきちんと人生に活かせていれば、私は今ごろは石油王夫人にでもなっていたでしょうかね(笑)
それでは、今回の行き先を発表します!
なんと、なんと、またもやアメリカです。
代り映えが無いですねえ・・
いやね、いっぱい考えたんです。
今回は順番的には私の旅行になります。
昨年夏は私、年末年始は娘、この夏のパリは息子。
この順番で行きたいところを決めていますから、次は私なんです。
じゃあ、どこへ?
60歳を目前にして、行っておかなきゃいけない場所は?
死ぬまでに一度は見ておきたいのは、なんと言ってもイグアスの滝。
ブラジルとアルゼンチンにまたがっている滝です。
ここは私にとって最終ゴールだと思っています。
いつまで元気でいられるかわからないし、今回行っちゃおうか。
そう思って、調べました。
そしたら、とんでもなく大変で。
まずはアメリカのダラスなどまで、12時間近くかけて行く。
そこからブエノスアイレスまで、これまた直行便があったとして10時間近く。
ダラスまではビジネスクラスで行けたとしても、それ以降はビジネスの料金は出せず、エコノミーで10時間以上のフライトは確実。
これができるかというと、ちょっと苦しいです。
何度か行っているオーランドも時間がかかりますが、乗り継ぎからはせいぜい2~3時間。
これなら沖縄に行くようなものと考えることができるので、耐えられます。
でも10時間以上はちょっと・・
というわけで、とりあえずはあきらめました。
ビジネス+ビジネスで行けるくらいの財力が貯えられた暁にと、まだ夢はとっておくことにしました。
まあ、財力、今後は先細っていくのでしょうけどね。
イグアスに心が傾いてしまったので、滝から抜け出せない私。
今度は滝が多いというアイスランドへ行こうかと。
でも、何度かアイスランドの滝の写真を見ているうちに、やっぱりちょっとしょぼいかなと思えてしまって。
じゃあ、カナダには行っているけれど、ナイアガラには行っていないので、ナイアガラを見るのは?
これは豪快だし。
それならシカゴに行ってみたいし、組み合わせて、アメリカの東海岸を攻めようか。
でもね、なぜか私、東には何の興味もなくて。
ニューヨークとか、まあ、行ってみる価値はあるんですけど、ちょっと心が動かない。
どうせアメリカに行くんだったら、もういちどモニュメントバレーに行きたいよねという話にもなり、ナイアガラと組み合わせようとしましたが、如何せん、アメリカは広すぎる。
10日間に満たない期間で、東と西を同時にとなると、無駄な移動がもったいないことになります。
というわけで、滝はこの時点で消滅。
そして、最後にたどり着いた私の答えは・・
「心残り回収の旅」でした。
サンフランシスコには行きましたが、ヨセミテには行けていません。
マザーロードRoute66も、前回は不完全燃焼で、道路サインの場所も通り過ぎてしまい、見ることもできていません。
モニュメントバレーの息苦しくなるほど見事な星空も、また見てみたいし。
そして、ぜひに行きたいのがこのアンテロープキャニオン。
そして旅の最後に、前回もう少し居たかったサンタモニカに1泊して帰ろうかというプラン。
もう、やり残したことをやっちまおうという旅にしました。
またもや、車で爆走してまいります。
今は日本でも外国車に乗っているので、ウインカーとワイパーのレバーを間違えて慌てることもないし、ラスベガスでもニューオリンズでも運転したし。
でも、これ以上年をとってからだと、いろんなチャレンジもなにかときつくなると思われるので、まだ気力のあるうちに頑張る旅を済ませておこうということになりました。
パリから戻って、すぐに思ったのが、アドベンチャーが足りなかった!ということ。
そう、しゃなしゃなとスマートに歩くのもいいのですが、まだまだ冒険をしたい気持ちが強くて。
豪快にとか、ハラハラドキドキとか、なんかこう、「やったぜ!やり切ったぜ!」みたいな気分が、どこかで欲しいんですよ。
なんともまあ、お子ちゃまなんです。
なので、それができるギリギリの年齢であるうちに、行ってまいります。
家の中ではこまごまとした整理に追われ、蜂に怯えまくりながら、どこかでアドベンチャーを求めて。
なんかおかしさがありますが。
この矛盾ぽい日々の繰り返しが、生きていくっていうことなんだと、都合よく解釈して。