5日目は北山崎から。
その後、龍泉洞へ行き、今回最も私が行きたかった浄土ヶ浜で旅が終わります。
こうしてみると息子のおめでとう旅ではなく、完全に私が主役になってしまっていますね・・てへっ
北山崎へは宿から車で10分ほどの距離でした。
広い駐車場に停めて、少し歩くと第1展望台があります。
第一展望台には前回の旅行でも来ていて、この景色は見ています。
この脇にある階段を360段ほど下っていくと、第2展望台があります。
第2展望台からの景色がいいのは知っていたので、当時も降りて行きたかったのですが、不機嫌になる夫を前に強くは主張できませんでした。
でもまあ、今回階段を下りていき、夫の主張は当然だったと思いました。
幼児を連れてあの階段を上り下りするのは、きつかったでしょうから。
今回は、なんら邪魔するものがないので、はじめから意欲満々です。
それでは第一展望台から見た景色と第2展望台からの景色を比べてみましょう。
まずは第一展望台です。
続いて第2展望台。
やっぱりヒーヒー言いながら、階段を上り下りするだけの価値があると思いませんか?
心残りの思いを、今回きっちり拾ってきました。
さて、北山崎の後は青い地底湖が有名な龍泉洞へと向かいます。
龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつですが、知らない人も多いようで、SNSなどに写真をあげても、名前を聞いたこともないと返されたりします。
公式サイトの地底湖の写真をまずはどうぞ。
美しく幻想的な青い世界です。
コロナ禍中ということで、観光客もあまりいませんでしたから、ほぼ自由に写真を撮りまくりでした。
鍾乳洞に入ってしばらくこんな道が続きます。
地底湖です。
第3地底湖まであり、そこまで行くとさらに上へ行く階段があります。
足腰の弱い人や高所恐怖症の人は進まないでくださいと書かれていて、しばし家族会議。
老人体質の娘が難色を示していましたが、ここまでの道のりも結構大変だったし、何よりせっかくなのでということで、レッツゴー!となりました。
こんな階段の連続でしたが、それほど苦にはなりませんでした。
ただ、正直高い場所まで登っていきますが、その甲斐があったかと言えばう~ん・・といった感じでした。
こんなふうに高い位置から地底湖が見えるというだけのもので、無理していくほどのものでもなかったです。
とはいえ、龍泉洞は美しい!
これは2度目でもやはりそう思えました。
青い龍泉洞を堪能して、最後の目的地である浄土ヶ浜へと向かいます。
昼食は少し遅くなりますが、この旅最後の宿である浄土ヶ浜パークホテルでいただこうということになりました。
ここから車で1時間はかかりません。
浄土ヶ浜パークホテルは、前回の旅行でも泊まった思い出のホテルです。
浄土ヶ浜のすぐ近くに建っていて、このホテルから浜へ降りて行く坂道をかわいいふたりの子どもが転がるように走っていく姿を、今でもくっきりと覚えていて、いつかここに訪れたいとずっーと思っていました。
念願が叶い、思い出の浜と坂とホテルへとやってきました。
覚えのあるエントランスです。
まずはお腹がペコペコだったので、フロントにはランチのみと言って、レストランへ。
この旅では、一度も海鮮丼を食べていなかったので、最後はおいしい海の幸を味わいたいということで、オーダーしてみました。
めちゃくちゃ豪勢な丼。
見た目だけでなく、本当においしくて、この旅行での一番の昼食でした。
超満足です!
昼食を堪能して、チェックインまで時間があったので、フロントで荷物だけ預けようとしたところ、お部屋の用意が来ているとのこと。
このフロントでのやり取りで、子どもたちには内緒にしていたサプライズがバレてしまいました。
「本日スイートルームにお泊りの○○様ですね」ー
娘、歓喜・・
思えばこの旅はフランス旅行の代わりであり、息子との最後の旅でもあり。
やはりラストは華やかに飾りたいということで、奮発しました。
とはいえ、今回はGoToトラベルの恩恵もあり、金額的にはかなり安くはなっていますから、威張るほどのことではありませんがね。
コロナですっかり自分で荷物を運ぶのが当たり前の感覚となり、角部屋のスイートルームに向かいます。
スイート専用のポーチが出迎えてくれます。
お部屋に入ると、広々とした客室です。
この他にツインのベッドルームもあり、私と娘はベッドで、息子はお布団で寝ることになりました。
お部屋に満足した後は、まだ明るいうちに浄土ヶ浜を散策しようとホテルを出て浜に向かいます。
ホテルからの専用の階段を降りていきます。
公道の坂道に出てきます。
そうそう、この坂道を転がるようにして浜に駆けて行ったふたりの小さな子どもたちが、こんなに大きくなってまたこの坂を下っていきます。
完全な自己陶酔の世界ではありますが、それに付き合ってくれるふたりに本当に感謝です。
浜に到着。
夕方になりわかりづらいですが、白い石浜と青い海、そして林立する岩たちのコントラストが本当に美しく、まるで日本庭園のようです。
下の写真はホテル公式サイトのものですが、こんなにきれいなんですよ。
浄土が浜という名前がぴったりですよね。
ぶらぶらと周辺を散策した後は、ホテルに戻り、ゆっくりと過ごします。
お風呂に入り、夕食はビュッフェです。
夕食にビュッフェというのは、我が家では初めてのことかもしれません。
これまでも素敵なホテルや旅館に宿泊しましたが、部屋や個室料亭での懐石料理であったり、鉄板焼きカウンターであったり、ホテルレストランのコース料理であったり。
夕食にビュッフェって、どこか陳腐なイメージがあり、避けてきました。
でも、まったくもって偏見だとわかりました。
大満足!
こんなビュッフェなら、何度も利用していいと思えたほどでしたね。
目の前でお寿司を握ってもらえ、お肉も焼いてもらえるライブキッチン。
自分で陶板焼きの材料をチョイスできるし、雲丹ごはんやいちご煮もあり、すべての材料が新鮮で、おいしくて。
残念ながら食べるのに夢中で、写真を1枚も撮っていませんでした。
公式サイトの写真を載せますね。
もう動けないと思うほど食べつくして、部屋に戻りました。
最後の夜は、息子だけ違う部屋で眠りました。
いよいよ明日は最終日。
3人ともに、もう終わるのかという残念な気持ちを抱きながら、寝床に入ります。
締めくくりの夜を、このホテルにしてよかったな・・
そう、終わりよければすべてよしです。
明日は遊覧船に乗ります。