昨年の夏に、サンフランシスコとラスベガスへ行き、年末年始でWDWとニューオリンズへ、そしてこの夏には、はじめてのフランスへ。
この1年の間に、3回も海外旅行へ行きました。
こんな大判振る舞いは、後にも先にも、今回だけになることは間違いがありません。
昨年夏は、コロナ中に貯まりに貯まったマイルを使って、念願のフランスに行きたかったのですが、すでにヨーロッパ方面のマイルは高騰していて断念。
アメリカなら3人分のビジネスクラスがとれたので、航空券が取れたところに行くということで、場所が決まりました。
年末年始は、娘の卒業旅行がコロナのせいで実行できなかったので、ここで決行。
そして今回はフランスで、3年越しの夢を叶えました。
一気に旅行を実行に移してきたわけですが、今後は年に1度というペースに戻します。
なので、次の旅行は来年の夏。
というわけで。
なんと今日、その航空券、とっちゃいました。
さて、次に私たちが行くのはどこでしょうか。
あとでじっくり書いていきます。
それでは、パリ6日目です。
~8月8日 火曜日~
こんな予定でしたが、実際はほぼ違ったものになりました。
前日のオルセー美術館もこの日にずらしたし、息子は結局電車じゃなくてUberでディズニーへ向かったし。
まあ他の日も、結構ちょこちょこと変更もあったので、この予定表はあくまでも目安といった感じになりました。
この日は、何度かすでに足元まで行っているエッフェル塔に登ります。
朝食後、娘の支度が遅れたので、息子に先にエッフェル塔へ行ってもらい、3人分のチケットを購入しておいてもらうことにしました。
エッフェル塔のチケットもオンラインで購入できるのですが、最上階のフロアまでのチケットは、早い段階で売り切れてしまっていて、当日窓口で購入するしか方法はなく、チケット売り場も長い列ができるのがわかっていたので、早めに行こうという打ち合わせをしていました。
にもかかわらず、遅い娘のせいで、やむなく二手に別れました。
結論から言うと、息子が3人分のチケット購入することはできなかったようで、私と娘が着いたときには、哀しいことに最上階までのチケットは売り切れていました・・
エッフェル塔までのバスにようやく乗り込んだものの、方向が違うバスに乗ってしまい、ようやくたどり着いた頃には、息子はすでに見学を終えていました。
最上階までのチケットを買うことができた息子は、景色を堪能できたようです。
息子はこのまま、一旦ホテルに戻り、ディズニーランドパリへひとり向かい、パークで大学の先輩と合流し、夜はパーク近くの安いアパートに泊まって、翌日私たちとパークで合流することになっています。
息子とは朝ホテルで別れたまま、結局エッフェル塔では会いませんでした。
バスから降りたときのエッフェル塔。
これもいい感じですね。
すでにチケット売り場は1時間の行列でしたが、仕方なく並びます。
第2展望台までエレベータで行くチケットを買います。
チケットはこんな内容で販売されています。
結局第2展望台までしか行けなかったのなら、オンラインで買っておけばよかったですね・・
エッフェル塔は、パリ万博の目玉として、今から134年前に建てられました。
年間700万人の人が訪れる、パリのシンボルタワーです。
フランスに行ったことのない人でも、まったく興味が無くても、エッフェル塔の名前だけはきっと知っているんじゃないでしょうか。
ノートルダム大聖堂の火事で、多くのパリ市民が悲しむ姿が報道されたましたが、このエッフェル塔がもしもパリから消えたら、パリど素人の私でも、パリがパリではなくなるんじゃないかと、その時のパリ市民の心情を想像することができます。
第2展望台から眺めです。
展望台で景色だけ見たら、さっさとエレベータに乗って、下に降りました。
実は第一展望台ではガラスの床があり、これを見たいと思っていたのですが、娘に却下されました。
実は彼女、結構な高所恐怖症であり、このエッフェル塔に登るという行為も、あまり歓迎していたわけではなっかったらしく。
最上階にも行けなかったし、私的にはここはちょっぴり心残りになりました。
そして、前日休館日だったオルセー美術館へと向かいます。
エッフェル塔からオルセーまでバスで向かいましたが、朝の失敗談もあり、着くまでちょっぴり不安でした。
グーグルマップ先生の扱いは、息子が一番慣れていて、4年前のアメリカ旅行のときから、彼は優秀なナビゲータであり、私と娘はほぼ頼りきり。
なので、息子が居ないと危なっかしくて、特に私なんて老眼だから、スマホを見るスピードも断然遅くて、子どもたちにとっては完全なお荷物状態になっています。
結局、今度はきちんとオルセーにたどり着きましたけどね。
本当に何度も言いますが、見事な建物です。
このオルセーも、もともとはパリ万博のために建てられた駅舎だったそうです。
確かに、中に入るとこんな大きな時計があり、階段もあり、駅舎だったという雰囲気は充分にありました。
オルセーはおもに印象派の作品が展示されていて、それ以前のものがルーブルというように分けられているようです。
印象派といえば、ルノアール、ゴッホ、モネ・・と、美術にあまり詳しくない私でも有名画家の名前が浮かんできます。
さぞ西洋美術大好き娘が喜ぶかと思いきや、なんと彼女は印象派大嫌い人間でした。
確かに、ルーブルは何時間かけても見ていたいと言っていたのに、オルセーはまったく乗り気じゃなかったんです。
オルセーが休館日と知った前日は、それじゃあオルセーはやめて、ヴェルサイユの王妃の村里に行きたいと言っていたくらいで。
なので、オルセーの滞在時間の短かったこと。
おかげで、見たかったミレーをすっかり忘れ、帰国してから気づきました。
入場してからすぐに食事。
ここは、入ってみたかったレストラン。
とっても素敵な雰囲気ですね。
食事的には、残念ながらあまり好みではありませんでした・・
それでは有名どころの作品を。
マネの「笛を吹く少年」
ルノワール「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットの舞踏会」
セザンヌ「りんごとオレンジ」
モネの「日傘をさす女 左向き」
この美術館で一番人だかりができていた作品が、ゴッホの「ローヌ川の星月夜」。
まったくもって近寄ることができず、撮影できませんでした。
ルーブルのモナリザのように、きちんと並んでいるわけではなく、係員も居ないので、常に大きく人の塊があって、仕方なくあきらめることにしました。
美術にあまり興味がない私ですが、どちらかというとオルセーの方がよかったなあと感じました。
知っている作品や画家が多かったし、建物の構造がわかりやすかったので。
娘がつまらなさそうにしているので、短時間で切り上げましたが、やっぱりミレーは見たかったなあ・・
食事も含め、2時間半ほどで美術館を出て、バスで戻って、シャンゼリゼをブラブラしようということになりました。
バスの時間調整なのか、20分ほど待たされました。
バスの時間がこのように停留所に表示されるので、便利です。
シャンゼリゼ通りでカフェタイムです。
賑わっているテラス席には座れず、ちょっと奥まったところで。
この旅行の中で、一番パリを感じた時間だったように思います。
こんなふうにオープンテラスで、お茶をするのがパリっ子のイメージです。
オーダーした、フルーツポンチとクリームブリュレ。
この後、オメガやヴィトンなど、高級店を覗きながら、下の地図の赤丸で囲んだ、モノプリというスーパーマーケットへ。
イオンとかイトーヨーカドーみたいな感じでしょうか。
翌日、ディズニーに行くのに、やっぱり軽いリュックが欲しいと思って、買いに行きました。
ショルダーバッグをここ数日、ずっと使用していましたが、ペットボトルを入れていたりで、何気に重くて肩が痛くなって。
手頃な値段でナイロン製のリュックが見つかりました。
その後は緑の丸で囲んだ、コンビニのようなお店へ。
なんと日本の食品がずらりと並んでいます。
カップ麺も調味料もお茶も、普通に売っているんです。
ここはフランス在住の日本人女性のブログを読んで、知っていました。
この日の夜は、娘とふたりなので、ここでお弁当を買って帰りました。
とんかつ弁当と焼き鳥。
これに、日本から持ってきたカップうどんで、夕食です。
この日は、このあとはホテルでゆっくり。
グテッとした娘と、6日目のパリの夕暮れです。