パリ7日目は、今回の目玉である、ディズニーランド・パリです。
何度も書きますが、息子がこのパリでディズニー世界制覇となるため、今回はそれを達成するためのものであり。
なので、このパリ旅行は、ほぼ息子のための旅行なんです。
コロナ前から計画していて、コロナに突入してもあきらめきれず、2度キャンセルして、3度目の正直でようやく達成です。
これでやっと、私の役目も終わりました。
まあ、自分で勝手に課していただけなんですけどね。
とりあえず、息子には喜んでもらえたし。
お疲れさま、私。
というわけで、パリ7日目。
~8月9日 水曜日~
朝はやっぱり同じく、同じ席で朝食。
今朝は2人なんだ・・って思われたでしょうね。
朝食後に、Uberを呼びます。
RER線という列車で行く方が断然安いですが、乗り換えも必要だし、やっぱりスリも怖いので、安全と時間をお金で買うという選択。
ケチるとロクなことがないのは、このブログでも、これまでも結構書いてきていますからね。
でもね。
おそらく片道ふたりで20ユーロにも満たない金額で行けるところを、67ユーロです。
6000円以上も高いわけで。
ましてや息子の前日分のUber代、宿泊費。
安全を買うと言えども、この安全、懐には相当な痛みですね。
1時間弱、車に揺られていきます。
途中、シテ島の脇を通り、コンシェルジュリーの塔が見えました。
そして、ついにやってきました。
はるばるパリのディズニーに。
パリディズニーかあ。
まさかパリまで来て、ディズニーとはね。
ですがね、やっぱりディズニーは強い!
観光大国と呼ばれるフランスで、年間700万人のヴェルサイユと、800万人のルーブルを抑え、堂々の第1位の1500万人という入場者数を誇っているんです。
ちなみに、日本のディズニーリゾートは、その2倍ですけどね。
日本人のディズニー熱については、先日久しぶりに日本のパークに行って、改めてそのすごさを感じました。
また後ほど書いていきたいと思います。
さて、パリ参上!
朝はやっぱり冷えて、上着を着ていても寒かったですね。
少し歩いていくと、かわいいディズニーランドホテルが見えてきました。
ここで息子と合流。
ロッカーがないので、入り口の脇で有料で荷物を預かってくれるということで、前日に泊まった荷物を息子が預けました。
入場した途端に、ミッキーとミニーがお出迎え。
ベランダで踊りながら挨拶してくれました。
そして見えてきたのが、お城です。
パリのお城は「眠れる森の美女」。
ピンクでとてもかわいいですね。
ちなみに日本のディズニーは「シンデレラ城」です。
世界のどのパークにも、シンボルというか、目印としてお城が建てられています。
お城の前で少し待っていると、ショーが始まりました。
規模も小さく、フロートもちょっぴりしょぼく感じましたが、解放感があって自然と体が動き出す感じがありました。
そう、日本のディズニーと海外ディズニーって、ほんと解放感が違いますね。
日本ってなんでもそうだけど、ルールに縛られてます。
ショーのときに、日本では子どもを肩車してるなんてもってのほかとか言われますが、海外では何でもあり。
最前列で踊り出したって平気。
日本と大きく違うのは、欧米のディズニーは完全に子どもたちのためのものという位置づけなんですね。
子どもが楽しめればいいんです。
ウォルト・ディズニーがパークを作ったのも、子どもの為ですから。
アナハイムのディズニーで一番に感じたのは、ここは遊園地なんだということ。
ディズニーリゾートに1000万円は確実につぎ込んできた私が感じる日本人のディズニー感は、欧米のそれとは確実に異なっています。
日本人は、ディズニーを遊園地ではなく、もっと特別な場所に位置付けている気がしますね。
あ、おっと脱線。
この続きは、後日また書いていきます(笑)
パリのディズニーには、日本と同様、ふたつのパークがあります。
ディズニーランドパークとウォルトディズニースタジオパークです。
私たちが最初に入ったお城の有るパークが、ディズニーランドです。
こんなかわいらしい建物があるし。
こんな海賊船もある。
ディズニーって本当にワクワクしますね。
もうひとつのパーク、ウォルトディズニースタジオパークへ行きます。
ちなみに、ふたつのパークを行き来できるチケットで、私と娘は1日券、息子は2日券を購入して、全部で約8万円です。
円安のせいもありますが、本当にバカ高いですね。
ふたつのパークは隣り合わせになっているので、すぐに行き来ができます。
どちらかというと、今回は息子の希望でこちらのパークがメイン。
人気のショー「ミッキー&ザマジシャン」。
なんと言っても面白かったのが、スパイダーマンのアトラクション。
ディズニーシーのトイマニのようなアトラクションで、素手でメカの蜘蛛をシュートしていくのですが、これが面白い。
人気アトラクションなので、一度しか乗れませんでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。
そのあと、フードコートのようなところで、毎度おなじみの、お決まりのディズニーランチ。
コーラ&ハンバーガー&ピザ&ポテト。
パリでも同じでしたね。
食後は、マーベル好きな息子が娘と一緒に、結構激しいアトラクションに行ったりしましたが、ご老体は休憩タイム。
前回のWDWで、1時間以上も乗り物酔いでダウンしていた経験もあり、もう危ないと思うものははじめから回避しています。
お土産を見たりしているうちに、もう暗くなってきました。
このあと、予約していた日本にもあるブルーバイユーレストランでディナータイム。
これまたお味は・・ちょっと残念でした。
しかしながら、力が入っていないか夢中になるかのどちらかにより、写真が全くないということが判明。
この日に関しては前者ですね、はい。
当初は閉園まで頑張るつもりでしたが、翌日も予定がしっかりあるし、息子も疲れているようなので、8時ごろにはパークを出ました。
息子が満喫できていれば、私と娘はそれでよかったので。
そうそう、息子は前日、夜中の2時まで起きていたということ。
パークから帰った後、ひとりで泊まった安いアパートの鍵がいっこうに開かず、アパートの管理人となかなか連絡が取れなくて、相当大変だったらしいです。
ガタガタやっていたので、隣の部屋を借りていた人も手伝ってくれたようですが、どうしても開かなかったようで。
ようやくコツがわかって開錠できて、部屋に入り、寝られたのが2時。
こりゃ疲れるわけだ。
Uberを呼び、ホテルに帰ります。
おそらく私が生きている間に、このパリディズニーに来ることはもうないでしょう。
これほど行った感のないディズニーは無いよねと、その後、娘と話しました。
私にとっては、このパリ旅行の中で、最も薄い1日となりました。
まあ、それでもね。
行った価値は十分にあったわけで!