引越し、無事に終わりました。
無事に・・?
いやいや、息子。
出勤初日から、部屋に戻ったあと、会社から支給された大事なカードが無い!って騒いで、電話してきて。
ホテルに戻ってやっと休めるかと思ったのもつかの間、またもや出動させられて、結局夜遅くに解決しました。
もう本当に疲れた3日間でしたね。
息子、大丈夫なのか?
結構今までも、いろんなチョンボをしてきたんだろうなあ、親が知らないだけで。
今回は親の車の中に忘れたかもという話だったので、私たちを巻き込みましたが、そういうシチュエーションでなければ、親にはいちいち言わないでしょうからね。
とりあえず、もう大人だから、信じるしかないですけどね。
それにしても、長野は寒い。
結構薄着で行ってしまったので、夜はもう外を歩くことができないくらいでした。
だって、皆ダウンを着ていますからね、まだ。
東京とは確実に、5~8℃は違います。
そのうえ、まったくもって治まっていた花粉症が爆発的によみがえって。
引越し業者が出入りする中、もう仕方なく、マスクの中に大量の鼻水を垂らしながら作業しました。
久しぶりの滝のような鼻水のせいで、疲労が倍に膨れ上がった感じです。
まあそんなこんなで、なんとか暮らせる形にして戻ってきた私たちですが、今日もこれから、有給をとった娘と3人で長野に向かいます。
夫なんかは、なんだかんだ国内旅行気分のようだし。
久しぶりに家族のリーダー的な存在になっている感に、満足している様子。
実はね、引越しの前に、夫とはちょっとしたトラブルがありました。
引越しの日の段取りを、その数日前に、電話で話していたときのこと。
搬出は、最悪は18時頃開始の予定だったので、この自宅を出て長野に向かうのが、早くても20時近くなる。
そこから車で長野へ行くとなると、到着が23時すぎになってしまう。
それなら、朝早くに行こうかとなり、5時に出ようと提案したら、なんでそんな早くに行くんだと、早速不機嫌になった夫。
だって、8時半に着かなくちゃいけないからさ。
そう言うと、そもそも8時半に着かなくちゃいけない理由は何だ?
10時に引越しが始まるから、一度も足を踏み入れたことのない部屋だし、どうなっているかわからないし、きちんと掃除をしておきたいし、間取りを見て家具の配置も考えなくちゃだし・・
それを聞いた夫。
掃除なんかで1時間半も前に行かなくちゃいけないのか!
いや、だって渋滞も考えると早く出ないと・・
それなら勝手にしろ!俺は行かん!
電話をガチャンと切られました。
久しぶりに、はらわたが煮えくり返りましたね。
そもそもです。
当初は夫と一緒に行くことは考えていなくて、夫と娘に搬出をお願いして、私と息子は昼間に長野へ向かう予定でいたんです。
夫が良ければ、翌日に新幹線で来てもらって搬入を一緒にと提案した私に、いや、お前ひとりの運転で長野まで行かせるのは心配だなんて言って、なぜか夫婦セットで動くことになってしまって。
こっちはアメリカで何時間も運転してるし、なんなら昨年も、上高地まで行ってますけどね。
第一、セットで動くとなるとロクなことがないわけで。
現に、こんなくだらない1時間ほどの互いの希望の差を、埋められずにいる。
そうそう、8時半着の設定は、息子が管理人さんにその時間ですでに打ち合わせしているということ、それからガス管理会社の方が来て、9時~12時の予定で立ち会いをすることになっていたこと、そういった理由もあったんです。
でも、夫がいきなり不機嫌になったものだから、掃除という理由しか思い浮かばなくて。
腹が立って、腹が立って。
本気でこの人と一緒にいる意味があるのか。
もう、子どもたちも独立しているのだから、正式に離婚してもいいんじゃないか。
ひと晩考えました。
そして翌日。
夫に、謝りの電話を入れた私です。
すると夫も、お前が全部仕切っているのに、口出しして悪かったと。
そう思うなら、アホみたいに不機嫌になるなよ!と言いたいところをぐっと抑えて、心ではモヤモヤを抱えながらも、一応一件落着。
結局、夜中にどんなに遅くなっても長野へ向かうということになりました。
でもその後、私が名案を思いつきました。
もともと引越し当日は、息子が新幹線で先に長野に行っている予定でしたが、それに夫を合体させて、昼間に車でふたりで行ってもらう。
そして私があとから、搬出後に新幹線で長野に向かうというパターン。
これなら、朝早いということも、夜遅いということも、私が運転をして行くことも、すべてが回避できる。
夫もこの案に喜んで乗ってきて、これで全部がうまくいきました。
やれやれ。
まあね、夫とはいつもこんな感じで。
8時半という話も、ずっと前からとっくにしてあったのに、間際になってそうやって騒ぎ出す。
まったくこっちの話を聞いてないんです。
この他にもね、いやだなと思うこともいくつかあって。
それでも、この夫と一緒に歩むことを結局は選択する。
これについては、また書いていきたいと思います。
救いは、ホテルの部屋が別々だということ。
夫婦ふたりで行っているのにね。
今日もそう。
京都でもそうだったし。
あ、そうだ。
日常的にも別居しているんだった・・(笑)