もう過ぎちゃったことを書きますが。
クリスマスイブ。
朝9時に家を出て、ふたつ先の駅ビルまで行って、夕食用のごはんを買って、予約していたケーキを引きとって、一旦帰宅。
昨年は、この買い出し、夕方近くに行ったら大変な目に合って。
とてもじゃないけれど、人が多くて、ケーキなんて買えやしない。
なので、もう、夕食の確保だけはしておいて、改めてクリスマスランチに向けて出発。
ランチは14時なので、その前に大丸に行きたいという娘に付き合って、東京駅で下車。
大丸の中は、食品売り場は人が多かったけれど、上の階はガラガラでした。
その後、ランチの予約をしている目黒雅叙園へ。
雅叙園は、少し前にマネーセミナーに参加したときの会場で、その時にはじめて行ったのですが、とっても素敵な場所だったので、私からその話を聞いた娘が、行ってみたいと言い出し、今回の流れとなりました。
雅叙園の中には、ビュッフェやカフェ、和食、中華、ステーキハウスがあり、私たちはイタリアンのランチを予約しています。
雅叙園の中をしばらく探索して。
やっぱり娘も言いました。
ここで結婚式って、ほんと素敵!
そうでしょ?じゃあ、頼むからそうしてほしいんだけど。
よし、じゃあフランス人と結婚するか!
はいはい、なに人でもいいから、待ってますよ、母は。
今回気に入ったのは、この日本食レストラン。
玄関先までお邪魔して、個室の素敵なレストランだとわかり、次回はここで食事をしたいなと思いました。
隣には庭園があって、外に出られます。
館内をぐるりとして、離れにあるレストランCANOVIANOへ。
こちらのクリスマスランチ、5品で9900円。
普通においしかったですね。
特に最初に出てきたこれ。
もう、このソースが最高においしくて。
トマトベースなんですが、今まで味わったことのない、柔らかくてコクのある絶品ソースでした。
こちらには、カフェもあるので、今度は普通にパスタなどを食べてみたいですね。
今回のクリスマス、いいランチでした。
さて、クリスマスも終わり、もう年明けを間近に控えています。
今年1年は、どんな年だったでしょうか。
思い返してみれば、今年の幕開けは、アメリカでした。
そして、夏には念願のフランスへ。
1年に2回も海外で過ごしたという、稀有な年でした。
振り返れば、他に特化したこともなく、なんとも平穏な1年だったということでしょうか。
息子の病気も落ち着いています。
息子の病は、薬さえ飲んでいれば、血小板の数値は安定しているし、その病気に伴って派生している骨髄の病気も、毎回の血液のチェックで、特に現段階で心配するような状況にはなっていません。
私や夫の老いによる体調不良なども、そこそこの一般的なもの。
夫の事業もまあ順調。
娘もなんとか就職して、なんとか持続できています。
昨年までは引越したり、息子の病気が判明したり、自分も事故ったりが続いたので、それに比べれば我が家のこの1年は、凪の状態で、まあ平穏な1年だったと言えます。
先日、郵便局のATMで、私の前に操作をしていた人の画面がそのまま残っていました。
借入限度額という文字。
ここで操作していた人は、私と同じくらいの歳の女性でした。
この年末にきて、借入かあ・・
私にも覚えはあるんです。
若い頃から、お金には不自由していましたから。
まあ、自業自得なんですけどね。
50歳台半ば頃から、ようやくそれから解放された人生が送れるようになってきました。
これまた凪の状態といえます。
でも、お金が無いとか、時間が無いとか、愛が無いとかのそういう状況って、不屈の精神も生み出してくれて、生命力をみなぎらせてくれるんですよね。
凪の今には、そういうバイタリティが無くなったなと感じます。
この状態でいると、ちょっとしたことにビクつくことにもなりそうだし。
かと言え、あの頃に戻れるかと聞かれれば、それはもう無理だし、いやですね。
引退した隠居生活のようですが、やっぱりこの状態がいいですね。
来年もまた、なにしろ健康で、凪セカンドでありたいと願います。