帰ってきました~♪
花のパリから。
まったくもって、今回は無事に帰国です。
昨日17時40分に成田に到着して、夕食を済ませて家に着いて、お風呂に入りベッドに横になったのが、23時過ぎ。
そして今。
なんと朝の3時半。
時差ボケのせいなのか、全然眠れず。
もうこれ以上は無理なので、起きあがってこのブログを書き始めたところです。
さて、今回のパリ旅行。
私、小学生の頃、漫画の「ベルサイユのばら」を読んで、ずっとフランスへの憧れはありました。
ヴェルサイユ宮殿、シャンゼリゼ、セーヌ河・・
雑誌とかで写真を見ては、一度は行きたいと思っていたはずが、その後、他に魅力的な場所が増えてきて、いつの間にか私の中でパリは薄れていきました。
でも数年前、息子が世界のディズニーリゾートのコンプリートを目指したいから、パリへ行きたいと言い始めたことで、パリ行きが少しずつ形となってきて。
その後、息子の病気が見つかり、その願いをどうしても叶えたい気持ちが強くなり、コロナ禍に邪魔されながらも、このパリ旅行がようやく実現となりました。
娘も一度は行きたかった場所なので、3人ともにパリは納得の旅行先でした。
本当は、パリ郊外のモンサンミシェルや、コルマールにも行きたかったのですが、パリだけでも行きたい場所が多く、日数的に無理があり、今回はパリ7泊となりました。
そんな10日間。
結論からいつも書いてしまいますが。
満喫できたと思います。
パリってこういうところなんだ、ヨーロッパってこうなんだ。
そうそう、私的には、ひとことで表現するなら「社会科見学」。
だから、感動したとか楽しかったとかじゃなく、「知った」という旅でした。
こういうふうに感じたのも、はじめての経験でしたね。
そして、スリも多く治安も悪いとか、どこか高飛車だとか差別するとか、フランス人そのものにも少し嫌悪感がありましたが、それも10日間を過ごすうちに消えました。
パリ、いい印象で終わった気がします。
それでは早速、出発の日から、振り返ってみることにしますね。
~8月3日 木曜日~
息子も娘も、普通に出勤です。
息子は午後から休みをもらい、一旦家に戻って、私と一緒に成田へ向かいます。
スーツケースは2個。
全部でスーツケース4個の大量荷物でしたが、そのうちの2個は、2日前にクレカの手荷物無料宅配を利用して成田へ送っています。
私のクレカでは、3個まで送料が無料となっていて、これは帰りもまた利用しました。
この大量荷物の原因は、水と天気。
水は以前も書きましたが、ヨーロッパは硬水なので、お腹が痛くなることを危惧して、日本の軟水のペットボトルを多めに用意したこと。
そして、前半が相当寒いという天気予報のため、長袖や厚手の上着も結構多く用意したこと。
おかげで、ビジネスクラスだから許される重量と個数になりました。
17時33分発の成田エキスプレスで、娘と待ち合わせです。
大きい方のスーツケースは、最近買ったTUMIのかわいいスーツケースなので、カバーを買って付けています。
このカバー、案外優れモノで、この旅行1回でボロボロになりましたが、付けて正解。
スーツケースが完全に、傷や汚れから守られましたからね。
成田エキスプレスはたぶん3人とも初めて乗車です。
羽田出発が多いし、過去にあった成田行きも帰りも、車だったり、京成ライナーだったりで。
この車両にもはじめて乗りました。
お客さんは、相変わらず少なく、同じ車両に数組でした。
成田第2ターミナルに着いて、送っておいた2個のスーツケースをJAL ABCカウンターで受け取り、2万円だけユーロに両替をして、チェックインカウンターへ。
カウンターは3時間前に開くと言われていましたが、それよりも前にオープンしていたようです。
ビジネスクラス用のカウンターは空いていて、4組ほどが並んでいましたが、エコノミーの方は、かなり列ができていました。
そして、その後の保安検査場もFAST TRACKなるものがあり、ビジネスクラスもここで悠々と、ストレスなく通過できるようになっていました。
成田出発がかなり久しぶりなので、これがいつからあったのかわかりませんが、羽田の場合は、ビジネスクラスでもこういった優先レーンは使えません。
上級会員やファーストクラスのみなんですよね。
ちなみに、パリの空港では、歩く場所からビジネスクラス以上は優遇されていて、これはこれでびっくりでしたが。
成田のエミレーツ航空のラウンジです。
こじんまりとしていましたが、とてもきれいでした。
成田までくるのに、めちゃくちゃ暑くて、汗びっしょりになってしまったので、3人ともにシャワーを利用しました。
ここですっかりと化粧も落として、コンタクトレンズも外して、怖いすっぴんおばさんに戻って、フライトを待ちます。
22時より前に、搭乗開始。
EK319のシートは、こんな感じです。
娘の連れの、ワンちゃんのぬいぐるみが、枕にしっかりとしがみついています。
ビジネスクラスの一番後ろには、バーカウンターがあり、いつでもカクテルやソフトドリンクを提供してくれるし、他の旅行者や乗務員との触れ合いの場所にもなっています。
実際、息子はのりこさんという乗務員と、娘はジョナサンという乗務員ととても仲良しになり、娘に至っては、一緒に写真も撮ったりして、ご満悦のフライトになりました。
食事は、軽食で寿司を選び、その後、懐石料理を選びました。
お味は、まあ、ちょっと、あれでした。
寿司の写真もなく、懐石料理のふたも開けられていない写真なので、これじゃあ、いいも悪いもわからないですよね。
私は、今回の旅行ではっきりとわかりましたが、食事について、あまり意識が高くないんです、きっと。
味にはまあまあうるさいとは思うんですが、こだわってもいないので、これを食べにここへ行こうとか、見た目もおしゃれにとか、そういう意識が薄いんだなあと改めて認識しましたね。
そして、日付が変わり、翌朝4時にドバイに到着です。
早朝だというのに、すべての店がオープンしていて、こんなにもきらびやか。
そして、広くて広くて、歩く歩く。
次のゲート近くのラウンジまで、ひたすら歩きました。
途中で、金ショップに立ち寄ります。
時々コメント欄に登場するカクゾーさんに教えていただいたとおり、ドバイは純金が有名だということ。
なので、インゴットを買いたかったのですが、パリに入国するときの税関の申告とかが心配で、結局買えませんでした。
帰りに、やっぱり金貨だけでも買うつもりでいましたが、なんと帰りはパリ出発の飛行機が遅延したために、どのショップにも寄れずに帰ってくるという羽目に。
金貨、買いたかったなあ・・
金の街だけあって、お土産もゴールド色づくしです。
歩いて歩いて、やっと到着したラウンジ。
ご褒美なのか、なんと、ラウンジから直接搭乗できるんです。
これはうれしい。
朝の8時20分。
シャルルドゴール空港へと飛び立ちます。
機内の様子はほぼ変わらずですが、今回よりあとは、娘と私はペア席、息子はひとり窓際席です。
機内食は1食。
成田からの便よりも、特にパンがおいしかったですね。
全体的に、機内もパリの街中でも、オレンジジュースはどこへ行っても果肉と果汁がたっぷりで、もう日本のオレンジジュースは飲めないくらいおいしいです。
今日本では、スーパーとかでオレンジジュースが手に入らないようですが、浴びるほどパリでは飲んできました。
流通には、何か仕掛けがあるのかしら。
そしてとうとう、シャルルドゴール空港に到着です。
入国審査のブースは、EU加盟国とそれ以外に分かれていて、国旗が小さく提示されているので、日本の国旗の方へ進みます。
EUの方は列がありましたが、こちらはあっという間。
何も聞かれずおしまいです。
全体的に、アメリカに比べてゆるいイメージですね。
保安検査でも、ベルトをとったり、靴を脱ぐこともないですし。
その後、荷物の受け取り場所に移動しましたが、ここがなんとも言えず臭い。
イカを焼いているような臭いが充満していて、これには気持ちが悪くなりました。
たまたまだったのか、いつもなのかはわかりませんが。
スーツケースを受け取った後は、その臭いはありませんでした。
しかし、空港の香りって大事ですからね。
たまたまであってほしいものです。
スーツケースをカートに乗せて、次はエミレーツ航空の迎えの車と合流です。
の、はずでしたが・・
これが、今回唯一のトラブルとなりました。
まあ、結局大丈夫だったんですけどね。
この後は次回へ。