なんだかんだと、今日でゴールデンウイークも終わります。
まあ、人によっては、次の日曜日までという長いお休みの人もいるかもしれませんが。
我が家は、ここ数年、ゴールデンウイークに上高地へ行っていましたが、今年は明けてから行くことにしています。
やっぱり、連休中は激込みですからね。
よくよく考えてみれば、我が家は皆、案外楽にお休みが取れる環境であり、なにも混んでる最中に行くことはないと、ふと思いつきました。
なんで今までそう思わなかったのか、不思議なことですけどね。
そんなゴールデンウイーク真っ只中、飛び込んできたこのニュース。
ハンタウイルス!
久しぶりに聞いた、このウイルス名。
そう、実は我が家、これについて懸命に調べたことがありました。
2年前、アメリカ旅行の予定を立てていた時のこと。
この時は、サンフランシスコからインして、ヨセミテ国立公園へ行き、そこから東へと移動しました。
このヨセミテのロッジから、予約時にメールが来たのです。
このメール、もう保存しておらず、ここに載せることはできないのですが、メールの内容としては、こういうもの。
「ここにはネズミがいるからね、それは了解してるよね?」
このわずかながらも挑戦的とも思えるメールを受け取った時には、何のことだかさっぱりわからず、そこから調べてみて、このハンタウイルスにたどり着きました。
これは、その時の旅行記。
抜粋したものがこれ。
すでに、クマがいることは知っていました。
でも、それよりも怖かったのが、ハンタウイルスのこと。
このあたりに生息しているネズミはシカネズミといって、日本で見かけるネズミとは違って、なんとも恐ろしいハンタウイルスを持っているということなんです。
このハンタウイルス、ヒトヒト感染はしないものの、およそ40%の致死率。
ここまで読んでしまったら、そりゃ調べちゃいましたよ。
2012年に、この公園内にある別のロッジで、このシカネズミのウイルスによって、10人の発症者が出て、このうち3人が死亡しているということ。
直接触れなくても、ネズミの糞尿などを、知らないうちに埃とともに吸い込むことでも感染するということ。
当時のこの事故で、公園内ではかなり野生動物のコントロールをしたらしく、おそらくそれ以降の感染者は出ていないようですが、トリップアドバイザーの5年前の口コミに、ネズミを部屋の中で発見したというのを見つけてしまい、すでに行く前からメンタルをやられていました。
そして、その後はもう腹をくくり、ドラッグストアへ行って、コロナのときだって買ったことがなかった消毒液を買い、置くだけでネズミを寄せ付けないという忌避剤を買い、できる限りの備えをして、渡米しました。
多くの日本人は、このウイルス名を今回のニュースで初めて知って、ましてやクルーズ船での出来事なので、ニュースにはコロナパニックに似たようなコメントが多く寄せられているようです。
でも、コロナウイルスとは全く違い、致死率が高くて怖いウイルスですが、現時点では、それほど日本人が恐れるものではありません。
このクルーズ船には、日本人が乗船しているようですが、この方から誰かに感染するようなことは、ほぼほぼ無いとも思われます。
だから必要以上に、恐れることも、差別をすることも不要です。
まあ、我が家のように、あちこちへ出かける日本人は、やはりビビりますけどね。
驚いたら、すぐに調べることですね。
今は調べれば、すぐにAIが答えてくれますから。
その答えは、私のこのブログも含めて、100%信じられることではないけれど、それでも知らないで騒いでいるよりはマシですからね。
旅行記を書いた当時に加えて、今回も入念に調べてみて、わかったことを書いてみます。
まず、ハンタウイルスにはいくつかの種類があります。
私がヨセミテで怖がった、シカネズミのウイルス感染ではヒトヒト感染はありませんでしたが、南米にはアンデスウイルスというウイルスを持ったネズミが生息しているらしく、これがハンタウイルスの中で唯一ヒトヒト感染の実例があったウイルスだということです。
このネズミの種類や名前の正確なところがわからないのですが、いずれ、もう少し情報が出てくるかもしれません。
まあ、ヒトヒト感染と言っても、濃厚接触による感染なので、風邪やインフルのように、あっという間に伝染するものではないようです。
かなり重篤な状態になるので、患者からウイルスが拡散される可能性は低く抑えられるでしょうから。
ハンタウイルスについてのとても詳しくわかりやすい記事を発見したので、ここ載せておきます。
私が怖がったのは、HPS原因ウイルスであり、今回のクルーズ船も肺症候群と言われているので、おそらくHPS原因ウイルスで、南米のマウスなのかなあと推測できます。
ちなみに、もうひとつのHFRSは肺でなく、腎機能に障害が起きるらしく、こちらは、ユーラシア大陸で生息しているネズミが持っているウイルスで、主にソウルウイルスと呼ばれています。
こちらの方が感染史としては先のようで、朝鮮半島の川の名前をとって、当時ハンタンウイルスと命名されました。
実はこれ、日本にも症例があったんです。
1960年代に、2例死亡。
その後、マウス実験において1例死亡となっています。
いずれもHFRSで腎機能に障害が出るタイプで、ソウルウイルスが原因だということで、私の怖がったウイルスとは違うタイプです。
その後1984年以降、日本では患者は出ていないようです。
ネズミが有害だというのは、昔から言われていますが、こういう症例があったからかもしれません。
今でも、飲食街には多くのネズミがいます。
現時点ではこれらのネズミ、ソウルウイルスを持ってはいないのでしょうが、あまりいい気はしないですよね。
ま、蚊なんかもウイルスを運ぶのですから、そう考えれば、ネズミに限らず危険は無限と言ってもいいですけどね。
今回のニュースを見て、ハンタウイルスについて今一度、自分なりに書き出してみました。
我が家は海外に出かけるのが好きなので、やはりリスクについては敏感になります。
南米にもユーラシア大陸にもいるなんて言ったら、ほぼどこにもかしこにも危険があるということ。
ましてや、クルーズ船にこのネズミが紛れ込んだとしたら、他の貨物船にもありうるし、そうやって多くの国に運ばれていくということですから。
そしてこのウイルスの厄介なところは、現物のネズミはいなくても、その排せつ物が乾燥して残り、それが埃になって舞い上がって人間の体内に入るということ。
これはきつい。
マダニやトコジラミみたいに、ホテルのベッドをチェックして済む問題ではないですからね。
今回乗船していた人たちは、まさかの出来事で、とても怖い思いをされていることでしょう。
この先も、旅行のみならず、いろんなリスクをこうして知らされ、怯えなくてもいい状況か、どのくらい用心するべきか、きちんと情報を得て、それが正確かどうかの判断力も、日ごろから研ぎ澄ませておかなくてはいけないなと感じます。
怯えすぎても、人生が詰んでしまいますし。
結局、いつでも選択するのは自分。
人生論にもつながるけれど、情報量の多い今の世の中で、それでも人生を楽しむことは忘れたくはないです。
慎重さも持ち合わせて、ラッキーも引き寄せて、うまく生きていきたいものですね。
