昨晩遅くの地震には、本当に恐怖を覚えました。
こちらは震度4でしたが、12階のマンションの揺れはやはり大きく、母子3人、手を取り合いながら、リビングでただただ、揺れが落ち着くのを待ちました。
棚の上の軽いものが2つほど落ちたくらいで被害はなく、テレビで流されている東北の状況を気にしながらも、しばらくしてから各々部屋に向かいました。
その後1時間ほどは寝付けませんでしたね。
ドキドキして。
いつ、またこのレベルやそれ以上の地震に襲われるのかと思うと、ちょっとビクついて。
東北の人はもちろんのこと、眠れない夜になった人はきっと多かったのでないでしょうか。
こういった地震が起きると、真っ先にテレビのスイッチを入れます。
自分の地域の情報、そして震源地周辺の情報を目で確認することがどうしても必要で、ほとんど反射的にリモコンをとります。
息子や娘も、Twitterなどをすぐに確認するも、やはりテレビを見ています。
こういう場合のテレビの情報というのは、やはり真実であるはずで、とても大事なもの。
そして、それがテレビ報道の本来の姿なのだと感じます。
ずっと昔、多くの人に世の中の真実を見てもらうために映像は生まれました。
それがいつの間にか、真実ではないものまでもが流されるようになっていきます。
利権が加わり、欲が加わり、いつしか見る人をコントロールしてしまう道具に成りうるものに変わってきたわけです。
真実なのか、フェイクなのか。
視聴者は賢くなければ、その映像が歴史の歯車を逆に戻すことにも気づきません。
今まさしく、ウクライナに侵攻したロシア国内のテレビ放送では、プロパガンダが展開されていると、日本はじめ各国で非難の声が上がっています。
視聴している人々を、特定の思想に導くように宣伝工作が当たり前のように行われている状況。
自分たちは正義であり、ウクライナが悪。
そのウクライナに平和をもたらすために、ロシア兵士たちが頑張っているというもの。
一般的に外側の人間からすれば、これはウソであり、ロシア国民は政府によってコントロールされてしまっていると考えられます。
でも、これが嘘である証拠は?
ロシアが悪で、ウクライナが正義であるという証拠は?
ウクライナには悪は全くなかったのか?
溢れる映像や情報の中で、真実を探し出し、自身の意志を固めること、固めた考えに疑問を持って精査すること、そういったことがとても困難な時代なのかもしれません。
じゃあ、真実はどこにあるのか。
わからなくなった時には、いろんなものを取っ払って、原点中の原点を見出すことなんだろうなと私は考えます。
10人いれば10通りの意見がある中での真実とは・・
人を傷つけてはいけないこと。
ここに尽きると思います。
そこに自分なりの正義があったとしても、人が武器を持って、人を制圧してはならないということ。
これが世界共通の、人間としてのルールです。
人間には知恵があり、言葉があるのですから。
それを使わず、暴力で片をつけるというのなら、もはや人間ではないと思います。
そしてもうひとつ。
侵攻だの侵略だのは古い思想。
人がコマとなって使われていた時代ではないんです、今は。
個々に、感情も意志もきちんと持っていて、あらゆる情報も取り入れている人間社会で生きているわけです、今は。
それをコマとして古い考えを押し付け、束ねようとしているやり方は、時代遅れとしか思えません。
フェイクと知らずに、未だにコマとなってしまう人々の中にも、真実に触れるときが高確率で来るはずの今という時代。
子どもからお年寄りまで、個々にきちんとした意志を持った人間であることを認識できていないというのなら、いつしか世界から置いてきぼりを食うのではないでしょうか。
そして。
プロパガンダはロシアだけで起こっている出来事ではないと思います。
この日本においても。
まさしくコロナについてはこれだと、私は感じています。
2年もの間、毎日のようにあの赤味や黄色味を帯びた気味の悪いコロナウイルスの顕微鏡写真が数多くテレビ放送で流され、世界各国の苦しんでいる人々の映像が流され、防護服を着た医療従事者の忙殺ぶりが流される。
毎日、毎時間です。
自分はこんなふうにはなりたくない、巻き込まれたくない、怖い。
そりゃ、怯えますって。
でもじゃあ、自分の身近で亡くなっている人が多いのかといえば、それは無い。
なかには身近な出来事だった人もいるでしょうが、それはごく一部であり、大概の人はその恐怖は映像の中でしかありません。
どこかでは明らかに起こっていることなので、フェイクではないのですが、等身大ではないという意味で印象操作だと思っています。
それではコロナ情報においての真実とは何か。
地球上には400やら500やらのウイルスが人間よりも古い歴史で生存していて、人間が生きていくためにはこれらと共存していかなくてはいけなくて。
今の段階ではほとんどのウイルスに勝利する薬はなくて、ヒトの持つ免疫システムで勝つしかなくて。
大概のウイルスにはこれまで通常の免疫力で勝ってきていて。
ヒトが負けてしまう病気は他にもたくさんあって。
コロナ以前にも免疫力の低いお年寄りの死因として肺炎は上位にあって―
要するにですね。
正常な人間の体なら、年寄りも子どもも、このウイルスには負けないわけです。
薬がない以上、免疫システムに不安がある人は、自分の今持っている自身の免疫力の総力で、このウイルスと戦うしかないんです。
そしてそれは、もうヒトが出現したときから繰り返されてきたことなんです。
ウイルスの怖さばかりでなく、そういう情報もね、一緒に流してもらいたいわけです。
やってることが古いんですよ。
人間はコマじゃないってことを、考える能力があり、選択をしていくものだってことを、流す方も流される方も、今こそ見せつけてほしいものですね!
あ、なんか怒っているふうで終わってしまいましたが・・
怒っていないです(笑)