情報があるって大事なことです。
そして、情報を知識として持つことはさらに重要なこと。
人生において勝者になるためには、それを理解しておくことだと思います。
未だ現在進行形である(日本においては)コロナウイルス騒動であったり、ロシアのウクライナ侵攻であったりにもまさしくその通りなのですが、普通に暮らしていくひとりの人間としても、それを知恵としておくことなんですね。
な~んて。
仰々しく書き出してみましたが!
そうなんです、女性ホルモンのことなんです、今回は(笑)
いやそれが奥さん、軽いことではなく、これはと~っても大事なこと!
知っているかどうかで、あとから大きな差がでますからね、ほんとに。
ということで、調べた範囲と自身の経験談から、少しお話してみますね。
更年期障害。
女性の50歳前後の閉経時期を更年期と呼び、閉経に伴ういろんな不調の症状を更年期障害と呼んでいます。
言わずもがな。
ところがです。
こんな誰でも知っているはずの情報だというのに、私はずっと間違った解釈をしていたんですね。
ここ重要です。
更年期障害は、閉経したら終わりではなかったんです。
更年期障害の定義は、閉経をはさんだ前後10年ほどだということ。
すなわち、閉経したら「はい、終わり!」じゃなく、その後も不調が続くということなんです。
生理が無くなった~!すっきり~!
そう聞いていたし、自分もそう思い込んでいたのですが。
私自身は、閉経になる前の更年期障害による症状は、世間が言うほどあまりきつくはなかったなあと感じていました。
でも今から思うと、自律神経の乱れは相当あったんです。
それを更年期のせいにしていなかっただけのことで。
まあ今回は、それはさておき。
もう、あまり記憶がないのですが、閉経したのは確か5年ほど前。
生理が無くなったあとも更年期が続くのだという認識などなく、過ごしていました。
でもよく考えてみると、この閉経後の5年ほどは、確かに言われてみれば、あらゆる体の不調はありました。
たとえばやる気が起きないこと。
前向きに考えられないとか、途中で覇気が無くなるとか。
こんなことは私の人生の中で起こるはずのないことで、これはひとえにコロナのせいだと決めつけていました。
それから、眠れなくなったこと。
マンションに昨年引越してからは、よく眠れないことがあり、これは夫をひとりにしているという罪悪感によるものだと、自分を責めていました。
著しく言葉が出てこなくなったこと。
閉経前、頭を打ってしまったのかと思うほど頭の回転が急激に悪くなったのを感じたことがあり、その後もちょっとした言葉さえも急には出てこなくなりました。
これは以前難病と診断されて、大量の強い薬を投入した副作用だと思い込んでいました。
他にもたくさん。
つい最近も、寝てていて急に体が火照ったり、寝起きに手がこわばって動きが悪くなったり、血圧が急に上がったり、頭痛が続いたり、動悸もある、肩こりもひどい、尿漏れがある・・
書き出してみると、不調のデパート状態ですね。
でも、難病と診断されたとか、コロナのせいで旅行に行けなかったとか、引越しをして環境が変わったとか、事故やバドミントンで足を故障したりとか、いろんなことがあったので、これらの不調を更年期障害に結びつけてはいなかったんですね。
そして少し前から手の不調が続き、この一連の痛みが女性ホルモンの減少によるものかもと思い始め、そう仮定すると、いろんな不調もこのせいだと結びつけられ、めちゃすっきりと合点がいくんですね。
前回書いた母子CM関節症について。
多くの整形外科のHPに、同じようなことが記載されています。
診断されていないのでなんとも言えないですが、どちらかというと今の私の手の症状は、母子CM関節症ではなく、ドケルバン病というの病気の炎症に近いような気がします。
これもまた、このように記載されています。
どちらにしても、女性ホルモンの減少が関係していて、今の私の不調の嵐をつくっているのかもしれない。
整形外科的なことはもちろんですが、ホルモンの補正を考えることが今の私には有効なんじゃないかとあたりをつけてみました。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、更年期やそれ以降まで関係しているのがエストロゲンです。
この分泌が更年期には急激に減少して、乱高下することで、更年期障害が発生するということです。
https://www.otsuka-plus1.com/shop/pages/story_equ_fhormone.aspx
女性の体を支えてきたこのエストロゲンの分泌が、ほぼ無い状態となる更年期以降は、女性にとって危険区域となっていきます。
やっと更年期障害を乗り切ったというのに、このように用心していかなくてはなりません。
私のように、閉経して終わり!とのんきに考えていると、とんでもないことになるわけです。
ただ、逆に言えば、女性は女性ホルモンによってこれらのリスクから守られてきたわけで、しっかりこういったことを把握して、いい生活バランスを保って過ごしていけば、長生きができるかもということですよね。
今の私に置き換えてみると、更年期障害の域を脱出する時期にきていて、いろんな不調がおさまっていくはずです。
その代わり、一連の手や関節の痛み、高血圧や動脈硬化に気をつけていかなくてはなりません。
前回書いたへバーデン結節などは、遺伝性は証明されていませんが、母娘・姉妹間で高確率で同じように発症するということ。
実は私の母親はおそらくこれで、指先がずいぶんと前から曲がっていて、痛い痛いと言っていました。
母とは事情があり会ってはいないのですが、彼女の口からその病名は聞いたことがなく、診断はされていないと思われますが、おそらくこの病気であり、そうなると私も、私の娘もそうなる可能性が高いということなります。
女性ホルモンの減少があらゆる疾患を招くこと、そして母娘でその情報を共有していくこと。
これは大事なことで、私も今回娘にはしっかりと伝えようと思っています。
今回の気づきにより、きちんと食べ、寝ること、そしてたっぷりと運動をすることを毎日心がけるようになりました。
そして、そこに補助的なものを加えようと、エクオールという成分をサプリで摂ることにしました。
エクオールはエストロゲンに似た成分で、体の中で女性ホルモンのように働くということです。
とりあえず、効果があるかはわかりませんが、体には悪くはないでしょうから、しばらく続けていきたいと思っています。
情報を探り、頭と体を動かして、必要な成分を補充して、さて、私の不調はどこまで回復してくれるのか。
長いこと人間をやっているのですからね。
これからは少し賢く、科学的に、自分の体と向き合っていこうと考えています。