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今どきニュース・旅行記・大学生&社会人の子ども情報など、50代女子のよろずブログ。

初!甲子園球場へ

パリ旅行記、1回休みです。

 

昨日のお話をします。

生まれて初めて、昨日、高校野球を観に行ってきました!

実は我が息子、慶應出身で(笑)

103年ぶりの快進撃に、ものすごい応援だということで、生でそれを見て、感じたかったので、急遽行ってきたのであります。

とはいえ、実は3回戦の広陵との試合までは、帰国後のバタバタでテレビもつけずにいたんですけどね。

広陵との試合も、途中でたまたまテレビをつけたら、あら、やってましたという感じで。

でもその試合で、慶應の応援があまりにかっこよくて。

その時点で、もしも次の沖縄尚学に勝ったら準決勝を見に行こうと、なぜだか心に決めてしまって。

それで土曜日の朝、8時にテレビをつけた私。

準々決勝戦。

5回までまったく打てずにいた相手校のピッチャーを、一気に打ち込んで6点入れたビッグイニングの6回に、気持ちが決まりました。

甲子園へ行こう!

生の慶應の応援を見に行こう。

まあ、世間で騒がれている通り、慶應の応援は大学野球と同じらしいので、神宮に行けば、生のあの応援を聞くことができるとは思うのですが、なにしろ大学野球にはまるきり興味が無くて。

まあ、大学野球の土日の早慶戦が、1勝1敗で月曜日に第3戦が開催されるとなると、慶應の場合、高校生も授業が休みになるため、大学野球が多少なりとも高校生に関わっていたりもするんですけどね。

なんていうんでしょ、そう、旬のものですよね。

これだけを味わうために行ってみるという贅沢も、いいんじゃない?ということで。

こういう、突発的なことって、実はあまり私はないんですがね。

 

まずは当事者の息子に声をかけ、一応夫にも声をかけ、最後に多分一緒に行くだろう娘に声をかけ。

そして予想通り、月曜日ということもあり、息子と夫はダメ。

有給休暇をとった娘とふたりで、甲子園に行こう!となりました。

肝心のチケットは。

試合前日の20日の10時に、チケットぴあなどのネットで販売スタートということです。

当日、私は甲子園チケットというサイトで、娘はチケットぴあで10時前からスタンバイ。

10時になった途端、甲子園チケットはまったくもってつながらず、チケットぴあは何度かトライしたら、結構簡単にチケットが購入できました。

チケットぴあは、さすがにサーバーの容量が違うのでしょう。

 

準決勝、第2試合。

1塁側内野席の下段の指定席です。

丸で囲んだあたりで、前から5段目のグランドに近いところ。

https://www.hanshin.co.jp/

本当は、バックネット裏の下段がよかったのですが、先にこっちが買えてしまったので、もう仕方ないですね。

甲子園、初参戦となります。

 

私は若かりし頃は、結構野球が好きで、父が好きだったジャイアンツファンでした。

まあ、私の子どもの頃は、テレビで見るスポーツといえば野球で、夜はナイター中継を見るのが当たり前でしたから、野球のルールは7~8割ほど理解しているし、なんなら当たり前のようにキャッチボールはできたし、大人になってからも社会人野球の練習に参加して、外野フライを普通に捕球することができたし。

ジャイアンツでは、偏屈っぽい江川が好きだったし、「ゴーゴー、レッツゴー!ク―ロマティ!」って今でも言っちゃうし、優勝パレードを有楽町まで見に行って最前列で「原さ~ん!!」って叫んでたし。

それがいつの間にか興味がなくなり、ゴルフにハマりだして、その後は結婚して、子どもができて、スポーツ自体にほぼ関心がなくなりました。

そんななかでも、高校野球だけは、テレビをつけると長い時間観てしまいますね。

やっぱり、青春を賭けた1度きりの勝負というのは、胸を揺さぶるものです。

 

今回の慶應、応援の圧がすごいとか、長髪だとか、外野の声がうるさいうるさい。

慶應の応援は、大学生と同レベルらしいので、高校生にはきついとか、OBがしゃしゃり出てきてうざいとか。

それを確かめに行ってきたわけですが、まあ、慶應贔屓である私からすれば、めちゃかっこいい~!でした。

男子校ならではのあの野太い低い声が圧と感じるならば、これはしてやったり。

慶應ワグネル部の合唱を聞いているようなしびれる声援に、「いやありがとう!」と言いたい。

そして、涼しいクーラーの部屋で、ぶちくさ野次っているあなたたち、一度でもいいからあのアルプススタンドで、Yシャツ着て、学ラン着て、ユニフォーム着て、声を張り上げてみてください。

自分たちがいかに愚かであるかを悟りますから。

自分の学校の選手、地元の選手、母校だったり、縁があったりの選手を、あの炎天下で懸命に応援する人たちを、なぜに否定するのか。

応援することを応援します。

応援したいから、声が出る。

それが相手への威嚇?

相手への圧?

相手を野次るような行為や、ルールを逸脱したものでなければ、当たり前の純粋な応援です。

本当に、声を大にして言いたい。

選手も応援席も、一体となって熱くなるのが甲子園でしょ!

余計な声は一切要らないですから。

 

はいはい、軽く吠えたところで。

昨日の話です。

東京7:48発のぞみ。

並び席が取れず、仕方なくグリーン席へ。

グリーン席は、はじめて乗りましたが、席の幅が広くて、フットレストもついていました。

いやいや、乗り心地がいいですね。

おしぼりも配られますし。

 

新大阪には、10:15着。

それから乗り換えをして、甲子園駅に到着です。

これがテレビによく映る、甲子園かあ・・

 

着いたときには、第1試合の最後の回。

とりあえず、いちど席に座ってみたのですが、もう数分で熱くて暑くて退散。

あんなところに、2時間もいるのか・・

大量のタオル、3本の凍らせたペットボトル、サンバイザー、日焼け止め、ハンディファンとうちわ、サングラス。

そしてなにより、家からすっぴんで出てまいりました。

化粧は意味がないことがわかっていたので。

勇気ある選択をしたと思います(笑)

試合前のふたりです。

 

そして、第一試合が終わると、あっという間にアルプス席が入れ替わり、それ以外の席は、そのままいる人、休憩で立つ人、帰る人ととさまざまですが、多くは第二試合まで残っていたようです。

勇者だなあ・・

アルプス席のエール交換、とってもカッコよかったです。

そのあと、選手たちが集まりました。

いよいよ始まります。

 

試合は、前試合のようなビッグイニングもなく、塁に出ても残塁が多く、私的には不完全燃焼でしたが、もしも大量点をどちらかがたたき出していたら、長い試合になるので、観客に優しい試合運びだったのかもしれません。

最後の方になって、ようやく私たちの席も日陰になってきて、試練から解放されました。

甲子園をよく知っている人は、早くから日陰になる中段より上を選んでいるようですね。

グランドに近い方が、臨場感があると思っていましたが、少し高い位置の方が見やすいし、試合の流れもわかりやすいかなと思いました。

 

それにしても、修行というか、試練というか、炎天下の中、じっと座り続けることは、もう私の人生では不要ということで。

これを見てください。

おバカな私は、ここに日焼け止めを塗るのをすっかり忘れていて、今もヒリヒリが消えません。

心も体も皮膚も、死にかけました。

 

パンツもキャミソールもびっちょりでしたが、そのまま駅へ向かいます。

大阪駅でかなり遅い昼食を食べ、またもやグリーン車に乗って、東京へ。

反動なのか、東京駅でまたお腹が空いて、グランスタでステーキを食べました。

プールに入った後のような疲れの中、ようやく帰宅。

いやいや、怒涛の1日でした。

甲子園日帰りって、どうなの?

ちょっと軽く考えすぎていましたね。

 

そうそう、行きの梅田駅構内のトイレだったでしょうか。

こんなすごいのを発見。

これは内側からの写真ですが、トイレのドアが開くと、✖が引っ込んで、〇が残って、外で並んでいる人に、空いているサインを出すんです。

パリでもこういうのを見かけましたが、電気信号化されたサインでした。

それに比べて、これはとてもシンプルで素晴らしい!

脱帽です。

 

さて明日は、決勝戦。

泣いても笑っても、野次られても、明日で終わり。

そして、日本の夏も終わりが見えてきます。

がんばれ、慶應!

がんばれ、高校球児たち!

 

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