塾高、優勝おめでとう!
高校球児、並びに応援団、関係者すべてに、お疲れ様でした!
しかしまあ、後味の悪い107年ぶりの優勝になったものです。
慶應の応援についての批判の数々。
恐ろしいほどです。
慶應出身のマスコミの方とかが、世間の流れに迎合するかのように、応援について私見を述べていますが、私はそんなことは微塵も思いません。
相手がミスして喜ばない応援って、今まで存在したのか。
常軌を逸脱した応援って、野次や暴力があるわけでもない。
逸脱しているのは、その後慶應を狂ったようにコメントで叩きまくっている輩です。
懸命に頑張った球児たちや応援団の学生に、あまりに失礼なこと。
まるで犯罪者扱いですからね。
それを誘導しているのは、マスコミ。
ここ数日、慶應バッシングの記事があまりに乱立するので、調べてみたら、ヤフーニュースの、特にトピックス欄より下の記事って、PV数で報酬が決まるらしいですね。
だから、慶應という文字を入れるだけで、アンチがコメントを書くのに群がり、PV数が増え、記事を書いた人や団体に報酬が流れ混むという仕組み。
慶應という文字だけで、多くの大小の記者や団体が収入を得たわけです。
これじゃ、儲かるためだけの記事となり、人が傷つくことなんてお構いなしになるし、もっと言えばジャーナリズムなんてあるわけがない。
コロナ、ワクチンって書くだけで、多くの人が群がり、コロナを怖がる思いを確かめ合った人たちは、いつまでも同じ場所から動かず、コロナが終わらない日本国が出来上がる。
日本人を支配しているのは、やっぱり拝金主義のマスコミなんだろうなあ。
まあ、ヤフーニュースのトピックスより下の記事の記者を、マスコミと呼んでいいのかわかりませんが。
これに支配されている日本人、目を覚ました方がいいですね。
日本の停滞が、ここに集約されているんだということがよくわかった夏でした。
兎にも角にも、私は応援を応援します。
誰も言わないから・・塾高ナイン、慶應関係者、いい夏をありがとう!
というわけで、パリ3日目のお話です。
~8月5日 土曜日~
「ベルサイユのばら」の舞台である、ヴェルサイユ宮殿へと向かいます。
しかしながら、4年前にサンタモニカの地に立ったときに、桜田淳子の「来て来て来て来て、サンタモニカ~♪」のサンタモニカに、自分が今来ているということが信じられないと、なんとも高揚した気分になりましたが、今回はそういう感慨深いものがあったかというと、そういうのは感じなかったですね。
なんでだろう。
桜田淳子もベルばらも、はるか昔で、同じような時代。
でも、確実に違うことがひとつ。
私の中で、サンタモニカの前情報は何もなかったのに対して、ヴェルサイユ宮殿は情報が常にいっぱいだったということ。
だからなのか・・
ま、そんな分析はどうでもいいこと!
この日は朝から天気がどんよりとしていて、日中は雨も降るという予報。
そしてなにより寒い!
気温は朝は13度ほどで、日中もそれほど上がらないらしくて。
日本とは大違い。
それがわかっていたので厚手のパーカーなども持ってきてはいましたが、寒がりの私は真冬のズボンでよかったし、なんなら朝は手袋もあった方がよかったとさえ思いました。
ヴェルサイユ宮殿には、この日から4日間使用できる「パリミュージアムパス」というチケットを使って入場します。
パリミュージアムパスは、パリの主要な美術館や施設に入場できる、お得なパスポートです。
2日券、4日券、6日券とあり、それぞれ最初に使用した時間からカウントされます。
我が家は4日券を、約73ユーロで、あらかじめ日本にいるときに購入。
まずは前日、凱旋門の上にのぼるために使うはずだったのですが、思ったより息子が疲れていたため、本日のヴェルサイユ宮殿からの4日間となりました。
このパスが、最大にお得に感じる人は、なにしろ美術館巡りが好きな人。
有名どころはじめ、小さな美術館までこのパスで入れます。
そうでない人は、まあ多少のお得感があるのと、いちいちチケットを購入するのに並ぶ必要がない便利さがあるというところでしょうか。
パリの観光施設はどこも混んでいるので、チケットがあるというだけで、時間短縮になることは間違いないです。
パスは現地でも購入できるし、日本人向けの代理店サイトなどでも購入できますが、一番安くて楽なのは、公式サイトで購入できるEチケットです。
スマホにダウンロードして保存しておけば、スマホですべて完結です。
本当にここ数年、すべてがスマホで動いています。
WDWのチケットも部屋のキーも、コロナ禍の出入国も、スマホがすべてです。
どこへ行っても、財布とパスポートと同列で、スマホを無くさないように気を使っています。
朝は、6時半起床。
7時スタートのホテルの朝食を食べに行きます。
私と娘は連続7回、ここの朝食を食べ続けました。
息子は1泊だけ、ここから離れることになっていて、マクドナルドで食べたそうです。
まあ、飽きたといえば飽きましたが、美味しかったので嫌にはなりませんでしたね。
以前も書きましたが、食にあまりこだわっていない私たち。
じゃあどこかでもっと美味しい朝食をという気持ちより、決まり決まった楽な方を選択するわけです。
サラダもパンも、本当においしくて、そしてなによりオレンジジュース。
毎朝必ず飲んじゃいました。
腎臓にも、尿酸値にも悪いので、フルーツもジュースも日本では断っていたんですが、この10日間、限定解禁にした次第(笑)
朝食を食べて、ホテルでUberを呼びます。
日本のJRのようなRERという路線を使って電車で行くのが一般的のようですが、日本で調べていた時に、RERはこの期間ちょうど工事をするようで、利用ができないマークが出ていました。
乗り換えもあって、車と比べても時間がかかりそうなので、もうUberにしちゃおうということで、この日パリ初のUberです。
アメリカではかなり多くのドライバーが居るので、すぐにつかまりますが、果たしてパリではどうなのか。
やはり、なかなかドライバーが捕まらず、数分かかってようやく成立。
金額は29ユーロで、時間は45分ほど。
ドアツードアは本当に便利で、料金があらかじめわかるUberって、本当に安心です。
ヴェルサイユ宮殿は予約制になっていて、我が家は10時の予約です。
列車で行くことを予定していたので、余裕のある10時にしましたが、やっぱり早く着きすぎて、ぶらぶらとゆっくり歩いていきます。
まずははじめに、門に入る前の広場で、太陽王ルイ14世の騎馬像に迎えられます。
この太陽王と呼ばれるルイ14世が、ヴェルサイユ宮殿を建設しました。
太陽王と呼ばれたのは、絶対王政を築いた王だからと思っていましたが、実はバレエを踊れた王、舞台に立ったときに太陽の役を演じたことで、のちに太陽王と呼ばれたということらしいです。
騎馬像を通り、宮殿の金色の門に向かいます。
予約制はコロナ以降のようで、開門は9時。
時間で区切られているので、列はできますが、入場自体はそれほど時間はかからなかったです。
あらかじめチケットがある人は写真の左手の方、黄色いAの入り口に並びます。
我が家もミュージアムパスがあるため、ここへ並びますが、庭園を先に見たい人はその脇から庭園へ行くことができます。
入り口に入ると、セキュリティーチェックがあり、ここでオーディオガイドを有料で借りることもできたのですが、並んでいる人も多かったので、我が家はそのまま借りずに前に進みました。
ガイドがあった方がより詳しく鑑賞できたろうけれど、なにしろ人が多いので、ガイドを聞きながらだと前に進みたくても進めないだろうし、どちらがよかったのか。
まあ、ヴェルサイユ宮殿をただ体感したいというのが目的であれば、ガイド無しでいいと思います。
そうそう、宮殿に入る前に、トイレに行っておこうと思い、脇の建物に入り、トイレのマークを目指して奥へ進もうとした途端、「NON!」と怒られました。
そこでは、軽く食べ物や飲み物を売っていて、どうやらそれらを買わないとダメなようです。
仕方なく、チップスをひとつ購入。
3ユーロ。
約480円のトイレでした。
飲み物は、ペットボトルの水とお茶3本を、毎日ホテルのフロントに預けて、ひと晩凍らせてもらっておいて、朝出かける前にそれを引き取って、保冷ホルダーに入れて持ち歩きました。
軟水の方がお腹に優しいので、大量に日本から持っていっていたので、どこかで水を買うということもあまりありませんでした。
さて、セキュリティーを通過すると中庭に出ます。
すでに小雨が降ってきていて、寒いです。
この日は午後から庭園を自転車でまわるつもりなんだけどなあ・・
この中庭を横切り、右手の建物に入ると宮殿見学がはじまります。
最初のスポットがここ、王室礼拝堂。
正面はパイプオルガンです。
これもガイドがないので、あとから調べて礼拝堂だと知った次第。
今回のパリ旅行、まあ毎回そうなのですが、下調べを全くというほどしていません。
お金のかかるチケットのとり方とかはじっくり調べるのですが、肝心の施設の内容や歴史などは、まるきり真っ白状態で。
これで楽しめるの?ということですが、結構そんな旅行ばかりの我が家。
2度3度行けたら完璧なんですけどね。
とりあえず、一度はなぞってみたというスタンスです。
この礼拝堂を過ぎたあたりから、もう人が多くて多くて。
どこの間へ行っても人混みばかりでした。
20以上の「なんとかの間」というのがあるのですが、まったくもってわかりませんでした。
長くなるので、がんばって撮った写真をもとに、調べながら次回にまた解説していきます。